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髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇

by hachiyorenge
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派閥の影響力を一切排除する「再生への八策」派閥間の締め付け・・・ 大自在 八葉蓮華
 左ひじに加えて右ひざも傷め、「本当にギリギリまできていた」という。文字通り、剣が峰に立たされていた。結果次第では進退を問われかねない場所だった。が、土壇場で踏みとどまり、横綱・朝青龍が4場所ぶりに優勝した

 土俵上のガッツポーズが、相撲道にもとる―とひんしゅくを買ったのは当然だが、雌伏の時を乗り越え、成し遂げた復活優勝は見事といわざるを得ない。朝青龍は土俵際まで追い込まれながらも徳俵に足をかけ、盛り返してみせた。では、こちらはどうなろう

 1カ月前の総選挙で惨敗し、野に下った自民党がきのう総裁選を行い、24人目のリーダーに谷垣禎一氏を選んだ。自民党総裁選といえば、そのまま日本の総理大臣を選ぶ選挙だったが、今回は違った。野党第1党の党首に就任した新総裁の下、再起を図ることになった

 谷垣氏は64歳。知性派で堅実といわれ、スマートな印象を与えるが、熱血漢でもある。9年前の“加藤の乱”で、当時の森内閣不信任案に投じようとする派閥会長の加藤紘一氏を「あんたが大将だから」と泣きながら制止した逸話を持つ

 自民党は敗戦後、「再生への八策」をまとめ、その中に派閥解消を進め、党運営への派閥の影響力を一切排除することを盛り込んだ。ところが、谷垣新総裁は派閥の領袖であり、今回の総裁選も派閥間の締め付けや分断工作の横行が指摘されている。こうした現実とのかい離が埋まらない限り、再生は空念仏に終わる

 朝青龍はけがを集中力で克服して15日間を乗り切り、賜杯を奪回した。有権者の注視する“土俵”は、小手先のごまかしは利かない。知性派であり、熱血漢でもある新総裁の手腕が問われる。

大自在 静岡新聞 2009年9月29日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
by hachiyorenge | 2009-09-29 23:56 | 大自在