髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「生命のある限り希望はある」絶望からは何も生まれない・・・ 大自在 八葉蓮華
 この1年が長く感じられたか、それとも短く感じられたかは、人によってさまざまだろう。年齢や境遇、さらには希望や目的の達成いかんで時間の過ぎる感覚も異なる。仕事が忙しかった人や望みがかなった人は、あっという間の1年だったのではないか

 しかし、ことしに限っては、たぶん「長い1年」と感じた人たちが圧倒的に多かったように思う。それもいつまでたっても抜け出せないトンネルの中で、もがき続けた暗い1年だったという思いの人が少なくないだろう

 世界的な金融不況以降、職を失い、住まいを失った人がいかに多かったことか。中国の言葉に「上に片瓦なく、下に立錐の地なし」とある。辞典によれば、頭の上には屋根がわら一枚もなく、足元には錐[きり]を立てるほどの土地もない。頼りになるものをすべて失いビン乏極まることをいう

 恐ろしいのは、そういう状況が続くと、気力まで失いかねないことだろう。この年末も年越しの“公設派遣村”が都内に設置された。「まさかことしも来るとは思ってもいなかった」。テレビ取材に応じて、30代半ばの男性がぼそっと話した。顔は映さなくても、無念さだけは痛いほど伝わってきた

 昨年末、契約の打ち切りなどで失業し、寮を追われた人々が支援を求めて日比谷公園の「年越し派遣村」に集まった。用意したテントはたちまち収容能力を超えた。あれから1年、再び派遣村で年を越さざるを得ない人たちがいる

 間もなく新しい年が明ける。来年こそ、誰にも再出発の機会が与えられる社会に、と願わずにはいられない。絶望からは何も生まれない。セルバンテスのドンキホーテにある。「生命のある限り希望はある」と。

大自在 静岡新聞 2009年12月31日
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by hachiyorenge | 2009-12-31 23:56 | 大自在