髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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人心が荒廃した世相と乱れる政治「妖精」が消えてしまった国・・・ 大自在 八葉蓮華
 120年前の4月、後年小泉八雲と名乗るラフカディオ・ハーンが横浜に着いた。朝の大気はやや青味を帯びて澄み渡っている。西の山並みのはるか上空に、富士山頂を見た。「頂だけが夢のように目に映る」と、感動を書き残している

 ハーンは初めての日本の町に人力車で繰り出す。「青い屋根の下の家も小さく、青いのれんを下げた店も小さく、青い着物を着て笑っている人々も小さい…目の届く限り、幟(のぼり)がはためき、濃紺ののれんが揺れ…」(「東洋の土を踏んだ日」から)

 米国の新聞社の契約記者だったハーンは、感嘆しながら「小さな妖精の国」をルポしている。明治23年の日本。横浜には外国人が増え、通訳やコックなどを養成する専門会社ができ、7月には前年公布された大日本帝国憲法に基づく衆議院初の総選挙があった。まだちょんまげの議員もいたそうだ

 泳ぎの好きなハーンは同30年夏、松江時代の本県出身教諭に案内されて焼津を知り、最晩年まで6度の夏を過ごすことになった。念願の富士登山もした。本県とかかわったのを機に、生命の根源や霊魂を深く探求した数々の傑作を生みだしている。そんなハーンだからこそ、明治の日本を「妖精の国」と直感したのだろう

 今年は生誕160年、来日120年という区切りの良い年だ。ひ孫の小泉凡さんが住む松江市などゆかりの地でさまざまな記念行事がある。ハーンが今の日本を見たらどう思うか

 開発され尽くし、精霊の好む自然や美しい闇が消え、人心が荒廃したかのような世相と乱れる政治。「妖精」が消えてしまったかのようなこの国を、ただの「小さな国」とルポでつづられるのは寂しい。

大自在 静岡新聞 2010年4月2日
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by hachiyorenge | 2010-04-02 23:56 | 大自在