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聞こうとしない人、聞く意志のない人・・・ 大自在 八葉蓮華
2008年 07月 10日
澄んだ音色が涼しさを感じさせるのかどうか分からないが、風鈴が心地よく響く季節になった。少し離れた場所からも明瞭に聞こえてくる。鈴のように澄んだ声で話したい。喉頭がんなどで喉頭を摘出し、発声が困難になった人たち(喉摘者)の、そんな願いを支援する県内の団体に静鈴会がある▼声帯以外の発声方法で言葉を身につけ、社会復帰できるように支援していく。1つに喉頭の代わりに食道を使う発声方法がある。空気を鼻や口から食道内に取り入れ、その空気を逆流させながら食道入口部の粘膜のひだを振動させるのだそうだ▼「(胃から上がってくる)げっぷをア・イ・ウ・エ・オなどの言葉に代える、と考えてもらえれば」。会長の池上登さん(72)=藤枝市=から聞いた。池上さんの言葉は大きくはないが、実によく分かる。長い間の訓練でこつをつかみ、粘膜のひだを鍛え上げたのだろう▼術後、退院した池上さんは、自宅で愛犬にえさをあげようと食器を前に出して「お手」「よし」と言った。が、愛犬は後ずさりするばかりだったという。自分では話しているのに、言葉が音声になっていないため、愛犬には聞こえなかったのだ。その日から懸命の訓練が始まった▼喉摘者はどうしても家に閉じこもりがちになり、人前では黙ってしまうことが多いという。訓練を積んでもスピーチコンテストの直前になると、降りてしまう人がいる。しかし先日のコンテストでは降りた人は1人もいなかった。全員が黙ることより話すことを選んだのだ▼池上さんは思う。「私たちの声は聞こうとしない人、聞く意志のない人には聞こえない」と。障害のある人すべてに共通する思いだろう。
大自在 静岡新聞 2008年7月10日 八葉蓮華、Hachiyorenge
by hachiyorenge
| 2008-07-10 01:01
| 大自在
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