髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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世の中に無神経ほど強いものはない・・・  凡語 八葉蓮華
世の中に無神経ほど強いものはない・・・  凡語 八葉蓮華
「元幕臣でありながら、新政府から爵位を受けるなどとは何事か」。明治二十四年、福沢諭吉が論文「痩(や)せ我慢の説」で勝海舟を批判した▼勝の答えが名言として今に残る。「行蔵(こうぞう)は我に存す、毀誉(きよ)は他人の主張」(出処進退は自分で決める。他人が知ったことではない)。勝には、強固な自負心があった。「江戸城無血開城をはじめ、命がけで維新の嵐に立ち向かった私の苦労が評論家ごときに分かるものか」▼おととい辞任表明した福田康夫首相は、勝の「行蔵は…」を座右の銘としてきた。政権投げ出し批判の嵐に、勝の名言を胸中でつぶやいたのだろうか。民主の非協力に公明の離反、支持率の低迷。私の心労がだれに分かる…▼限界と見た時、権力に執着せず恬淡(てんたん)を旨とするのが福田首相の哲学だ。ただ、恬淡は薄情につながる。出処進退の潔さにとらわれ、国民の苦しみに向ける思いが乏しかった。トップリーダーとして勝のような「命がけ」の覚悟がほしかった▼安倍晋三前首相に次ぐ二回連続の政権投げ出しは自民党政治への有権者の信頼を失墜させた。身を呈して自公政権の延命を図るつもりが政治空白を生み、逆に状況を一層困難にしてしまった▼勝は「世の中に無神経ほど強いものはない」(氷川清話)とも言っている。ひ弱ならひ弱で、無神経に徹すれば開ける道もあったろう。真に強いリーダーを欠く日本政治はどこへ向かうのか。

凡語 京都新聞 2008年9月3


八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-09-04 15:44 | 凡語