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病気と貧困を背負いながら猛スピードで進む高齢社会・・・ 大自在 八葉蓮華
2008年 11月 17日
病気と貧困を背負いながら猛スピードで進む高齢社会・・・ 大自在 八葉蓮華
看護師の数などでうその申告をした健康保険法違反容疑で先日、とうとう事務長まで逮捕されたあとの東伊豆町奈良本、療養型病床併設の静和病院で、なお新しい患者の入院があると聞く。いや、実は4月に下田署の家宅捜索を受けた後も続いてきた▼聞いてみれば患者の大半は東京都内など首都圏に住所を持つ高齢者で、認知症などの病気を抱える人たちだという。生活保護を受ける人も多い。はっきりとは分からないが、年回りからいって苦難に満ちた戦後を生き抜いてきた人たちだろうと想像する▼以前に勤めていた看護師から聞いた話だと、身なりや栄養状態からホームレスだったと想像される患者もいる。どんな事情か分からないが、天涯孤独のまま都会の片隅でついに生活に立ち往生、急病を得て入院し、その後に転院してきたのだろうか▼全国の生活保護世帯はこの10年間にざっと2倍近くに増えた。その半分近くは高齢者であり、9割近くが医療扶助を受けている実態もある(「厚労省社会福祉行政業務報告」)。静和病院の療養病床こそ、病気と貧困を背負いながら猛スピードで進む高齢社会の最先端部を肥大化して見せている▼むろん、看護師など健康保険法などで決められた医療体制を整えないまま患者を受け入れる病院の責任は重い。まずその責任が明らかにされるべきなのは当然だ。しかし、それだけでいいのか▼身寄りもなく、収入もなく、生活保護費を受けながら療養しようとする、今の社会の中でも恐らく最も立場の弱い層に属す高齢者を、その住まう地域の中に受け入れる先を用意できないまま、縁もゆかりもない伊豆半島へと漂わせる医療とか福祉とはなんだろう。 大自在 静岡新聞 2008年11月17日 八葉蓮華、Hachiyorenge
by hachiyorenge
| 2008-11-17 10:35
| 大自在
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