髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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「わしの相撲人生」親代わりとして頼るべき親方・・・ 日報抄 八葉蓮華
 「目から汗が出た」。元関脇の高見山・東関親方が厳しい稽古(けいこ)に泣き、こう強がったのは有名だ。史上初の外国出身関取、大相撲国際化の先駆者である。入門から四十五年、人気者ジェシーも六十五歳となり定年退職する

 地獄のまた割りだった。自伝「わしの相撲人生」に写真がある。親方と兄弟子が両足首を押さえ、高見山を開脚させている。別の兄弟子が背中を全力で押す。一人は腕組みし顔色をうかがう。親方を含め四人で新弟子をいじめたのだ

 痛くて叫ぶと、さらに押された。「スモウ・スピリットには、サディズムが欠かせないのか」と悔しがった。でも、あのまた割りがあったから、巨漢の割に故障が少なく、幕内在位九十七場所の大記録を残せた

 当時の高砂親方は、何より新弟子の心細さが分かっていた。負けが続くと、逃げ出しそうな高見山を呼ぶ。負け越した時の体験を語り、「力を出し切ったら、くよくよするな」と懇々と説く。親方の話が相撲人生でどれほど励みとなったか、高見山は感謝する

 新潟市出身の時(とき)太(たい)山(ざん)が亡くなった時津風部屋の傷害致死事件で、名古屋地裁は当時の親方に懲役六年の実刑判決を下した。「親代わりとして頼るべき親方に人生を奪われた」。相撲界にとっても、これほど屈辱的な判決の言葉はない

 被告の親方は十七歳の少年に、自身の入門時のつらさや黒星が並ぶ苦しさを語り、励ましたことが一回でもあったのか。新弟子は入門すれば、親方を代えることなどできない。親方を信じた両親の悔しさを思うと切ない。

日報抄 新潟日報 2009年5月30日
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by hachiyorenge | 2009-05-30 23:56 | 日報抄