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髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇

by hachiyorenge
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「辛抱」「努力」「忍耐」の3つの思いを心に誓い、けいこを続けた・・・ 大自在 八葉蓮華
 夏場所を最後に65歳の定年を迎える元関脇高見山の東関親方が常夏のハワイから来日したのは1964年(昭和39年)2月の真冬だった。19歳のジェシー青年は翌朝、外を見て一面の銀世界にびっくりしたという。日本の寒さはよほどつらかったようだ

 でも、1番つらかったのは、何と言ってもけいこだった。朝は4時すぎから土俵に立った。ある日、ぶつかりげいこがあった。1人の親方が「これで最後」と言ったのに「もう一丁、もう一丁」と20分以上も続いた。「ジェシー、泣いているのか」と言われ、とっさに出たのが「違います。汗です」。「泣くのは格好悪いから」

 戦後初の外国出身力士である。頂点に立つモンゴル勢をはじめ、外国人力士が上位を占める今とは、環境も大違いだった。当時は柏鵬時代で、足長の外国人力士は、注目こそ浴びても「外国人がどれくらいやれるのか」と好奇な目で見られたらしい

 それを跳ね返したのは、好きな言葉にもなった「辛抱」「努力」「忍耐」の3つの思いを心に誓い、けいこを続けたためだろう。現役時代「1番の思い出は苦しかったこと」と言う。それほどけいこをした

 外国人初の幕内優勝の美酒を味わえたのもけいこのたまものだった。引退後は、横綱曙らを育てる親方としての力も発揮した。角界に入って45年余り。「相撲は“彼女”みたいなものだね」。ユーモアあふれる人柄も相撲ファンの記憶に残ることだろう

 東関親方が心血を注いだ部屋は、現役を退いた静岡市出身の元潮丸の小野川親方(31)が継承する。厳しくも陽気な“ジェシー”流指導で、県勢の関取を1人でも多く育てテレビ桟敷を沸かせてほしい。

大自在 静岡新聞 2009年5月29日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
by hachiyorenge | 2009-05-29 23:56 | 大自在