髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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目に見えるものと見えぬもの、どちらが欠けても戦争を理解することはできない・・・ 凡語 八葉蓮華
 「おなすのみそしる きゅうり、おなすのしほづけ麦ごはん」「おなす、うりのたいたん うりどぼづけ 小麦ごはん」。請求書の裏に色鉛筆で描いた毎日の暮らし、そして朝昼晩の献立が小さな字でつづられている

 京都市学校歴史博物館(下京区)の「学童集団疎開の記憶」展で見た少女の絵日記だ。展示は市民や学校、児童を受け入れた寺院が保管してきた資料を集め、集団疎開の実相を浮かび上がらせる

 京都市は、1945年1月の馬町空襲を機に集団疎開を決めた。3月から約7カ月間、計1万5730人の子どもたちが丹波や丹後地域の寺院や教会で合宿生活を送った

 疎開申込書などの書類も興味深いが、写真や手紙、日記が胸に迫る。勉強や農作業をとらえた写真や絵は、笑顔が多い。「ふとりました」「元気です」。家族あての便りにもけなげな言葉が躍る

 生命力に満ちた子どもたちのことだ。その笑顔に偽りはないのかもしれない。だが、手紙には検閲印が見える。親恋しさに夜泣きしたり、脱走事件の逸話も残る。質素な食の克明な記録には、さみしさを紛らわす少女の懸命な姿がにじむようだ

 近年、戦争の体験者が、写真や文に残せずにいた感情や記憶を吐露している。目に見えるものと見えぬもの。どちらが欠けても戦争を理解することはできない。戦後65年、高齢者が胸の内を明かす重みを受け止めて心に刻む夏にしたい。

凡語 京都新聞 2010年8月5日
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by hachiyorenge | 2010-08-10 23:21 | 凡語