髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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姫路城の城下町、夏に涼感を演出する音として生活に溶け込む・・・ 正平調 八葉蓮華
 夏の音は郷愁を感じさせる。せみ時雨、打ち上げ花火、寄せては返す波。聞くうちに、子どものころの記憶がよみがえる

 姫路城の周辺に、城下町のたたずまいを残す一角がある。「キン、キン」と硬質な音が通りに漏れる。金づちで熱した玉(たま)鋼(はがね)をたたく、「火箸(ひばし)風鈴」を生む音だ。軒先につるすと澄んだ音色と余韻が、夏に涼感を演出する音として生活に溶け込む

 同じ城下町に最近、音の新顔が加わった。甲高い汽笛のような音色。ほとんど聞かれなくなった「豆腐ラッパ」である。誘われるように家々から人が顔を出す。豆腐を載せたリヤカーの周りに人だかりができる

 豆腐といえば専門の店や八百屋の軒先で、なみなみと張った水の中でゆらゆら揺れていた記憶がある。最近はそんな光景も少なくなりつつあるが、たつの市の武内食品が、昔ながらの商いを城下町の一角で復活させた

 主な卸先だった八百屋の閉店が相次ぎ、窮地に陥った。そこで軽トラックによる行商へと転換する。これが当たった。出店した姫路の店から半径3キロ以内はリヤカーで回るようになり、昔を懐かしむお年寄りらが待っていてくれる

 客の反応が直接届くようになり、つくり手のこだわりも自然と深くなった。創業100年の店は、今年から播磨地方に伝わる在来種を自家栽培した大豆での豆腐づくりにも挑戦する。音色と滋味が夏の記憶として城下町に受け継がれていくだろうか。

 正平調 神戸新聞 2010年7月27日
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by hachiyorenge | 2010-08-01 23:10 | 正平調