髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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絶妙なバランスが崩れれば「愛鳥週間」みんなちがって、みんないい・・・ 凡語 八葉蓮華
 ふとした香りや音は季節感を呼び起こす。例えばせっかちな夏日にやかれ、むせるような草いきれがそう。早朝からかまびすしいオオヨシキリも初夏を告げる。愛鳥週間がきのう始まった

 ヨシ原に住み「ギョギョシ、ギョギョシ」の鳴き声から「行々(ぎょうぎょう)子」の異名を持つ。その仰々しさも、縄張りをより広く雌にアピールするが故。〈月やさし葭切(よしきり)葭に寝しづまり 松本たかし〉。一夜ごとに暑さが増す時だ

 琵琶湖などでは復元も進むが、全国的にはヨシ原が減り、繁殖に影響が出ている。住の危機は食と直結する。ハエなどの虫や水生昆虫は土壌や水質と深くかかわるからだ

 絶妙なバランスが崩れれば、子は栄養を十分に与えられず、巣立ちはしても東南アジアまでの数千キロの渡りには耐えられない。日本鳥類保護連盟専門委員の西台律子さんは「オオヨシキリは、ツバメとともに『生物多様性』の象徴」と指摘する

 人間本位で言えば、生物多様性を自然の恵みとして受け取っている。海や陸の幸ばかりではない。それは宗教や科学、芸術も生んだ。森林資源は木や紙の文化を育て、その光合成や呼吸が大気の成分を整え、水も蓄える

 一つ一つの種は失われれば再生しない。だからこそ、生命の尊厳は揺るぎない。「すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい」と詩人の金子みすゞが歌ったように、冗舌なオオヨシキリもいい。

凡語 京都新聞 2010年5月11日
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by hachiyorenge | 2010-05-11 23:00 | 凡語