髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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山崎豊子さんの話題作「運命の人」には登場人物のモデルをあれこれ思い浮かべ・・・ 大自在 八葉蓮華
 山崎豊子さんの話題作「運命の人」には登場人物のモデルをあれこれ思い浮かべながら読み進む楽しみがある。名前にヒントがあって分かりやすい。自由党幹事長田淵角造は田中角栄、小平正良は大平正芳…。もちろん、主人公弓成亮太は元毎日新聞記者の西山太吉さん(78)

 37年前、西山さんが沖縄返還に伴う日米密約を裏付ける電文を手に入れたことに絡み国家公務員法違反の罪に問われた公判廷。検察側証人として出廷した吉野文六元外務省アメリカ局長(91)は読者の前に「吉田孫六」として登場する

 沖縄返還交渉の中心的な当事者でありながら国会論戦の修羅場でも、公判廷でも密約を「はい、絶対ございません」と、しらを切り通した吉田局長を作家は容赦なく「大狸」と表現し、狡猾[こうかつ]でしたたかな外務官僚として描いている

 その吉野さんが密約の存否の争われている訴訟の口頭弁論で密約を交わしたことをはっきりと認める証言をした。あるのに、ないという「歴史の歪曲」を許さないという断固たる響きがあり、著者は「狸」のレッテルを撤回する必要があるかもしれない

 突然の心境の変化というより、3年ほど前から少しずつ真相を語り始めていた。内心の葛藤[かっとう]もあっただろうが、法廷で「米側が公表し、いつまでも秘匿はできないという心境になった」と明かし、歴史の審判と向き合おうとする姿勢がにじむ

 国民に背を向けて外交は成り立たない。山崎さんは大作の大団円で、密約に関わったために十字架を背負った「運命の人」に、巡り合わせをむしろすすんで引き受け再出発する宣言をさせている。この力強さの底に流れているのは「国家のうそ」に対する怒りに違いない。

大自在 静岡新聞 2009年12月5日
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by hachiyorenge | 2009-12-05 23:56 | 大自在