髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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毎日を新鮮な気分で過ごすには締め切りに追われるぐらいがちょうどいい・・・ 日報抄 八葉蓮華
 年度の変わり目が近い。手持ちの仕事にけりをつけ、後任に引き継ぐ。異動や転勤を控え、暦とにらめっこしながら、最後の業務に追われている人もいるはずだ

 仕事や宿題の締め切りはプレッシャーになるけれど、一方でその効用も見逃せない。ここまでと期限が決まっていれば少々の無理は利く。終わりがあると思うから耐えられる

 本県を含む全国各地に残る「八百比丘尼(びくに)」伝説は、「シ」という人生の締め切りを手放してしまったことの悲哀を描いている。人魚の肉を食べ、永遠の若さと命を得て何百年も生きた娘が尼となり、最後には世をはかなんで自ら命を絶つ

 子どものころに八百比丘尼の伝説に感心し、いまは日々締め切りを意識せざるを得ない身としては政界が別世界に思える。鳩山政権のこれまでの歩みを振り返れば重要政策の決定期限はあってないようなものだし、先送りしてもそう気にしているように見えない

 唯一、政治家が神経をとがらせているのは7月の参院選という締め切りだろう。民主党も自民党も世論にらみの内輪もめが続く。八百比丘尼は不老長寿を手にして一人残される寂しさを味わい、政治家は選挙を過ぎても何とか生き延びなければともがいている

 コラムニストの山本夏彦さんが「世は〆切(しめきり)」という一文を残している。「そこにいるものはずうっといると思うように我々は出来ているが、むろん誤りである」。安定思考への戒めだろう。毎日を新鮮な気分で過ごすには締め切りに追われるぐらいがちょうどいいのかもしれない。

日報抄 新潟日報 2010年3月29日
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by hachiyorenge | 2010-03-29 23:56 | 日報抄