髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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太陽の塔「ベラボーなもの」人類は進歩などしていない・・・ 凡語 八葉蓮華
 あの人なら、この時代をどう語るだろう。今ほど肉声が聞きたいと思ったことはない。岡本太郎さんが逝って、きょう7日で14年。大阪万博で「太陽の塔」が6400万人もの目をくぎ付けにしてから、今年で40年になる

 時は高度成長の絶頂、万博は勤勉な労働力に向け「人類の進歩と調和」をうたう格好の機会だった。「お上のお先棒を担ぐなんて」と周囲は猛反対。そこが太郎さんらしい。そんなに言うならやってやろうと引き受けた

 進歩を誇るべく、地上30メートルに大屋根を造る計画が固まっていた。模型を見るうちに、それを突き破る「ベラボーなもの」、70メートルの人間像が浮かぶ。システムに組み込まれ、全体性を失った現代人へのアンチテーゼだった

 人類は進歩などしていない。太郎さんが、ど真ん中で万博に突きつけた「ノー」に、観客は共鳴する。「命を質に置いても来てよかったねぇ」。あるおばあさんのつぶやきは太郎さんを喜ばせた

 空間メディアプロデューサーの平野暁臣さんによると、太陽の塔は「万博史に刻まれた唯一の異物」(「岡本太郎」PHP研究所)だそうだ。皮肉にもそれだけが残った

 太陽の塔はきょうも変わらず、流れる雲を見つめているだろう。「平気で己を開き、野放図にふくらむ精神が現れてきたら…私の万国博への賭けは大成功だ」と、全存在をぶつけた太郎さん。あの覚悟に、時代はまだ追いつけない。

凡語 京都新聞 2010年1月7日
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by hachiyorenge | 2010-01-08 23:56 | 凡語