髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「活字の顔」思っていることや経験を表現することの喜び・・・ 正平調 八葉蓮華
 印刷物の活字には顔がある、らしい。作家の阿部昭さんが「活字の顔」と題する短文で、その表情に触れている

 ここで言う顔とは、印刷会社によって違う活字の特徴を指す。「大日本印刷の印字は、谷崎潤一郎が好んだというが、角張って、押し出しが利いて、『俺を誰だと思ってるんだ』というような趣がある」といった具合だ。阿部さんは活字を見れば、どこが印刷を手がけたのか、分かったそうだ

 活字の顔を見分けることは難しそうだが、手書きの字ならば、こめられた気持ちが胸に響いてくる。先月末、神戸の長田公民館で、識字教室「ひまわりの会」の作品展が開かれた。学校に通えなかった在日コリアン、中国人、日本人のお年寄りが字を覚える教室は、地域の人や神戸大学の学生の支えによって今年の秋、開設十三年を迎える

 大きな字、小さな字、細い字に太い字。共通するのは、思っていることや経験を表現することの喜びだ。「かんこくいって、いとことはかまいりいった」。「よみたいきもちは なんぼでもある」。こんな一文もあった。「字をならっていたら、いろんなことが出てきて頭がむちゃくちゃになりました」

 生きていれば、うれしいこともつらい出来事もある。悲しみや悔しさも、たくさん味わってきた。でも字を覚えることで、世界が広がり、過去と今がつながった。作品の一字一字が、息づかいや勢いを帯びながら、書いた人の「分身」となって訴えかけてくる

 子どもも大人も携帯電話を手放せなくなっているが、メールの文字は、これほどの気持ちを添えてはくれない。

正平調 神戸新聞 2009年3月1日

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by hachiyorenge | 2009-03-01 23:55 | 正平調