髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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カテゴリ:大自在( 133 )
世界最大の自動車市場「そっくりでショー」模倣車が堂々とスポットライト・・・ 大自在 八葉蓮華
 昨年のことだが、中国で、日本の多くの地名が農産物や工業製品の商標に使われている、と日本貿易振興機構(ジェトロ)が発表し、各地の自治体に注意を呼びかけたことがあった。商品に府県や政令市の名称を付けることで、日本のブランド力にあやかろうとの狙いがあったようだ

 例えば、全国で名の知られたリンゴやナシ、ミカンにしても厳しい産地間競争を経て育った特産品だからこそ価値があり、誰もが認めるようになる。それを特産地の名称だけいただこうとは、まさに中国由来の四字熟語「羊頭狗肉」ではないか、といささかあきれてしまったことを思いだす

 しかし今回はあきれたというより、中国政府の権威が問われることになりはしないか。開幕中の上海モーターショーで、日本や英国のメーカーのデザインを模倣したとみられる中国製乗用車が複数展示されているという。テレビで報道していたが、確かによく似ていた

 ロールスロイスの担当者が「こんな模倣は世界でも見たことがない」と苦笑いしたそうだから、外見はたぶん同じに見えたのだろう。模倣品は珍しくない国だが、本物が展示されている近くで、模倣車が堂々とスポットライトを浴びているモーターショーはどこか不思議だ。「そっくりでショー」とでもサブタイトルが付いていなかったかどうか

 中国はことし1月の新車販売台数で米国を上回り、世界最大の自動車市場になった。世界に影響力を発揮しつつある大国が模倣に寛大な国と見られてはこけんにかかわろう

 膨大な努力や無駄を重ねた末に実った“果実”をかすめとられては公平ではない。「創造は難しく、模倣はやさしい」(コロンブス)のである。

大自在 静岡新聞 2009年4月23日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2009-04-23 23:55 | 大自在
伝統技術をベースに独自に和洋折衷を目指す棟梁たちの心意気・・・ 大自在 八葉蓮華
 桶の中でイモを掻[か]き回すとイモ同士ぶつかり合い皮がむけてきれいになる。報徳運動に携わる人たちはこの切磋琢磨[せつさたくま]を「芋こじ会」と呼んで活発な議論を奨励した。掛川市にある旧遠江国報徳社公会堂(大日本報徳社大講堂)もそんな活動の拠点になってきた

 木造2階建て、入母屋造り、ケヤキの柱もマツの梁[はり]も、1902(明治35)年から03年にかけ、資金全額を自力で調達し、建設した当時のままといい、きのう、文化審議会が重要文化財に加えるよう塩谷立文科相に答申した

 寺院の本堂を見るよう。建築史上は近代和風(和洋折衷)のはしりに当たり、伝統的な木造建築でありながら「常会[じょうかい]」といって定例の学習会を開くのに使う大広間にシャンデリアを吊ったり、2階にギャラリーやアーチ型の窓を設けるなどそのモダンさに驚かされる

 公会堂の学術調査に当たった、島田市出身で日本建築史の第1人者村松貞次郎さん(東大名誉教授、博物館明治村元館長)が生前、「西洋建築を丸ごと摂取する中央政府と距離を置き、あくまで伝統技術をベースに独自に和洋折衷を目指す棟梁たちの心意気が手に取るよう」と話していたのを思い出す

 考えてみれば日本の近代化も西洋を手本に政府が民衆を引っ張った側面と、政府をあてにせず、民衆自身の意欲を推進力にした側面がある。生活の向上と農村の自立を目指す報徳運動も民衆の取り組む近代化運動だった

 地方にまで手の回らない政府を頼れないなら地方が踏ん張るしかない。生産性を上げる農業技術を学んだり、新しい知識を取り入れたり。公会堂で80畳の大広間に立つと「常会」参加者の進取の気風と熱気が伝わってくるようだ。

大自在 静岡新聞 2009年4月18日
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by hachiyorenge | 2009-04-18 23:55 | 大自在
「よみがえる黄金文明展」東欧や中欧への関心は増す一方・・・ 大自在 八葉蓮華
 最近は東欧や中欧への観光が人気を集める。殊にドナウ川流域のハンガリーやルーマニア、ブルガリアが注目されている。ドイツ南部を源に東へオーストリア、バルカン半島を横切って2840キロ、9カ国を潤しながら黒海に注ぐ大河は多様な文化をはぐくんできた

 県立美術館で始まった「よみがえる黄金文明展」もドナウの産物だ。肥よくな大地から文明の十字路ともいわれたブルガリアの古代を彩る金銀の製品は、世界遺産となったトラキアの遺跡群から発掘されている

 世界史の教科書も覇者に焦点を当てがちで、埋もれた史実にはなかなか目を向けないものだ。トラキアの名も神話の世界とされて、第二次大戦時に偶然見つかった遺跡を端緒に学術調査が入ったのも、つい近年の事である。東海大チームの寄与も大きい

 ブルガリアといっても、ヨーグルトか琴欧洲関かと思いつくのが精いっぱいだが、ハンガリーやルーマニアとともに日本との外交再開は50周年。ともに経済力も乏しく小国とはいえ高い教養と文化、中世の街並みにも人柄にも感嘆させられるものがある

 中でもハンガリーとの交流は140年を数える。明治維新時の岩倉使節団が訪れたのが、ハプスブルク家が支配したオーストリア・ハンガリー帝国。それ以前の古伊万里にならったヘレンド磁器も隆盛で、日本とは親戚民族、共通国境をといった言い回しもあるほどだ

 東西の冷戦が終息し、EU加盟もあって東欧や中欧への関心は増す一方だけに、お国柄も探って見聞を広げたい。「よみがえる黄金文明展」は5月15日まで。文字をもたなかったため歴史に埋もれてしまったトラキアの人々の歩みを知る絶好の機会だ。

大自在 静岡新聞 2009年4月12日
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by hachiyorenge | 2009-04-12 23:55 | 大自在
「挑発、瀬戸際戦術」北の1年間の食糧難を解消できるミサイルの発射費用・・・ 大自在 八葉蓮華
 飢餓に苦しむ北朝鮮の人々の心の叫びを刻んだ脱北者の詩集が昨年、韓国で出版され、その後日本でも翻訳出版(晩聲社)された。本紙にも載ったが、その題名に衝撃を覚えた読者もいたのではないか

 今から10年前、宣伝活動に従事していた朝鮮労働党のエリート作家が平壌の市場で目撃した光景を素材にひそかに書きため、その後韓国に亡命した。題名は「わたしの娘を100ウォンで売ります」。彼女は憔悴していた その紙を首に掛けたまま 幼い娘を横に立たせたまま 市場に立っていた

 あんたの娘ではなく 母性愛を買うのだと ある軍人が100ウォンを与えると その金を持ってどこかに走って行った 娘を売った100ウォンで パンを買って慌ててかけ寄り、別れる娘の口に入れ 許してくれ! 慟哭していた その女は。概略、そんな内容の詩である。100ウォンは当時のコメ約1・2キロの値段だという

 北朝鮮が「人工衛星」だと主張し、強行したミサイルの発射費用について、韓国の大統領府高官は推定としつつ3億ドル(約300億円)前後だと語り、こう続けた。3億ドルは昨夏の価格でコメ100万トンに相当し、北の1年間の食糧難を解消できるはずだ、と

 時折、漏れてくる北朝鮮の映像を見れば、飢餓は今も進行中だろう。ごみをあさる子どもたちの姿には言葉もない。しかし強盛大国をまい進する北朝鮮にはミサイルをパンやコメに変える気などさらさらないようだ

 挑発行為による瀬戸際戦術は北朝鮮の常とう手段と言ってもいい。挑発に乗れば、北の思うつぼである。「恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかほかにはない」(アラン)。ここは冷静に、と思う。

大自在 静岡新聞 2009年4月7日
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by hachiyorenge | 2009-04-07 23:56 | 大自在
体力的にも精神的にも「まだまだ」会社に定年はあっても人生に定年はない・・・ 大自在 八葉蓮華
 動物本来の能力や行動を引きだす「行動展示」という方法で、入園客の心をつかんだ北海道旭川市、旭山動物園の園長小菅正夫さん(60)が定年退職し、きのう名誉園長に就任した

 「私たちは“通訳”みたいなもの」と話し、ホッキョクグマが間近で見られる観察用の窓など展示に独自の工夫を凝らしてきた。今後も、動物の息遣いや温かさを伝える通訳として一層の活躍を期待したい。今は小菅さんのような団塊世代が定年を迎えている。きのうから第二の職場に赴任、また第二の人生を歩み出した定年退職者も多いことだろう

 60歳定年と言っても年齢の感覚は以前とはずいぶん違う。「40歳は青年の老年期であり、50歳は老年の青春期である」(ユーゴー)という言葉があるが、今の時代ならその年齢に10歳から20歳足しても違和感はないのではないか

 体力的にも精神的にも、「まだまだ」という意識のまま、定年後の長~い人生を過ごしていくことになる。当分、現役の気分が抜けない人も多いに違いない。定年で身は地域に置いても心ここにあらず、という人もいるだろう。現役時代の日々と、今後の暮らしのことと、定年組にはさまざまな思いが交錯する陽春だ

 一足早く第二の人生を歩む62歳の知り合いは現在、自治会長や若者の就労支援など4つの“仕事”をこなしている。つきあう仲間も現役時代とはがらっと変わって、いい刺激を受けているそうだ。「現役の時に定年後をイメージトレーニングしておくといいね」。知り合いは言った

 定年後の人生が長いほどイメトレは大事だろう。でも、こう思えば気も楽になる。会社に定年はあっても人生に定年はない、のだから。

大自在 静岡新聞 2009年4月2日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2009-04-02 23:57 | 大自在
規律の緩んだ役所「農水省」調査する相手に予告する・・・ 大自在 八葉蓮華
 調査する相手に予告する手口はどうもこの役所の十八番[おはこ]のようだ。農水省が勤務時間内に給料を受け取りながら無許可で労働組合活動に従事する職員の「ヤミ専従」を実態調査。ちゃっかりと労組側に事前に調査日時を伝えていたことが明るみに出た

 そればかりか、142人の職員にヤミ専従の疑いのあることを把握しながら、調査に当たった秘書課長が報告書を改ざん。報道用にヤミ専従を48人に抑えた文書をつくり、取材にうその説明をしていたことが分かり、おととい更迭された

 立ち入りは出し抜けにやってこそ不意討ちをくった相手が狼狽しぼろを出す。昨年表ざたになった汚染米問題でも地方農政局や農政事務所は業者の保管倉庫を検査するのに前もって日時を連絡していた。これではとても不正転売を見抜けない。いくら専従を調べてもヤミはゼロと出るわけだ

 農水大臣官房秘書課といえば省内の中枢だし、秘書課長はエリート官僚の登竜門とされる「官房三課長」の一角を占め、局長、次官の出世コースにも乗っている。改ざんは単に課長個人の判断だったのかどうか

 秘書課長とともに更迭された同課の幹部は取材にどう対応するか、事前に方針を上層部に報告していたといい、石破茂農水相は「遺憾とか、再発を防止するとか、通り一遍の言葉では済まない」という意気込みを全省の徹底調査で見せてほしい

 それにしても農水省はわずか40%にまで落ちた食料自給率を引き上げる課題を抱え、コメの生産調整(減反)の見直しをはじめとする農政改革に乗り出そうという矢先。ヤミだの、改ざんだのとすっかり規律の緩んだ役所に大事な政策を任せておいて大丈夫だろうか。

大自在 静岡新聞 2009年3月28日
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by hachiyorenge | 2009-03-28 23:56 | 大自在
消費者庁設置法案がようやく審議入り、消費者の安全で安心な生活が待っている・・・ 大自在 八葉蓮華
 さあ、動き出すぞ―と思ったが、どうもそうすんなり行きそうもない。消費者庁設置法案がようやく審議入りしたが、成立までにひと悶[もん]着もふた悶着もありそうだというのだ

 ギョーザあり、ウナギあり、コメあり…。昨年1年間に発生した食品偽装事件は16件で、警察庁が統計を取り始めた2002年以降で最多を数えた。利殖商法に代表される資産形成事件の摘発は22件に上り、一昨年を10件上回った。こうした数字からも、拡大する一方の消費者被害の実態が浮かび上がる

 消費者をいかに守るか。その視点から生まれたのが消費者庁構想で、福田前内閣は最重要課題に掲げていた。ところが、麻生内閣に代わって状況は一変した。直面する経済危機対策に押され、消費者庁設置法案は提出されたものの、昨年9月以来、たなざらしになっていた

 半年を経て、満を持すかのようにスタートラインに立った。が、政府案と対案の民主党案との隔たりは大きく、修正協議の難航は避けられそうもない。消費者保護を担う消費者庁を内閣府の1組織に、というのが政府案なら、民主党は内閣から独立した「消費者権利院」設置を主張する

 互いに譲らず修正協議が長引けば、総選挙をめぐる政局にのみ込まれ、再びたなざらし状態になる恐れだって、十分ある。衆院本会議では「ぶつかって成立しないのが1番困る」との声も出た。となると、泣くのは消費者である

 産業振興優先から消費者の権利擁護への転換を図るための新組織。それが消費者庁であり、政府も民主党も設置の目的は一致している。ならば、着地点を探り合うことだ。その先に消費者の安全で安心な生活が待っている。

大自在 静岡新聞 2009年3月23日
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by hachiyorenge | 2009-03-23 23:55 | 大自在
視界不良「春がすみ」黄砂の日本への飛来が増えている・・・ 大自在 八葉蓮華
 きのうの昼、車で出かけようとした際、窓が黄色っぽい粉じんにうっすらと覆われているのに気付いた。黄砂が今年初めて県内で観測されたのはおとといだが、気象台によると見通せる距離を示す尺度であるきのうの視程は8キロと、おとといの半分弱。ということは飛散量が倍近いことになる―と、車の窓の粉じんに納得した

 黄砂は主に3月から5月にやって来る。だから、春を告げる現象かと思うと、そうでもないらしい。気象庁に問い合わせると、黄砂は中国大陸の砂漠地帯の砂が強風で巻き上がり、偏西風に乗って飛来してくるが、春限定ではない。秋にも飛んでくるというのだから、気象条件次第ととらえるべきなのだろう

 ただ、山々などの遠景がかすみに包まれる現象は春ならでは。「春がすみ」は、その情景を的確に言い表している。文部省唱歌の「朧[おぼろ]月夜」は「菜の花ばたけに入り日薄れ…」と、春の風情を歌う。が、朧月夜も黄砂のなせる業としたら、春の宵をめでてばかりもいられない

 中国大陸の砂漠化は深刻だ。無計画な開墾や放牧が拍車をかけ、比較的海に近くというのに砂漠化が進んでいるところさえある。当然、黄砂の日本への飛来も増えている

 気象庁は1967年からの黄砂観測をデータ化している。それによると、2000年以降、観測日数の増加が目立ち、以前の年間30日程度から、ここ10年はおおむね40日を数えている

 黄砂の影響で、おとといもきのうも透視度は落ちた。が、かすみがかかるのは山並みや街並みだけにしてほしい。どうも、西松建設の巨額献金事件の行方が気になる。視界不良の日が増えたからといって、追及がかすんでしまうのはご免こうむりたい。

大自在 静岡新聞 2009年3月18日
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by hachiyorenge | 2009-03-18 23:57 | 大自在
「もらえるものはもらう」“心の景気対策”笑顔の連鎖に期待・・・ 大自在 八葉蓮華
 「そりゃあ、うれしいよう」。全国に先駆けて定額給付金の支給を始めた雪国の村で、給付金を受け取った住民の笑顔の表情が映像を通して伝わってきた。「いつもより豪華な刺し身を食べたい」。ささやかな喜びと思うかもしれないが、生活実感の伴う声は胸に響く

 不景気風にあおられて何かと渋い顔が目立つだけに、笑顔は暗い気分を和ませる、いわば“心の景気対策”だ。各地で笑顔の連鎖に期待しよう。麻生内閣が景気対策の目玉にしようとした定額給付金だが、くるくる変わる麻生首相の発言もあって世間の評判はひどいものだった

 貯蓄に回って景気対策にはつながらないと断言する専門家がいた。2兆円をばらまくなら、最も必要な医療や福祉などに集中して使うべきだ、という考えの人たちが多かったように思う。「受け取らない」と宣言した人もいた

 しかし支給が決まったことで、給付金目当てに多くの業界が動き出した。県内には総額590億円規模の現金が支給されるそうだ。少し前本欄でも取りあげたように支給を待ち望む多くの人たちがいる。一方で、定額給付金に異論がある人も「もらえるものはもらう」考えのようだ

 県内には、通常より大幅割引で宿泊できる「定額給付金プラン」を企画した温泉地や、特典付きの商品券発行を検討している地域もある。批判はあってもカネに変わりはない。業界のたくましさだ

 ならば“善は急げ”だが、県内の大半の市や町は4月以降に支給がずれ込む見通しだという。事務負担が大変なことは分かるが、1日でも早い支給をお願いしたい。家計が助かるという人たちのことを忘れてはなるまい。県内にも笑顔の連鎖を、と思う。

大自在 静岡新聞 2009年3月13日
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by hachiyorenge | 2009-03-13 23:58 | 大自在
「水木しげるの妖怪道五十三次展」鬼太郎一行の妖怪が旧東海道を旅して歩く・・・ 大自在 八葉蓮華
 平安期の絵巻物、また中世の御伽(おとぎ)草子や奈良絵本、そして江戸期の洒落(しゃれ)本や黄表紙、読本(よみほん)…どれも文字の手助け、また文字を読めない人々の手助けとなってきたものだ

 殊に江戸期は、恋川春町や山東京伝の戯作に歌川豊国や葛飾北斎らの絵が付いた読本が人気を得た。木版画の独特な表現の味わいは、現代の漫画や劇画につながっているという論評もある

 中でも北斎は私たちが知る「富嶽三十六景」とは別に、地獄や幽霊、妖怪など異界とされる幻想世界にも思い切った筆をふるっている。辻惟雄著「奇想の江戸挿絵」(集英社新書)には山田意斎と組んだ読本「釈迦御一代図会」も紹介されて、幽霊画の円山応挙や長沢蘆雪と肩を並べて勇躍とした構成が圧巻だ

 異界を題材にした現代の代表格は60年代後半から人気を博した漫画「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズだろう。ゲームやアニメ、ドラマにも引っ張りだこ。昨年の映画化であらためて関心を引いたが、作者水木しげるさんの故郷・鳥取県境港市には地域おこしに成功した「水木しげるロード」がある

 駅前のアーケード街800メートルでは妖怪たちのブロンズ130体がお出迎え。妖怪街灯もあって、夜の散歩は異界そのもの。記念館や妖怪広場、またグッズショップや鬼太郎茶屋、鬼太郎焼きパン、鬼太郎バスも人気を集めている

 きょう8日から4月19日まで、菊川市の常葉美術館で「水木しげるの妖怪道五十三次展」が開かれる。北斎も手がけ、安藤広重筆で世界に知られた「東海道五十三次」をもじって、水木さんが2年がかりで描いた異界の展覧だ。鬼太郎一行をはじめ300体もの妖怪が旧東海道を、遊びごころたっぷりと旅して歩く。

大自在 静岡新聞 2009年3月8日
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by hachiyorenge | 2009-03-08 23:58 | 大自在