髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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勤労感謝の日「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」・・・ 正平調 八葉蓮華
 作家の椎名誠さんに「新橋烏(からす)森口青春編」という自伝風の小説がある。23歳の椎名君が業界紙に就職するところから、物語は始まる

 新聞の求人広告を見て応募する。面接はたった5分、それと作文。手応えがなく、だめかと思っていたら採用通知が来た。会社に行くと社長が言う。「高根君が君を買っていたんだ。文章がいいということでね」。高根氏はめったに会社に来ない専務だ

 小説を彩るおおらかさも、今は遠い。現代の同世代からみれば、冒頭の採用シーンからして、ありえない話かもしれない。何しろ大学生の就職内定率は6割強で、100社近くを回る学生もいる。これでは椎名君のような優秀な人材も埋もれたままだ

 きょうは勤労感謝の日。だが見渡せば「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」とかけ離れた光景が広がる。失業者の数は過去最悪に迫り、仕事に就いても不安定で、将来が見通せない

 勤労感謝の日が制定された1948(昭和23)年の流行語に「ノルマ」がある。シベリアから帰国した人たちが使った。ロシア語では「一定時間でこなすべき作業量」を意味するが、日本では「個人が果たすべき責任量」となった

 今や個人が果たすべき責任は生活や未来にまで及ぶ。勤労感謝の日、多くの人が職に就く難しさをかみしめている。ノルマという言葉に、「社会が果たすべき責任量」という意味を太く書き加えたい。

正平調 神戸新聞 2009年11月23日
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by hachiyorenge | 2009-11-23 23:56 | 正平調