髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「キャンドルナイト」一年で一番短いその夜をロウソクの明かりで過ごす・・・ 正平調 八葉蓮華
 「暑い」と口にしても、暑さが消え去るわけではない。そうと分かっていても声に出てしまう。それが梅雨特有の蒸し暑さだ。「たゞあつし起(おき)てもゐてもころんでも」(正岡子規)

 モンゴルに留学した知人の話を思い出す。草原はこの時季、日本より強い日差しが注ぐ。ところが日陰は驚くほどひんやりしている。空気が乾いているからだ。日本に来たモンゴル人は「暑い」とこぼすが、それは身にまとわりつく湿気のせいである

 「梅雨期になるとまるで水蒸気の函(はこ)の中に万象がつかってしまう」。詩人の金子光晴はそう書く。それでも日が雲に隠れると、風がつかの間の涼を運ぶ。ここしばらくは雨の日が続くそうだが、にわか雨で急に冷え込むこともある。空模様には注意した方がいい

 商店街を歩いていると、道端にロウソクが並んでいた。ペットボトルを切った容器の中で小さな炎が揺れる。きのうは夏至だった。一年で一番短いその夜をロウソクの明かりで過ごす「キャンドルナイト」が、今年も各地で行われた

 夜、電灯を消すと闇が迫る。クーラーを消すと蒸し暑さが押し寄せる。それが夏だとかみしめる。1年かけて太陽の周囲をめぐる地球の動きを、あらためて想像してみる夜である

 一夜明けて、きょうからは夜が徐々に長くなる。月の光もさえざえとその輝きを増していく。寝苦しい夜が続くが、時には移ろう自然と向き合って過ごすのもいいか。

 正平調 神戸新聞 2010年6月22日
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by hachiyorenge | 2010-06-22 23:56 | 正平調