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市民感覚を生かした「強制起訴」の議決も、全面可視化も全国で初・・・ 凡語 八葉蓮華
2010年 02月 23日
兵庫県明石市の歩道橋事故(2001年)で、元明石署副署長が検察審査会の議決によって「強制起訴」されることになり、神戸地裁が検察官役に指定した弁護士3人が準備を進めている
うち1人は裁判官出身で、松山家裁所長を最後に退官した安原浩さん(66)。かつて大津地裁に勤務し、信楽高原鉄道とJR西日本列車が衝突した信楽事故の裁判長を務め、刑事判決を言い渡した 信楽裁判は途中から担当。現場検証は済んでいたが「実際に現地を見ることが大事。前任の裁判官が行ったからといって、自分は見ないで間接的にやるのはいかん」とあらためて検証した。現場を大切にする人である 今回、「検察審査会の願いを反映させたい。裁判官の経験が生きるならば」と引き受けた。強みは証拠の評価だ。検察が不起訴にした捜査を再検討し、足りない証拠を集める 安原さんは長年心がけてきた被告、被害者双方に「納得してもらえる」ような取り組みをしたいという。一方、補充捜査の進め方や内容については起訴するまで明らかにしないと語る 関係者によると、取り調べの全過程を録音、録画する全面可視化を行うとみられる。一部の可視化にとどまる現在の検察捜査のあり方に風穴をあける取り組みだ。市民感覚を生かした「強制起訴」の議決も、全面可視化も全国で初。安原さんら3人が法廷にどんな新風を吹き込むのか見つめたい。 凡語 京都新聞 2010年2月23日 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
by hachiyorenge
| 2010-02-23 23:55
| 凡語
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