髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
lotussutra.exblog.jp
 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
カテゴリ
全体
八葉蓮華
大自在
日報抄
凡語
正平調
滴一滴
卓上四季
河北春秋
筆洗/中日春秋
天風録
春秋
未分類
最新の記事
以前の記事
メモ帳
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
故郷を遠く離れ、長ーい旅を続けておりますが、その後の日本は・・・ 日報抄 八葉蓮華
 今月初め、なんとあの「フーテンの寅さん」から暑中見舞いのはがきが届いた。「故郷を遠く離れ、長ーい旅を続けておりますが、その後の日本は、少しは明るくなったかい?(略)二〇〇九年八月 車寅次郎拝」

 映画「男はつらいよ」シリーズのラストシーンあたり、葛飾・柴又にある実家の団子屋によく届いていた寅さんの手紙そのままの不器用で味な金釘(かなくぎ)流だ。ふらりと入った旅先の居酒屋で書いた設定なのか、はがきにはコップの染みもついていて、思わずニヤリとさせられる

 シリーズ第1作が封切りされたのは40年前の1969年8月27日である。暑中見舞いは、主演・渥美清さんの13回忌を迎えた昨年から続く「男はつらいよ」40周年プロジェクトの一環という。映画会社「松竹」の宣伝でもある

 高度成長を経て、豊かさの代償がその先にほの見え始めた時代、シリーズはスタートした。寅さんはお盆と正月には観客の前に帰ってきた。「やっぱり、真面目(まじめ)にね、こつこつこつこつやっていきゃ、いつか、芽が出るんだから」。そんな名言もあった。寅さんのせりふは映画を見る者を励ました

 月遅れのお盆のさなかだ。寅さんのように、帰省はお盆と正月だけという人もいるだろう。昭和はすでに遠くなり、寅さんが生きた時代から世の中はすっかり変わった

 あの「労働者諸君!」に芽が出るどころか、「格差」「ワーキングプア」といった言葉が飛び交う。迎え火を頼りに戻ってきているはずの最愛の人や、今はいずことも知れぬ寅さんはどう思っているだろう。

日報抄 新潟日報 2009年8月14日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2009-08-14 23:56 | 日報抄