髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「戦争っていやね」・・・  正平調 八葉蓮華
「戦争っていやね」・・・  正平調 八葉蓮華
北島康介選手の二冠連覇を伝える五輪中継からチャンネルを変えると、画面に黒柳徹子さんの「徹子の部屋」が映った。ゲストは俳優の小沢昭一さんだった◆小沢さんは十六歳で海軍兵学校に入った。病に伏せる父親が自転車で体を支えながら、駅まで見送りに来てくれた。「踏切のところに立ってて。これが忘れられねえんだな、今でも」。いつもは軽妙なやりとりの黒柳さんと小沢さんが涙声で語り合う。「戦争っていやね」「いやだ。あれだけはいやだよ」◆きょう十五日は終戦の日。あの戦争の記憶は列島各地に刻まれている。戦争や平和をテーマにした博物館・資料館は、世界中で百十あまりを数えるそうだが、半数以上が日本にある。数の多さに、あの悲劇を繰り返してはならないという決意と戦後六十三年の平和の重みを感じる◆神戸の市立中央図書館を訪れると、十七日までの日程で戦災資料が展示されている。児童書のコーナーには「戦争・平和を考える本」の案内とともに、「ガラスのうさぎ」や「火垂(ほた)るの墓」などの著作が並ぶ。各地の図書館で、同じようなコーナーが設けられていることだろう◆神河町の中村区ではきょう、徴兵された住民が戦地から区長に送った百十一通の手紙が初めて公開される。尼崎では先日、九十四歳の今も従軍体験を語り続ける和歌山の本多立太郎さんが講演し、「戦争は別れと死。いいことなど一つもない」と声を上げた◆戦争は人生を狂わせる。語りが、資料がそのことを伝え続けてきた。「戦争っていやね」「あれだけはいやだよ」。涙声が耳に残っている。

正平調 神戸新聞 2008年8月15日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-15 20:42 | 正平調