髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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地方文化の揺りかご、華やかなデパートにお出掛けする「晴れ舞台」どう再建するか・・・ 日報抄 八葉蓮華
 懐古趣味も度を超すとみっともないが、デパート体験を話し始めると、どうにも止まらなくなる人がいる。特に50歳代以上、高度経済成長期に小学生だったような世代だ。当時の晴れがましいお出掛けが、上等な思い出になっている人は少なくない

 金沢市に本店のある大和が新潟と長岡、上越の3市から撤退する。売り上げはバブル期から半減していた。そんな切ない知らせに、誰とはなしに語りだす。長岡店に近い旧三島郡出身者は「ラーメンが80円。ソフトクリーム50円。いまもあの味と値段を覚えてる」

 旧北蒲原郡の農家出身の先輩は、初めての外食が大和だった。うれしくて大食堂のにぎわいを作文にした。すると小学校の仲間は「ショクドウって何だ?」。そんな時代だ

 屋上遊園地に目を丸くした。国旗を立てたお子さまランチや、パフェを初めて食べたのは大和か、はす向かいの「小林デパート」(現新潟三越)という新潟っ子は多い。「長靴を履いていると入れてもらえない」。上越店近くで育った妻は子ども心にそう思っていた

 華やかなデパートは地方文化の揺りかごでもある。本社などと二人三脚で文化講座や有名作家展も開く。地元の無名作家が夢見るのは、そこでの初個展という

 郊外の大型スーパーと繁華街のデパートに優劣をつけても仕方がない。ただ、デパートに行くかつての高揚感は、郊外店にはない。便利さと引き換えに現代人が失った最たるものだろう。中心街にお出掛けする「晴れ舞台」をどう再建するか。懐古談に終わらせてはならない。

日報抄 新潟日報 2009年10月16日
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by hachiyorenge | 2009-10-16 23:56 | 日報抄