髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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伝統技術をベースに独自に和洋折衷を目指す棟梁たちの心意気・・・ 大自在 八葉蓮華
 桶の中でイモを掻[か]き回すとイモ同士ぶつかり合い皮がむけてきれいになる。報徳運動に携わる人たちはこの切磋琢磨[せつさたくま]を「芋こじ会」と呼んで活発な議論を奨励した。掛川市にある旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)もそんな活動の拠点になってきた

 木造2階建て、入母屋造り、ケヤキの柱もマツの梁[はり]も、1902(明治35)年から03年にかけ、資金全額を自力で調達し、建設した当時のままといい、きのう、文化審議会が重要文化財に加えるよう塩谷立文科相に答申した

 寺院の本堂を見るよう。建築史上は近代和風(和洋折衷)のはしりに当たり、伝統的な木造建築でありながら「常会[じょうかい]」といって定例の学習会を開くのに使う大広間にシャンデリアを吊ったり、2階にギャラリーやアーチ型の窓を設けるなどそのモダンさに驚かされる

 公会堂の学術調査に当たった、島田市出身で日本建築史の第1人者村松貞次郎さん(東大名誉教授、博物館明治村元館長)が生前、「西洋建築を丸ごと摂取する中央政府と距離を置き、あくまで伝統技術をベースに独自に和洋折衷を目指す棟梁たちの心意気が手に取るよう」と話していたのを思い出す

 考えてみれば日本の近代化も西洋を手本に政府が民衆を引っ張った側面と、政府をあてにせず、民衆自身の意欲を推進力にした側面がある。生活の向上と農村の自立を目指す報徳運動も民衆の取り組む近代化運動だった

 地方にまで手の回らない政府を頼れないなら地方が踏ん張るしかない。生産性を上げる農業技術を学んだり、新しい知識を取り入れたり。公会堂で80畳の大広間に立つと「常会」参加者の進取の気風と熱気が伝わってくるようだ。

大自在 静岡新聞 2009年4月18日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2009-04-18 23:55 | 大自在