髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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最優先すべきは、安全向上ではなかった、一度崩れた信用を取り戻すことは難しい・・・ 大自在 八葉蓮華
 ことしは社会派推理小説という分野を切り開いた松本清張の生誕百年記念の年に当たる。清張の代表作に正確な列車ダイヤをアリバイづくりに利用する容疑者と、そのなぞ解きに挑む刑事の心理描写が読者の心をとらえた「点と線」がある

 新幹線も走っていない50年以上前の作品だ。あらためて読み直しても、アリバイに使われる東京駅の場面など、当時から列車ダイヤがこれほど精緻[ち]だとは驚く

 ダイヤをつくったのは、かつては鉄道の世界で「スジ屋」と呼ばれる専門家だが、今はもちろんコンピューター管理の時代である。ただ、どんなに完ぺきな列車ダイヤをつくっても、動かすのが生身の人間である限り、絶対安全はない

 乗客106人と運転士がシ亡した尼崎JR脱線事故(2005年)をめぐって、JR西日本の山崎正夫前社長が、国交省の航空・鉄道事故調査委(現運輸安全委)元委員から公表前の報告書案を受け取り、JR西日本に責任があるとした記述について表現の変更か削除を求めた。「知りたい一念だった」と前社長は釈明した

 あれほどの事故を起こした後でさえ、トップは企業の保身のためにだけ心血を注いだとしかいいようがない。そこに浮かぶのは、なりふり構わぬ人間の姿だ。最優先すべきは、安全向上ではなかったのだろう。意見聴取会の公述人に応募するよう国鉄OBに働きかけるなど会社ぐるみの裏工作も次々に発覚している

 志半ばで人生を断たれた乗客や遺族の思いは、企業擁護の厚い壁にはね返されてしまったようだ。事故調委の元鉄道部会長は「最終報告の内容が曲げられたことはない」と強調したそうだが、一度崩れた信用を取り戻すことは難しい。

大自在 静岡新聞 2009年10月20日
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by hachiyorenge | 2009-10-20 23:56 | 大自在