髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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汚染米事件「美少年、裏切られた」裏金づくり大義なき悪・・・ 凡語 八葉蓮華
 浄瑠璃の時代物では時として「悪の裏は善」が起こる。敵討ちや一族再興の志の前に立ちはだかっていた人物が終盤、主人公の危機を救う。大義のため、味方をも欺く苦渋の悪だったと観客は知る

 「善の裏は悪」も意外性では同じだが、こちらは興ざめだ。汚染米事件で被害を受けた美少年酒造の社長が、三笠フーズ側との取引で裏金づくりをしていた。それも、三笠の社長本人から手渡しで受け取っていたという

 「裏切られた」と、あれほど非難した相手である。汚染米混入が疑われた四十万本分の酒には塩を入れ、飲めなくしてから捨てた。酒造社長は今、従業員やファンから同じ非難にさらされている

 「美少年」の名は、唐の詩人杜甫が「飲中八仙歌」で詠んだ若者に由来するそうだ。杯を挙げ、青空を見上げる輝くばかりの粋な姿。その金看板は事件で傾き無粋な裏金によって深い傷を負った

 ただ、酒には強みもある。気分よく飲んでいたはずが、いつしか酒が酒を飲み、最後は酒に飲まれてた…。それでも、「酒に罪なし」と考えてしまう。左党の「寛大さ」は広く一致するところだ

 「酒博士」と呼ばれた故坂口謹一郎さんは「日本の酒」(岩波書店)で、酒を日本人の独創力の象徴と受け止め、酒を育てるのは国民大衆でなければと説く。なら、美少年を再び輝かせるには多くの観客が要る。大義なき悪を善に反転できるか、にかかる。

凡語 京都新聞 2009年4月3日
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by hachiyorenge | 2009-04-04 23:57 | 凡語