髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「朝比奈大龍勢」ゆったりとした時間の中で過ごすのも悪くない・・・ 大自在 八葉蓮華
 刈り取った稲の束を天日干しする「はざかけ」はめったに見られなくなったが、この時季、田んぼ道を歩けば、はざかけの風景が自然に脳裏に浮かぶ。日の光をたっぷり浴びた稲わらの懐かしいにおいまで鼻腔に満ちてくるから不思議である。半世紀も前のことでも、幼き日の原体験は忘れがたいものだ

 田んぼが私たちの心を引きつけ、なごませてくれるのは、長い歴史の間に人の手と、自然の営みとによって見事に調和してきたからではないか。先週末、藤枝市岡部町で行われた「朝比奈大龍勢」は、そんな田んぼが会場だ。刈田のあちこちで車座になり、杯を傾けながら大龍勢に歓声をあげる。その風景もまた人と自然が織りなす祭りと言っていいだろう

 戦国時代ののろしが起源ともいわれる朝比奈大龍勢は長さ15メートルを超える竹に火薬を仕込んでロケットのように打ち上げる花火。龍勢が最高の高さに達したころ、連星や花傘といった美しい飾りを出す

 長くて太い竹をしならせ、色とりどりの飾りを散らしながら里山に下りてくる。その姿は飾りを吐きながら舞う竜にも見える。2年に1度の大龍勢は地域ごとの「龍勢連」と呼ばれる組織が主役だ。火薬の配合などは連の先輩から後輩へ口伝で受け継がれており、それぞれ“秘伝”の龍勢でもあろう

 十数年前から気心の知れた仲間と、会費を出し合い、“自前”の龍勢を打ち上げている。多彩な色を放ちながら、時間をかけて夜空に舞った美しい龍勢に、万歳の歓声はひときわ大きかった

 何でも速さが“売り”の時代だからこそ、たまにはゆったりとした時間の中で過ごすのも悪くない。そんな朝比奈大龍勢である。そして里の秋は深まっていく。

大自在 静岡新聞 2010年10月19日
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by hachiyorenge | 2010-10-22 01:01 | 大自在