人気ブログランキング | 話題のタグを見る
髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
lotussutra.exblog.jp
 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇

by hachiyorenge
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
メモ帳
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
大相撲こてんごてん・・・ 中日春秋 八葉蓮華
大相撲こてんごてん・・・ 中日春秋 八葉蓮華
もう、相手に倒されかけていて、とても立ち直るのは無理。こういう状態を相撲では「死に体」という▼きのう、日本相撲協会の北の湖理事長が辞任した。ロシア人の兄弟力士露鵬、白露山の大麻問題が最後のひと押しとなり、ついに土俵を割った形だけれど、協会の責任者としては、既に以前から「死に体」になっていたような気がする▼角界にこれほど不祥事が多かった時代もないのではないか。ここ二年ほどでも、露鵬のカメラマンへの暴行、横綱朝青龍の“ずる休み”問題、前時津風親方らが逮捕された力士の暴行死事件、大麻所持容疑による若ノ鵬の逮捕…。どこで引責してもおかしくないような事態続きだった▼精密検査でも大麻陽性反応が出た二力士はなお吸引を否定しているが、解雇という重い処分になった。協会側の危機感の表れだろうが、相撲はもはや通り一遍の危機感では済まない、文字どおりの土俵際にきている▼武蔵川新理事長の下で出直しを図るが、これ以上何かあれば、国技自体が「死に体」になりかねない。まずは、十四日から始まる秋場所だ。ファンはどんな反応を見せるだろう▼江戸時代の名横綱稲妻雷五郎は俳句をよくしたという。半藤一利著『大相撲こてんごてん』によれば、こんな辞世を残した。<稲妻の去りゆく空や秋の風>。残念だが、角界の秋空には稲妻が盛んに走っている。

中日春秋 2008年9月9日

八葉蓮華、Hachiyorenge
by hachiyorenge | 2008-09-09 19:56 | 筆洗/中日春秋