髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「奈良の古寺と仏像」展、天変地異に対し、祈るのは今も昔も変わらない・・・ 日報抄 八葉蓮華
 薄暗い大きな展示室に黒光りする姿が浮かび上がる。凜(りん)とした空気に、思わず手を合わせた。きょうから長岡市の県立近代美術館で中宮寺の国宝・菩薩半跏像が特別公開される。一足早く内覧会で拝見した

 なぜこうも厳粛な気持ちになるのだろう。歳月の重みがひしひしと伝わってくる。飛鳥時代の作、1300~1400年という時間の流れの中で、人々を見守り続けてきた。静かで控えめな容姿に心が安らぐ

 まぶたを軽く閉じている。すっと通った鼻筋、口は両端が少し上がり、ほほ笑んでいるように見える。古典的微笑(アルカイックスマイル)と呼ばれる性別すら超越したような表情が神秘的だ

 半跏の形は、右足をひざから横にして左ひざの上に置く。右腕は右ひざのところでひじを突き、手の中指が右ほほをそっと指している。ポーズこそ似てはいるが、ロダンの有名な「考える人」の力強さとはまた違う。人々をどうしたら救えるのか沈思する。「神々しい」という形容は、こういう姿をいうのだろう

 肝心なのは、これが単に美術品ではなく、中宮寺のご本尊だということだ。魂が宿る信仰の対象である。奈良、東京以外のお出ましは本県が初めて。長岡にいる間も毎朝、開館前にお勤めがなされるという

 今回の「奈良の古寺と仏像」展での公開は、中越地震、中越沖地震という度重なる震災に見舞われた県民を慰め、励まそうと、日野西光尊門跡が英断してくれた。人の力ではどうにもならない天変地異に対し、神仏に祈るのは今も昔も変わらないのだ。

日報抄 新潟日報 2010年5月25日
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by hachiyorenge | 2010-05-25 23:56 | 日報抄