髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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寒さが募るほどに甘みとうま味を増す・・・  正平調 八葉蓮華
寒さが募るほどに甘みとうま味を増す・・・  正平調 八葉蓮華
但馬の冬の特産品「岩津ねぎ」の出荷が始まった。長さ約一メートルで直径約三センチ。細ネギが好まれる関西では珍しい太ネギ系の品種で、寒さが募るほどに甘みとうま味を増す◆その誕生秘話が面白い。産地の朝来市岩津地区は旧生野銀山に隣接する。江戸時代、ここを管理する幕府代官所の悩みは、鉱山労働者の冬場の野菜供給だった。そんなある日、所用で京都に出かけた役人が、厳冬下で青々と育つ九条ネギを目にした。その種子を譲り受け、岩津で栽培したのが始まりという◆ネギは疲労回復効果がある硫化アリルという成分を含む。銀山の活気を支える食品として重宝されたようだが、昭和初期、農業試験場但馬分場で一つの試みが始まる。当時はまだ細かった岩津産のネギと、関東産の太い千住ネギを掛け合わせる品種改良だ◆九条と千住。東西を代表するネギの交配がなぜ行われたのか。地元の食文化に詳しい関係者はこう推測する。「鉱山には全国から労働者や技術者が集まるが、運営上の一番の問題は文化の違いだったのではないか。関東出身者を中心に太ネギを食べたいとの要望が相当あったはず」◆誕生した東西折衷型の岩津ねぎは、太ネギの形ながら葉も柔らかく、白根はもちろん葉の先端までおいしく食べられる。さらに大雪や霜に遭うと、葉の内側に独特のとろみを宿し、甘くとろけるような味をかもし出す◆初物を口にするのが楽しみだが、残念なことにここ数年、とろみをたっぷりと含んだ一品になかなか当たらない。単なる偶然なのか、それとも、進む温暖化が影を落としているのか。

正平調 神戸新聞 2008年11月25日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-11-25 11:15 | 正平調