髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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「想像力」心がけてきたのはどんな色にも染まるカメレオン俳優・・・  正平調 八葉蓮華
 映画用語で、スクリーンの外の空間を「オフ」と呼ぶ。もちろん観客からは何も見えない。だが、作品によっては想像力が刺激され、「オフ」に隠れているものが見えたり、音が聞こえたりする

 俳優の笹野高史さんは、この「想像力」を信じたいと語る。心がけてきたのはどんな色にも染まる「カメレオン俳優」。背景や基調にピタリとはまったまるで風景のような演技が、観客の想像力を一層かき立てる

 淡路の旧一宮町出身の笹野さんは、今引っ張りだこの脇役の一人だ。どの作品も、見終わって思い浮かべるのは、熱演ぶりというよりもすっと溶け込んだシーンそのものである。「キネマの天地」、「パッチギ!」。そして一昨年、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞した「武士の一分(いちぶん)」

 この映画もそうだった。ときどき、セリフが聞き取れなくなるほどの山形弁で、主人公が通う銭湯の常連客を演じた。終盤、作品の情感をぐっと膨らませていく大事な役回りだ。今年の日本アカデミー賞で十冠に輝いた「おくりびと」。昨日、米アカデミー賞の外国語映画賞に輝いた

 人の死をテーマにした映画というと、宗教的な作品を思い浮かべるが、納棺師を主人公にしたこの映画は、私たちの身近な「死」を描く。舞台の山形は、東京でも京都でもない、やはり身近な日本の「地方」。その風景に、笹野さんがピタリと収まる

 米アカデミーの会員が、銭湯の湯船につかり、脱衣場で将棋を指す笹野さんの演技を見つめる。そして笑って、ほろっと泣いて。その光景を思い浮かべるととてもうれしくなる。

正平調 神戸新聞 2009年2月24日

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by hachiyorenge | 2009-02-24 23:57 | 正平調