髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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20年前、壁は崩れ世界は大きく変わったが、東アジアは取り残されたまま・・・ 正平調 八葉蓮華
 フランス革命から200年、ヒトラー生誕100年、第2次大戦の開戦50年、東西ドイツ成立40年。これだけの節目が一度にめぐってきた。欧州の新聞は年頭、「近現代史と向き合う年が始まった」と書いた

 そんな1989年だったが、年末には欧州だけでなく、世界の多くの人が、現代史を目撃した年だったと振り返ることになる。日本では昭和天皇が亡くなった。中国の天安門事件。そして11月9日、ベルリンの壁が崩れた

 20年前の新聞を繰ると、まるで歴史の教科書だ。日々のニュースが歴史上の出来事となっていく。大事なのは、国の指導者の言動ではない。一般の市民の動向である。「上から」ではなく「下から」の突き上げで社会が動いた

 記事にあった東ドイツ市民の声を読み直す。自由を求める声はもちろんだが、仕事を求め、生活の安定を訴える声も決して少なくない。マルクスは人々の生活を重くみたが、東側諸国は人々の不満に押しつぶされた

 翌年、東西ドイツは統一する。野村進さんが書いた「コリアン世界の旅」に、その瞬間を見ようと、ベルリンにやってきた在日韓国人の実業家と女婿の話が登場する。「冷戦構造は崩壊した。なぜ、うちの国はこうならないのか」。歓喜の群衆の中で、2人は悔し涙を流す

 壁は崩れ世界は大きく変わったが、東アジアは取り残されたままだ。2人の男がベルリンで流した悔し涙は、今も乾いていない。

正平調 神戸新聞 2009年11月7日
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by hachiyorenge | 2009-11-07 23:56 | 正平調