髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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検察審査会(検審)の存在がクローズアップされている・・・ 大自在 八葉蓮華
  “民意”が検察の判断に「待った」を掛けた。小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入問題をめぐる事件で、検察審査会(検審)が不起訴になった小沢氏について「起訴相当」と議決した。不起訴に対し、市民団体が国民目線に立った判断ではない―と審査を申し立て、検審が審査を進めてきた。検審を構成するのは市民の代表11人である

 昨年5月21日、裁判員制度がスタート。同じ日、改正検察審査会法が施行され、検審の議決が法的拘束力を持つようになった。それまで、起訴相当としても、起訴されないことも少なくなかったことから、民意はどこへ―の声も出ていた

 ここへきて、検審の存在がクローズアップされている。9年前に11人がシ亡した兵庫県明石市の花火大会事故で、当時の明石署副署長が今月20日、在宅起訴された。これは強制起訴すべきとした検審の議決に基づくものだった

 おとといは、鳩山由紀夫首相の資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件に関して議決した。首相に対する検審が下した判断は「不起訴相当」で、首相サイドは安どの表情だったとか。だが、その表情もすぐ引き締まったはずだ

 検審は決して“シロ”と認めたわけではなかった。証拠不足ゆえの不起訴相当だった。さらに、政治資金規正法の不備を鋭く指摘して改正されるべきと迫り、首相が提出した上申書の内容については、素朴な国民感情として考えがたいと断じた

 起訴相当の議決は、11人中8人以上の賛意が必要だ。小沢氏の場合は11人全員の答えが一致した。検審総意の議決は、民意を代弁したものでもあるというのに「意外だ」と小沢氏。永田町の住人に、やはり民意は理解できないのか。

大自在 静岡新聞 2010年4月28日
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by hachiyorenge | 2010-04-28 23:56 | 大自在
「発明の日」首から上を働かせれば無限の富を生み出す・・・ 大自在 八葉蓮華
 トーマス・エジソンは84年の生涯に1300件もの発明を重ねている。白熱電球や電話機、蓄音機…どれも大量生産・大量消費の道を切り開いて、彼の発明がなければ人類史は100年遅れていたと例えられるのもうなずける

 計り知れない努力から生み出されたひらめきは11日に1件のスピードだったとはじく物好きもいるが、「首から下で稼げるのは1日数ドルだが、首から上を働かせれば無限の富を生み出す」と言い放ったエジソンの姿勢を保障する制度、特許権があってこそだったろう

 その1世紀前、科学史にも足跡を残した政治家ベンジャミン・フランクリンは自らの処世訓「彼は富を所有しているのではなく、富が彼を所有しているのである」の下に避雷針や遠近両用眼鏡など一切の発明を社会に還元して、汗の代価を求めなかった

 かたや発明王、こなた建国の父として2人の名は米国史にくっきりと刻まれるが、国内では自動織機の豊田佐吉や養殖真珠の御木本幸吉、さらに高峰譲吉や池田菊苗、鈴木梅太郎らが10大発明家として、毎年4月18日「発明の日」に顕彰される

 ついでと言ってはならないが、日本点字を考案、点字器・点字ライターも開発して普及に尽くした石川倉次の歩み、乳酸菌飲料の開発者三島海雲が説いた国利民福の精神も思い出したい。社会貢献とは何か、あらためて考えさせられる

 世界の特許出願件数は矢継ぎ早である。内容も高度化・複雑化して、やれ中国躍進、やれIBMトップと国別企業別ランキング争いも激しく、国際摩擦も顕著になってきた。安全安心な暮らしをもたらす発明にもスピードが求められる時代は存外に、穏やかでないのかもしれない。

大自在 静岡新聞 2010年4月18日
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by hachiyorenge | 2010-04-18 23:56 | 大自在
庶民の視線を忘れず、子らを愛し、貴賎を超えた平等・・・ 大自在 八葉蓮華
 「…かまどには火気[ほけ]吹き立てず 甑(こしき)には蜘蛛(くも)の巣かきて 飯(いい)炊(かし)くことも忘れて…」とヒン窮問答歌で歌う山上憶良の視線が妙に身近に感じるのは、「ヒン困」が身の回りに忍び寄って来ているからか

 憶良は702年、33年ぶりという遣唐使に抜てきされて数年間唐に渡り、天平時代を生きた。57歳でようやく下級官吏となったが、庶民の暮らしの哀感を見詰めヒン困や生老病シを歌にして万葉集に名を連ねた

 日本の子どもの7人に1人がヒン困家庭に生まれている。厚労省が昨秋、経済協力開発機構(OECD)の2006年ヒン困率報告書を基に示した。日本のヒン困率は同機構加盟の30カ国中4番目に高い

 先週は生活苦を示す複数の調査結果が報じられた。東京私大教連の家計負担調査によると、首都圏を中心とする私立大では09年度入学生(自宅外通学)への仕送り額が9年連続で減り、1986年の調査開始以来最低になった。家賃を引けば生活費は平均3万円余り。入学費用まで含め9割以上の家庭が重い負担を感じている

 厚労省の推計調査では、全国で229万世帯が生活保護の基準を下回る低所得で暮らしている。前後して総務省がまとめた調査では、フリーターが09年178万人と前年より8万人も増えた。正社員の採用を絞り込む企業の雇用環境が厳しく6年ぶりに増加に転じた

 「銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむにまされる宝子に及(し)かめやも」マズしかった憶良はさらにヒン窮する庶民の視線を忘れず、子らを愛し、貴賎を超えた平等を主張したようにみえる。古代の政治家や官吏を含む万葉歌人らは、憶良の歌を受け入れ後世に残した。ヒンしても鈍せぬ温かい思いが国にほしい。

大自在 静岡新聞 2010年4月13日
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by hachiyorenge | 2010-04-13 23:56 | 大自在
大型連休「休暇分散化」観光産業を中心に経済の活性化・・・ 大自在 八葉蓮華
 今年は「帯祭り」の名で親しまれている「島田大祭」の3年に1度の開催年に当たる。その300年以上の歴史を誇る秋祭りが、まだ春なのに話題を集めている。景気浮揚のための休暇分散化制度導入を打ち出した観光庁の実証事業の一つに選ばれたからだ

 大奴が木太刀に華麗な帯を下げ、味わい深いスタイルで練り歩く島田大祭。今年は10月9、10日の土日と11日の体育の日の3連休に開催される。だが、実証事業では祭りにかかわりの深い地域の小中学校は8日も休日にして、4連休にするのだという

 ゴールデンウイークなどの大型連休を地域別に分散化し、観光産業を中心に経済の活性化につなげる。休暇分散化にはそんな狙いがあり、2007年に観光立国推進基本法に盛り込んで検討が始まった

 実証事業は、いわば社会実験であり、全国8事業が対象になった。各事業ごとに経済効果や家族での休みの過ごし方といった内容を分析し、実験結果を基に休暇分散化制度導入へ議論を深めていくという。その先には当然、祝日法改正がある

 大型連休は新たに創出するのではなく、現在の国民の祝日を活用して、地域ごとにずらして設定する。10年前にハッピーマンデーとやらが登場して以来、敬老の日や成人の日などが年ごとで異なり、その存在感は希薄になっている。大型連休のために祝日法が改正されるとなると、祝日の本旨は完全にどこかへ飛んでいってしまいそうな気がする

 休日を分散させることによって、人が動きやすくなり潜在化していた内需が掘り起こされると読む。しかし、懐具合を考えれば、大型連休だからといっても横目で見ているしかない。そんな声も聞こえてくる。

大自在 静岡新聞 2010年4月7日
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by hachiyorenge | 2010-04-07 23:56 | 大自在
人心が荒廃した世相と乱れる政治「妖精」が消えてしまった国・・・ 大自在 八葉蓮華
 120年前の4月、後年小泉八雲と名乗るラフカディオ・ハーンが横浜に着いた。朝の大気はやや青味を帯びて澄み渡っている。西の山並みのはるか上空に、富士山頂を見た。「頂だけが夢のように目に映る」と、感動を書き残している

 ハーンは初めての日本の町に人力車で繰り出す。「青い屋根の下の家も小さく、青いのれんを下げた店も小さく、青い着物を着て笑っている人々も小さい…目の届く限り、幟(のぼり)がはためき、濃紺ののれんが揺れ…」(「東洋の土を踏んだ日」から)

 米国の新聞社の契約記者だったハーンは、感嘆しながら「小さな妖精の国」をルポしている。明治23年の日本。横浜には外国人が増え、通訳やコックなどを養成する専門会社ができ、7月には前年公布された大日本帝国憲法に基づく衆議院初の総選挙があった。まだちょんまげの議員もいたそうだ

 泳ぎの好きなハーンは同30年夏、松江時代の本県出身教諭に案内されて焼津を知り、最晩年まで6度の夏を過ごすことになった。念願の富士登山もした。本県とかかわったのを機に、生命の根源や霊魂を深く探求した数々の傑作を生みだしている。そんなハーンだからこそ、明治の日本を「妖精の国」と直感したのだろう

 今年は生誕160年、来日120年という区切りの良い年だ。ひ孫の小泉凡さんが住む松江市などゆかりの地でさまざまな記念行事がある。ハーンが今の日本を見たらどう思うか

 開発され尽くし、精霊の好む自然や美しい闇が消え、人心が荒廃したかのような世相と乱れる政治。「妖精」が消えてしまったかのようなこの国を、ただの「小さな国」とルポでつづられるのは寂しい。

大自在 静岡新聞 2010年4月2日
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by hachiyorenge | 2010-04-02 23:56 | 大自在
心身を安心安全に保つ「みんなのスポーツ」健康志向も手伝って・・・ 大自在 八葉蓮華
 今では各国がスポーツ政策の指針に取り入れている「スポーツ・フォー・オール」。スポーツを才能や機会に恵まれた一部の競技者だけのものではなく「みんなのスポーツ」ととらえ、生涯を通じて楽しもうと普及振興の掛け声ともなっている

 60年代以降、産業化、都市化に激しくもまれ始めた先進諸国は、余暇時間の増大や人間疎外などの問題に直面。この解決にはスポーツが一番と、性差・年齢・階層を越えてすべての人々で享受しようとEUの前身、欧州評議会が憲章として75年採択し、世界的に広まった構想だ

 国内では近代スポーツ導入以前から知徳体(知育・徳育・体育)は人づくりの根幹とされてきているが、昨今は医療行政と相まって一段と体力づくりが叫ばれる。さらにチェスや囲碁もマインドスポーツと数えられるように、音楽や美術と並んでスポーツを文化ととらえる動きも際立ってきた

 フィットネスクラブがにぎわい、土日ともなれば校庭は少年クラブの活動で親子の歓声に包まれる。ゲーム感覚の新種目にも取り組む市民は多く、郊外では身仕度も万全な高齢者のウオーキングの列にあちこちで出くわす

 競技結果を一覧する本紙「市民スポーツ」欄も毎週、地域ごとに紙面を作り換えても収まりきれないほどだ。スポーツを楽しむ姿勢は備わってきたが、五輪の熱狂の急速な冷め具合を見ても常にスポーツのありようを考える姿勢はまだまだ未熟である

 とまれ、体は少しでも動かしたい。それも少しでも違った環境の下で。心身を安心安全に保つにも閉じこもりから一歩踏み出したい。スポーツをその手段ともしたい。春真っ盛り、絶好の機会である。

大自在 静岡新聞 2010年3月28日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2010-03-28 23:56 | 大自在
生誕100周年「黒沢明」作品上映会や展覧会など記念事業が目白押し・・・ 大自在 八葉蓮華
 勤続30年の模範的役人だった某市役所の市民課長が、不治の病にかかった上家族にも裏切られ、人生を見詰める。孤独と絶望のふちで生きる意味を見いだそうと奮い立ち、下町住民の念願だった下水工事と小公園を苦労の末に完成させる。小雪の夜更け。公園のブランコに乗る彼が幸せそうに歌う。命短し恋せよ乙女…

 黒沢明監督作品「生きる」。主演の名優志村喬が最期の晩に歌う「ゴンドラの歌」は心にしみこんでくる。非人間的な官僚主義を痛烈に批判する一方で人が生きる意味を問いかけ、ベルリン映画祭銀熊賞を受けた。もう58年も前の作品だがテーマは今も生々しい

 きょう23日は黒沢監督の誕生日である。1910年(明治43年)に生まれ、88歳で他界した。生誕100周年の今年、作品上映会や展覧会など記念事業が目白押しだ

 監督は伊豆・富士山ろくをロケ地に好んだ。伊豆市の老舗旅館「御宿さか屋」は昭和27年以来長年脚本執筆の定宿だった。「映画には伊豆の風景があちこちに出てくる」と女将の城所美弥子さん。「周囲を開発しないように」という監督の助言に従い宿を守ってきた。御殿場市に別荘もあり、よく通った近くのゴルフ場には直筆の富士の絵が残る

 「羅生門」でベネチア国際映画祭金獅子賞、「七人の侍」で同銀獅子賞、「影武者」ではカンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールを受けた。「椿三十郎」「赤ひげ」も格別だ。G・ルーカスやS・スピルバーグら海外の監督にも影響を与えた

 「世界の黒沢」「天皇」と呼ばれ、逸話に満ちた完ぺき主義から近寄りがたい印象がある。しかし、ゆかりの地の人の思い出話には正義感やヒューマニズムに貫かれた優しさが漂う。

大自在 静岡新聞 2010年3月23日
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by hachiyorenge | 2010-03-23 23:00 | 大自在
希望の光「あきらめない」絶望を希望に替えるきっかけはさまざま・・・ 大自在 八葉蓮華
 生きていくのが大変な今の時代、順風満帆の人生をまっとうするのは至難の業だ。家族、仕事、健康、災難…どこでどうなるか分からない。挫折したり、重病に陥ったりして絶望のふちに立たされる人が少なくない

 一方で、人は困難を乗り越える力を持っている。笑顔を取り戻した人の話に、つい引き込まれてしまうのは、そこに心を動かすものがあるからだ。本欄にも以前書いた詩画作家の星野富弘さんは中学の先生になってわずか2カ月後、体操のクラブ活動を指導中、首を骨折し、手足の自由を失った。体で表現しようとすれば、残る自由は口しかなかった

 その口で筆をくわえ、花の絵をかいてみると、紙に浮かんだのは「花というより希望でした」と自著にある。漆黒の闇に一筋の光を見つけた瞬間だったろう。きょうバンクーバーで開幕するパラリンピックにも絶望的な境遇から立ちあがった選手たちがいる

 長野パラリンピックで金メダルをとった選手のポスターを偶然見かけ、あきらめかけていた気持ちに火が付いたアルペンスキー競技の選手がいる

 かつて義足をつけた中学野球のエースのひと言に、生きる力をもらったというアイススレッジの選手の話も本紙にあった。「大丈夫、足を失っても何でもできるよ」。少年はそう言いながら目の前で跳ねるように走ったそうだ。当時の少年と選手の2人は今大会にそろって出場する

 絶望を希望に替えるきっかけはさまざまだが、共通するのは「あきらめない」気持ちを持ち続けていることだろう。バンクーバーでは、あきらめない選手たちの鍛えられた技に注目だ。その活躍に希望の光を見つける人がいたら素晴らしい。

大自在 静岡新聞 2010年3月13日
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by hachiyorenge | 2010-03-13 23:56 | 大自在
収入に見合う支出、財政を立て直すのに今も昔も変わらない・・・ 大自在 八葉蓮華
 シャンゼリゼ通りを彩るマロニエの並木と、モンマルトルの酒場。少し古い名曲「カスバの女」は、花のにぎやかな白と、酒場の屋根に飾られた大きな風車(ムーラン)の赤(ルージュ)が印象深く、聞いているだけで情景が目に浮かぶ

 静岡市の駿府公園に植わっているパリっ子のマロニエもここ2日、冷たい雨を浴びながらやっぱり春間近、葉の芽がみるみるうちに膨らんできた。一角にパリ市長からこの街路樹の寄贈を受けた山田順策元市長(1887~1961)の胸像も建っている

 「カスバの女」が映画の主題歌として発表されたのは55年のことだが、自治体はちょうど今と同じように税収不足から財政危機の最中だった。その年に就任した第13代山田市長は1億4千万円の財政赤字(一般会計の規模13億3千万円)を抱えて困窮

 静岡信用金庫理事長も務め、駿府公園の建設、国民体育大会の誘致など4年間の在任中、業績の多い山田市長だが、その筆頭はなんといっても就任2年で積年の負債を一掃する、財政構造改革を完遂してみせたことだろう

 財政を立て直すのに今も昔も変わらない。基本は収入に見合う支出に抑えるしかない。「静岡市史」によると山田市長は就任早々、市議会で財政の健全化を宣言。民生費、土木費、農水商工費など主な支出をばっさり。職員数も一挙に350人減の1400人に

 静岡県と37市町の背負い込んだ地方債という借金はもう合計4兆円を超す。こんな身のほど知らずの放漫がいつまでもつか。山田市長も市民もいくら開花の季節、花の都を思い起こすからといって“夜の花”気取りでうっとりとムード歌謡の世界に浸っている気分ではなかっただろう。

大自在 静岡新聞 2010年3月8日
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by hachiyorenge | 2010-03-08 23:56 | 大自在
師匠の思い「磋牙司」物事に励んで向上に努め、戦う牙を磨け・・・ 大自在 八葉蓮華
 48歳4カ月というプロ野球の最年長勝利投手記録を持つ故・浜崎真二さんは、身長150センチ台の小さな大投手で野球殿堂入りしている。では、大相撲の小兵力士は。日本相撲協会によると、昭和以降の幕内力士の最低身長は164センチ。二人いて、その一人の大ノ里は昭和初期に大関を務めた

 14日初日の春場所で、166センチ、130キロの小兵力士が幕内デビューする。三島市出身で沼津学園(現飛龍)高OBの磋牙司[さがつかさ]関だ。幕内力士の平均身長185・6センチ、体重154・5キロと大型化著しい土俵に、現役幕内最小兵のわが郷土力士が果敢に挑む

 2年生で臨んだ1998年の高校総体で個人戦を制し、高校横綱の座に就いた。鋭い立ち合いで相手の出足を止め、押し相撲の型に持ち込んで勝ち抜く土俵ぶりを本紙が紹介している。いまの相撲を支える鋭い立ち合いからの押しは、高校時代に既に身に付けていたことがうかがえる

 今年初場所で新入幕を確実にし、2月初め、その報告に郷里を訪れた時、母校の土俵で後輩の相撲部員を相手に汗を流した。「1日休むと3日遅れるから」と。どんな時でもけいこを休まない。その姿勢が“山椒は小粒でもぴりりと辛い”相撲の原動力になっている

  十両の際、改めたしこ名「磋牙司」の名付け親は師匠の入間川親方(元関脇栃司)だ。「物事に励んで向上に努め、戦う牙を磨け」との願いを込め、いつ関取になってもいいように―と用意していたという。師匠の思いが詰まった贈り物だった

 師匠はしこ名を贈る時、こんな言葉も添えている。「大きいものだけが強いんじゃ面白くない。背の低さを武器に使えばお客も喜ぶ」。小よく大を制すのは相撲の醍醐味[だいごみ]である。

大自在 静岡新聞 2010年3月3日
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by hachiyorenge | 2010-03-03 23:56 | 大自在