髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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一歩一歩を踏み固めながら前進する1年にしたい・・・  大自在 八葉蓮華
一歩一歩を踏み固めながら前進する1年にしたい・・・  大自在 八葉蓮華

 ヨーロッパの旧石器時代の洞窟画にはもう顔料を使って描かれているというし、日本の縄文時代の遺跡からも骨が出土するというから人間と牛のつき合いはずいぶんと古いのだろう。なんといっても、あの穏やかで寡黙な働き者のイメージが好かれる

 いかにも丑[うし]年らしい静穏な正月明けだった。やっぱり景気の先行きがはっきりしないことが不安心理になっているのだろう。神社の境内は神前に手を合わせる参拝者がいつもよりやや多く、静かに平安を願う時間も心持ち長いような気がした

 きょうの本紙朝刊第2部の表紙に日本画家平山郁夫さんのゆったりと牛の歩む様子を描いた作品が載り、添えられた一文に「一歩ずつ慌てずに、彼方(かなた)を目指して進む牛のようにありたい」とある。本当に一歩一歩を踏み固めながら前進する1年にしたい

 牛の絵といえば昨年、生誕100年の記念展なども開かれ、県内にもファンの多い、旧天竜市出身の日本画家秋野不矩さんも愛着を込めて描き続けた。中でもインドを舞台に濁流の大河を辛うじて顔と角だけを水中から出して対岸を目指す水牛の群れを描いた「渡河」という作品を第一に推したい

 圧倒的に強大で過酷な自然の中のちっぽけな命。水かさが増してくる前に早く渡り切ってほしいけど大丈夫だろうか。今にも沈みそうに見えながら、それでも挫[くじ]けず前に向かう力強さと一途さがひしひしと伝わってくる

 決して「牛の歩み」などと進み具合の遅いことを軽くみてはいけない。ゆっくりでも大地にしっかり足を着けながらあごを上げ、着実に歩を進めようとする姿勢がいい。苦境にある時だからこそどっしりと構える姿勢にならいたい。

大自在 静岡新聞 2009年1月3日
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by hachiyorenge | 2009-01-03 19:11 | 大自在