髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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春よ春。ちらとのぞいた幸せに、思わず笑みがこぼれる・・・ 正平調 八葉蓮華
 雪がちらつく街頭で、花屋のスイセンが強い香りを放つ。白い清楚(せいそ)な花ながらつんつんと鼻を刺激する香りである

 スイセンの花言葉は「うぬぼれ」。自意識過剰で、「私に恋して」と訴えるような芳香も、寒い日には心強く感じられる。冬の扉を押し開けて、春へと導いてくれるようだ。きょう3日は節分。あすは、暦の上で春が訪れる立春である

 春よ春。与謝野晶子は「二月の街」と題する詩で呼びかける。「街に来てゐる春よ春/横顔さへもなぜ見せぬ」「春よ春/そなたの肌のぬくもりを/微風(そよかぜ)として軒に置け」。スイセンの香りのようなきつい口調は、強く焦がれる気持ちの裏返しだろう

 昨年、2月3日に新たな記念日が加わった。「絵手紙の日」である。そう聞いて、今年届いた絵手紙の年賀状を取り出す。笑うトラの顔とともに「笑門来福」の文字が躍る。再就職で、ハローワークに通う友人からだった。春よ来い。そう願いながら朗報を待つ

 ここには一足先に春が訪れたようだ。子どもたちの笑顔が広がる。昨夏の豪雨で、大きな被害を受けた兵庫県佐用町の町立久崎保育園が半年ぶりに再開した。ピアノの音に重なる歌声が、奔走した人たちに「ありがとう」と告げている

 「春よ春/おお、横顔をちらと見た」。詩人は胸を躍らせる。笑う門には福来る。ちらとのぞいた幸せに、思わず笑みがこぼれる。そんな春が、多くの人に訪れますように。

正平調 神戸新聞 2010年2月5日
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by hachiyorenge | 2010-02-03 23:56 | 正平調