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スポーツ界が直面している危機は、変革への好機かもしれない・・・ 大自在 八葉蓮華
2008年 12月 24日
スポーツ界が直面している危機は、変革への好機かもしれない・・・ 大自在 八葉蓮華
世界的金融危機は、日本のスポーツ界も直撃した。アイスホッケーの西武、アメリカンフットボールのオンワード、陸上競技のファイテンの廃部や解散が明らかになった。日本オリンピック委員会(JOC)が「打つ手がない」といえば、日本実業団陸上連盟は「チームが半減してもおかしくない」と現実を厳しく受け止める▼日本のスポーツの担い手。それは「学校」であり、「企業」であった。学校のスターが企業チームに進んで活躍する―。この特有ともいえる流れが日本のスポーツを推進してきた▼バブル崩壊後、企業チームの休廃部が相次いだが、今回の世界同時不況の影響はバブル崩壊時を上回る可能性が高いという。となれば、企業とともに歩んできた日本のスポーツ界はいま、まさに最大の危機に直面している▼企業のスポーツ界への進出を社会貢献の一環とする向きもある。が、それはあくまでも表向きだ。スポーツジャーナリストの二宮清純さんは「企業はスポーツを文化として支えてきたのではなく、経営上のメリットがあるから金を出してきたにすぎないのだ」(勝者の組織改革)と断じている。だからこそ、経営が行き詰まればスポーツ活動から撤退することになる▼こうしてみてくると、企業頼みの体質から脱却しなければ、日本のスポーツ界に未来はない。企業に代わる新たな受け皿をどこに求めるか、である▼常々指摘されている地域との連携は、真剣に模索すべき課題だろう。企業だって意識改革し、丸抱え方式から支援に切り替えれば、比較的軽い負担でスポーツ文化の構築に一役買うことも可能だ。日本スポーツ界が直面している危機は、変革への好機かもしれない。 大自在 静岡新聞 2008年12月24日 創価学会※芸能人※タレント※有名人※企業※会館※仏壇※創価学会※八葉蓮華※hachiyorenge
by hachiyorenge
| 2008-12-24 23:00
| 大自在
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