髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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柏崎刈羽原発でまた火災「諸人の上に立つ士が何とするぞ」防火教育・・・ 日報抄 八葉蓮華
 切腹の時が迫った白装束の浅野内匠頭は硯(すずり)と紙を求める。春の夕べ、庭先には桜がはらはらと散っていた。「風さそふ花よりもなほ我はまた春の名残をいかにとやせん」

 元禄十四(一七〇一)年三月十四日、赤穂藩主の内匠頭はこう辞世を詠み、相果てた。わが身を散る桜になぞらえ、世を去る無念を吟じたのだろう。新発田藩出身の堀部安兵衛ら、主を失った臣下の悲憤はいかばかりだったか

 翌年十二月、安兵衛らは火消し装束で吉良邸に討ち入った。藩安泰のころ、浅野家は江戸市中の防火担当を命じられ、大火事があれば出動していた。着慣れた服装だし、「何者か」と誰何(すいか)されても「火消し役人」と答えれば怪しまれない

 池波正太郎が小説で書いているが、内匠頭は名だたる火消し上手だった。家来への防火教育が徹底していた。平時でも殿様は地図を広げ、火災で取るべき行動を質問した。家来が返答に窮すると「諸人(もろびと)の上に立つ士(さむらい)が何とするぞ」としかりつけた

 あろうことか、柏崎刈羽原発でまた火災が発生した。中越沖地震後、八件目だ。今回は原子炉建屋という中枢部で起きた。作業員が防火教育を受けていなかったのだから、あきれてしまう

 東京電力は失態のたびに「再発防止に取り組む」と約束したはずである。内匠頭の「諸人の上に立つ士が」という文言を、「諸人の安全を第一に考えるべき原発職員が」と置き換えて猛省してほしい。火消し上手の赤穂浪士の本懐に庶民は拍手喝(かっ)采(さい)した。原発の地元住民は安眠も保証されていない。

日報抄 新潟日報 2009年3月14日
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by hachiyorenge | 2009-03-14 23:58 | 日報抄