髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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盛りだくさんのスポーツの話題・・・  正平調 八葉蓮華
盛りだくさんのスポーツの話題・・・  正平調 八葉蓮華
オリンピックに高校野球、首位を走る阪神タイガースと盛りだくさんのスポーツの話題に、暑い夏がますます熱く感じられる。ついでに、とスポーツを描いた小説を何冊か読みふけった◆「部活小説」と呼んだ方がいいだろうか。定番の野球だけでなく、いろんな競技に触れられて面白かった。箱根駅伝を舞台にした三浦しをんさんの「風が強く吹いている」はチームの人物が魅力的に描かれている。誉田哲也さんの「武士道シックスティーン」は剣道で、けいこや試合の描写が細かい。「メーン」のかけ声も、こう書かれると耳に響いてくるようである。「ンメアァァーツ」◆水泳の飛び込みや女子応援団をテーマにした作品は映画化されて話題を呼んだ。文化部も負けていない。長嶋有さんの「ぼくは落ち着きがない」の主人公は図書部員だ。高校生の文学談議は興味深く、スポーツ小説にないのんびりとした時間の流れがまた、心地よい◆当然のことながら「部活」は集団で繰り広げられる。小説では人に交わり、化学変化のようなものが体の中で、心の中で起きる様子をていねいに追いかける。なるほど、人は一人では生きていけない◆作家の古井由吉さんのエッセーに読書体験を書いた一文がある。「芥川龍之介の『或(あ)る阿呆(あほう)の一生』であったか。」と書き始め、小説の主人公が洋書店でボードレールの詩集を読みふけって漏らした一言に、思わず引き込まれた経験をつづる。「人生は一行のボードレールに如(し)かない」◆書き手のたくらみにはまり、人の生のはかなさを知る。また一冊、また一冊。手が伸びる。

正平調 神戸新聞 2008年8月22日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-24 15:29 | 正平調