髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「われに五月を」さわやかなはずの季節が騒々しい・・・ 正平調 八葉蓮華
 新緑、若葉、風薫る…。5月を表す言葉はさわやかだ。春は寒暖の差が大きく日照時間も短かったが、気象庁によると、今月は全国的に晴れの日が多いらしい

 5月というと詩人・歌人の寺山修司が思い浮かぶ。「二十才 僕は五月に誕生した/僕は木の葉をふみ若い樹木たちをよんでみる」。「五月の詩」と題された作品は今もみずみずしい。寺山は5月生まれではないが、春の訪れが遅い青森で育ち、この季節がとりわけ好きだった

 こんな詩や短歌などを収めた第1作品集を出したのは21歳のときだ。ネフローゼのために19歳で入院し、当時は生とシの境をさまよっていた。寺山の才能を惜しんだ編集者が短い一生の記念に、と出版社にあっせんし、千部が発行された

 「われに五月を」。生きたいとの寺山の叫びのような書名だ。願い通りに新たな「命」を得た寺山は、その才を一気に開花させ演劇、映画、評論、作詞など多彩な分野で活躍する。そして、駆け抜けるように47年の生涯を閉じた

 くしくも27年前の5月に亡くなった。三回忌にこの本が復刊され、寺山の母は「五月に咲いた花だったのに散ったのも五月でした」の言葉を寄せた

 今「われに五月を」と叫びたいのは、この国の首相かもしれない。米軍普天間飛行場移設問題を月末までに決着させるとし、窮地に立っている。こちらは「5月危機」が現実味を帯びる。さわやかなはずの季節が騒々しい。

 正平調 神戸新聞 2010年5月1日
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by hachiyorenge | 2010-05-01 23:56 | 正平調