髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「アライブ―生還者―」絶望と餓え。しかし、生きたいという願望と執念・・・ 大自在 八葉蓮華
 学生のころ、この航空機墜落事故のニュースを聞いて2度びっくりした記憶がある。45人乗りウルグアイ機が雪のアンデス山中で遭難。16人が72日ぶりに奇跡の生還。やがて生存者が、先に衰弱しした乗客の肉体を口にして生き延びた真実を明かし世界に衝撃を与えた

 その1972年の惨事を再現したドキュメンタリー映画「アライブ―生還者―」が全国を巡回し上映されている。過酷な体験を辛くも生き抜き、いちどは封印した、ずしりと重い記憶を、よくもここまでカメラに向かって告白させたものだ、と監督の取材力に脱帽する

 絶望と餓え。しかし、生きたいという願望と執念。タブーを冒す躊躇[ちゅうちょ]と生きることを励ます神の声。製作者の思いを極力抑制し、当事者の証言に静かに、謙虚に耳を傾けようとするカメラの姿勢に、同じように取材するものの立場として好感を持った

 全編を通し、人間の備えている尊厳や、困難な中にあって、それを乗り越えようとする精神力、生命力の強靱[きょうじん]さがよく出ている。好奇の目にさらされながらも生還者が本当に訴えたかったのはこの点だろう。監督を信頼して口を開いた理由がわかるような気がする

 シニアボランティアを志願し、南米に赴く友人がスペイン語学習のおさらいにこの映画を鑑賞し、筆者も見るようしきりに薦めてくれた。名画でも大作でもないが、確かに、深く考えさせられる

 県外に出ないと見られないのは残念であり、できればこの先、県内の映画館でも上映計画が出てくるといい。ただし、淡々と語られる証言の迫力からついつい日本語の字幕に引き込まれてしまい、スペイン語の上達には役立たないことを覚悟した方がいい。

大自在 静岡新聞 2009年6月29日
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by hachiyorenge | 2009-06-29 23:56 | 大自在