髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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電子書籍もいいが、書店での予想外の発見や出会いも・・・ 日報抄 八葉蓮華
 歌舞伎座が建て替えのために閉場となった4月末、新潟市の中心部で小さな古書店が幕を閉じた。その歴史は歌舞伎の殿堂に負けない60年以上だったというから、名残を惜しむファンも多かったに違いない

 閉店の数日前、見納めを兼ねて古本を買いに行った。店じまいを告げる紙が張られたガラス戸を引いて中に入ると、天井に届きそうなほどの書籍が、縦に横にと背表紙を並べて壁となり、街のざわめきを遮断する

 奥から聞こえてくる会話-。店主と、おそらくは常連さんが交わす書籍談議を聞くともなく聞けば、四方をくすんだ紙の壁に囲まれたこの空間が、人と書物だけでなく、人と人の出会いの場でもあったことにあらためて気付く

 古書といえば長岡市出身で、東京を拠点に古書を目録販売した「弘文荘」の故反町茂雄さんが知られる。車に例えれば中古車に相当する「古本」、クラシックカーのような希少価値がある「古書」、さらに文化財としての「古典籍」のうち、特に古典籍で大きな業績を残した

 反町さんは書を目録にまとめ、詳しい解説と写真を付けて提供するという手法を確立した。反町さんが見いだした藤原為家「土佐日記」写本は後に国宝となり、戦後最大級の発見とされる

 反町さんは書籍を通じて幅広い人脈を築いた。それがあったからこその大発見なのだろう。電子書籍もいいが、書店での予想外の発見や出会いも大事にしたい。歌舞伎にも3Dソフトが登場するだろうが、歌舞伎座横にあった行列のできるそば店の味は再現できまい。

日報抄 新潟日報 2010年5月4日
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by hachiyorenge | 2010-05-04 23:56 | 日報抄