髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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想像する、考える「イマジン」頭の上にはただ空があるだけ・・・ 正平調 八葉蓮華
 高村光太郎が詩集「智恵子抄」を出したのは、1941(昭和16)年の夏のことである

 最愛の人、智恵子を亡くし、3年の月日が流れていた。智恵子への愛を通し、人の生を慈しんだ光太郎だったが彼女のシ後、次第に軍国主義に傾倒していく。智恵子の存在は、それほどまでに大きかった

 同じ年の12月8日、光太郎はこう記す。「戦艦二隻轟沈(ごうちん)というような思いもかけぬ捷報(しょうほう)が、少し息を弾ませたアナウンサーの声によって響きわたると、思わずなみいる人たちから拍手が起こる。私は不覚にも落涙した」。この日、日本軍の真珠湾攻撃で日米が開戦した

 日本はすでに、中国大陸で泥沼のような戦争を続けていた。国民生活は限界を迎えている。それでも多くの人が開戦の報に酔った。これから日本はどうなるのだろうか。想像する、考える。そのすべを奪われてしまうことの怖さは、当時も今も変わらない

 米中枢同時テロの年、欧米のラジオでリクエストを集めた曲があった。「想像してみて/国のためにシぬことはない/宗教もない/頭の上にはただ空があるだけ」。ジョン・レノンの「イマジン」だ。12月8日は彼が凶弾に倒れた日でもある

 光太郎も空を見た。「智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ。私は驚いて空を見る」。光太郎の「あどけない話」の一節だ。互いをいとおしみ、平和で幸せだったころの2人の姿がそこにある。

正平調 神戸新聞 2009年12月8日
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by hachiyorenge | 2009-12-08 23:56 | 正平調