髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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信頼回復への第一歩「安全と顧客が第一」・・・ 大自在 八葉蓮華
 トヨタグループの創始者で、発明王として知られた豊田佐吉翁の記念館が生誕の地、湖西市にある。復元した生家や研究を続けた納屋、世界に認められた織機などが展示されている。研究と創造に精魂を傾けた佐吉の志が伝わってくる場所だ。トヨタ自動車の原点と言っていい

 「障子を開けてみよ 外は広いぞ」。固定観念にとらわれず、広く視野を持つことの大切さを説いた佐吉の名言はトヨタマンに脈々と受け継がれていった。世界一の自動車メーカーへと飛躍を遂げたのは創業家の求心力が健全に機能していたこともあろう

 その世界のトヨタが正念場を迎えている。大規模リコール(無料の回収・修理)問題で、トヨタの対応遅れなどに米国で批判が噴出、米議会の公聴会に出席した豊田章男社長に議員から厳しい質問が相次いだ

 豊田社長は「安全と顧客が第一」と繰り返し発言。トヨタ車の暴走で犠牲となった家族に明確に謝罪したことなどで、一定の理解は得られたとの見方もある。ただ、米国世論のトヨタ不信が払拭できたわけではない。消費者の目線で迅速に対応できるかどうかにかかってこよう

 近年、米国のビッグ3の衰退と反比例するようなトヨタの急速な拡大路線は自動車業界の中で突出していた。売り上げ、利益も一人勝ちといわれた。拡張の陰で豊田社長の言うように客の声を聞く姿勢がおろそかになっていたということだろう

 「すべてのトヨタ車には私の名前が入っています。車が傷つくということは私自身の体が傷つくことに等しいのです」。豊田社長は公聴会でそう述べ、再発防止を誓った。トヨタの全社員がそういう思いを共有すること、信頼回復への第一歩だ。

大自在 静岡新聞 2010年2月26日
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by hachiyorenge | 2010-02-26 23:56 | 大自在
リコール「感覚の違い」どんな製品もそれぞれにクセを持ち合わせている・・・ 大自在 八葉蓮華
 どんな場にも守るべきルールはある。約束事だけに時に変更もされるが、縛られすぎてもいけない。一方で理性や行動の基盤となる基本的な真理は不変でありルールに増して求められる。企業ならばなおさらに社会的責任として持ち合わせたい

 エコ時代の象徴、景気回復の起爆剤となりつつあったトヨタ車の大規模リコール。モノづくりニッポンの代表企業だけに、抜いてはならないGMを抜き去ってバッシングの再来だ、普天間のいけにえだとうがった見方も出ているが、すべてを完ぺき視する世相では初期対応のつたなさを糾弾されても致し方ないだろう

 同時期にリコールを届け出たクライスラーやホンダ、日産の対処を見れば、大量生産で20世紀をけん引した自動車王ヘンリー・フォードの言葉<事実がわかっていなくとも前進することだ。前進している間に事実がわかってくるだろう>も思い出される

 車はもちろん、即席ラーメンや即席ジュースなど大量生産のはしりとともに育った世代はどれも同じとうたわれても一つ一つにクセがあり、そのクセを知ることからモノと付き合い始めたものだ。トヨタがいう「感覚の違い」でもある

 新型プリウスを市販早々、3週間近く毎日乗り回したことがある。最先端の技術力に感嘆、ブレーキの効き具合も車自体のクセと覚えた。最新の欧州車では突然エンジンが停止、交差点のど真ん中で立ち往生させられた。原因は電気系統に詰まったほこり

 笑うしかなかったが以降、電子機器そのものを運転しているのだ、どんな製品もそれぞれにクセを持ち合わせていることを忘れるなと肝に銘じている。24日は米公聴会。消費者の信頼回復の場としたい。

大自在 静岡新聞 2010年2月21日
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by hachiyorenge | 2010-02-21 23:56 | 大自在
4年に1度の五輪の厳しさ、巡り合わせ・・・ 大自在 八葉蓮華
 陸上競技女子短距離のマリーン・オッティ選手(スロベニア、ジャマイカ出身)は「ブロンズコレクター」と呼ばれた。1980年のモスクワから2000年のシドニーまで連続6回、五輪の舞台を踏み、銀2、銅(ブロンズ)5のメダルを獲得しながら、金は手中に収めることができなかった

 五輪の開催は4年に1度。だからこそ「どんなに力のある選手でも、巡り合わせが悪かったら頂点に立てない」。元日本水泳連盟名誉会長の故古橋廣之進さん(旧雄踏町出身)は五輪とのかかわりを振り返り、こうつづっている

 戦後の混乱期に世界新記録を連発した古橋さんだが、絶頂期にあった48年のロンドン大会を、戦争責任を問われた日本の不参加で棒に振った。52年のヘルシンキ大会で夢をかなえたが、無念の8位。ピークはとうに過ぎていた

 フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子選手(北野建設)にとって、バンクーバー大会は冬季五輪4度目の舞台だ。07~08年シーズンはワールドカップで5勝し、昨年の世界選手権では2冠に輝いた。期待を集めた今回のレースだったが4位、わずかの差でメダルを逃した

 初出場した長野大会の7位から一つずつ順位を上げてきたが、やはり歯がゆいのだろう。「なんでこんな一段一段なんだろう」と涙をぬぐった。その姿に、古橋さんの指摘した4年に1度の五輪の厳しさを感じ取った

 長野大会当時は、体形を気にして果物だけを口にするなど、戦うアスリートにほど遠かった。だが、今は冬の戦士の代表格だ。4年後に向け、早くも戦う姿勢を見せているといい、メダルへの強い思いがにじみ出る。五輪の厳しさに挑戦し直す構えと受け止めた。

大自在 静岡新聞 2010年2月16日
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by hachiyorenge | 2010-02-16 23:56 | 大自在
“会話”介護に疲れ果て、悩みを打ち明けることさえできない・・・ 大自在 八葉蓮華
 「篠沢教授」と聞けば、テレビのかつての人気番組を思いだす中高年層は少なくないのではないか。大橋巨泉さんが司会を務めた「クイズダービー」の出演者だった。笑顔がトレードマークのような人で、次々繰り出す珍解答は実に愉快だった。先ごろ、その篠沢秀夫学習院大名誉教授(76)のことが本紙に載った

 昨年、難病の筋萎縮[いしゅく]性側索硬化症(ALS)と診断され、気管を切開し人工呼吸器を装着した。夜は2、3時間おきにたんを吸引するなどの介護が必要になったため介護保険のほか、夜間の訪問介護を受けようと、障害者自立支援法に基づき、東京都新宿区に障害給付を申し込んだが、内規を理由に断られた

 この件は厚生労働省に報告され、その結果、区長が謝罪し、篠沢さんへの対応を改めた。当初、妻礼子さん(69)は「主人は70歳まで働いて税金を納めてきたのにー」と思ったという

 ALSは運動神経に障害が起き、筋肉が萎縮していく進行性の病気で、手足の自由が利かなくなり、重症になると、話すことも食べることも呼吸も困難になる。以前、ALS患者のお宅を訪ねたことがある。家族やヘルパーが患者の目の動きを見て“会話”し、笑顔で介護していたのが印象深かった

 部屋が明るく感じられたのは、てきぱきと介護するヘルパーがいたからだろう。ヘルパーは頼りになる存在だ。篠沢さんも夜間の介護を頼めないと、礼子さんが疲れてしまうと心配していた。ただ、解決したのは、厚労省が動いたこともあろう

 ALS患者だけではない。介護に疲れ果て、悩みを打ち明けることさえできない家族は今もあちこちにいる。この機に、その悲痛な叫びに耳を傾けたい。

大自在 静岡新聞 2010年2月11日
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by hachiyorenge | 2010-02-11 23:56 | 大自在
木鶏とはかけ離れた「相撲道」土俵上で気迫や闘志、速さに巧みさを備えた強さ・・・ 大自在 八葉蓮華
 昔、中国に「闘鶏」の好きな王がいて、訓練の名人にお気に入りの鶏を預けた。10日経って、王が「もう戦えるか?」と尋ねたところ、「まだまだです。気ばかりはやっている状態です」と答えた。10日後に聞くと「まだいけません。他の鶏にいきり立ちます」と答え、さらに10日後問うと「まだです。相手をにらみつけます」

 その10日後、また尋ねると、名人は「ようやくいいでしょう。他の鶏の声を聞いても動ぜず、木彫りの鶏のようです。徳も十分で、この鶏に戦いを挑む相手はいません。みな戦わずして逃げ出すでしょう」と答えた。荘子の木鶏の話である

 破竹の69連勝を続けていた大横綱双葉山は安藝ノ海に敗れた時、打った電文が知人を介し、師事していた陽明学者の安岡正篤に届いた。「いまだ、木鶏たりえず」と

 勝っても負けても表情や態度がまったく変わらないと言われた双葉山だが、それでもなお木鶏の境地には達していないと、自らを戒めたとされる。おのれを錬磨し続けた相撲人生でもあったろう

 きのう突然引退を表明した横綱朝青龍関(29)は土俵上で気迫や闘志を前面に表した。時に反則負けもあった。相手に挑みかかるような不敵な面構えは木鶏とはかけ離れたものだった。それでも、速さに巧みさを備えた無類の強さと、絶大な人気が、そうした態度を許してきたともいえる

 10代で来日したモンゴルの少年に、相撲道とは何か分かるはずもなかったろう。部屋の師匠は親も同然だ。番付が下のうちから強いだけでは駄目だと、大相撲の精神や規律を教え、導いてこなかった師匠の責任はあまりにも重い。外国人力士が多い今、師匠の指導力向上は緊急の課題だろう。

大自在 静岡新聞 2010年2月5日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2010-02-05 23:56 | 大自在
くつろぎの場、出会いの場でもある温泉・・・ 大自在 八葉蓮華
 北から登別・鳴子・草津・白骨・箱根・伊豆・下呂・和倉・山代・南紀・有馬・城崎・道後・別府・由布院・黒川・指宿…と並べると格好のクイズになる。ヒントに東の横綱は乳頭、西の横綱は奥飛騨と添えれば、それこそ満点続出だろう

 答えは温泉地。湯治の言葉そのままにくつろぎの場、出会いの場でもある温泉はグルメと並びレジャー情報には欠かせない。ベストセラーの温泉教授は引っ張りだこ、道ばたの湧[ゆう]出や獣道を伝った山奥の湧出にもつかって秘湯全制覇を目指すギャルまで現れた

 旅行誌はもちろんテレビもネットも、雪景色が最高などと四季の話題を盛り込んでブームを後押し。一人旅やカップル、家族旅行にお薦め、また格安パックや日帰りベスト、全国番付も引きも切らず、ことに温泉通や読者参加のランキングは接客側には見逃せない

 どれも人気の温泉地や温泉宿が一目とあって、初めて訪れる折のガイドにもうってつけだ。星の数を競う要素は泉質や風呂、設備、料理、さらにサービス、雰囲気、周辺エリア、アクセス。近年は安近短を上回って豪華主義も歓迎される

 最新ランキングはおおむね、温泉地では自然噴出の湯力で草津、温泉街の雰囲気で由布院、泉質の多彩さで登別。ついで有馬、箱根湯本、城崎。温泉宿はおもてなしの心、家族連れにはテーマパークのお得感が最優先

 歴史を誇る熱海はじめ人気の宿が集まる伊豆はリピーターも多く、交通至便だけに日帰り組も増えている。手軽さが受けて街中のスーパー銭湯がにぎわうように、日常の疲れを癒やすには湯浴みが一番。絶景の名湯であれば別天地そのもの、休養・保養・療養と温泉三養も満たしてくれる。

大自在 静岡新聞 2010年1月31日
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by hachiyorenge | 2010-01-31 23:56 | 大自在
双方に“いい顔”5月末までに移設先を決める・・・ 大自在 八葉蓮華
 3年ほど前、沖縄県の宮古島を訪れた。砂浜の白と海のエメラルドグリーンは形容しがたいほどの美しさだった。ごみ一つない真っ白な砂浜を歩いた人なら誰もが「決して汚してはなるまい」と心に誓うことだろう

 現計画で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先となっている名護市辺野古沖の沿岸も沖縄有数の自然の宝庫である。美しさはむろん折り紙付きに違いない。沖縄本島は国の天然記念物ジュゴンの北限の生息域だといい、以前名護市沖で体長約3メートルのジュゴンが発見されている。水中に潜れば、サンゴ礁や藻場など豊かな海の“ゆりかご”が広がっているのだろう

 その辺野古沖への飛行場移設問題を争点とした名護市長選で、移設反対派が勝利を収めた。鳩山由紀夫首相は「民意」として重く受け止める姿勢を示しており、現計画は限りなく困難になったといえる。沖縄は国土面積の0・6%にすぎないのに、75%の米軍専用基地が集中している

 過重な負担は市街地のど真ん中に広大な用地を確保する普天間飛行場を見れば一目だ。常に墜落事故などの危険と隣り合わせであり、グラウンドで耳をふさぎながらヘリコプターのごう音が遠ざかるのを待つ子どもたちの姿は度を超した負担の象徴といっていい

 鳩山首相は従来通り5月末までに移設先を決める考えのようだ。米国には「トラスト・ミー」(信用してほしい)と言い、沖縄県民には「移設見直し」を明言して、双方に“いい顔”をした首相も「友愛」はもう通用しないだろう。どこかに決めなければならない

 国策にもてあそばされてきた沖縄の痛みを受け止め移設への道筋をどうつけていくのか、いよいよ首相の指導力が問われよう。

大自在 静岡新聞 2010年1月26日
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by hachiyorenge | 2010-01-26 23:56 | 大自在
豊かな森や美しい棚田も“人の手”が入らないと守れない・・・ 大自在 八葉蓮華
 「森は海の恋人」。宮城県の気仙沼湾に注ぐ大川上流に落葉広葉樹を植え続けるカキ養殖業の畠山重篤さんらの合言葉である。カキは呼吸するため、1日200リットルもの海水を吸い込むそうだ。一緒にえさの植物プランクトンを吸う。プランクトンは上流から運ばれる森の養分たっぷりの水で育つ

 豊かな森が豊かな海を育む。植林は20年以上を経て息の長い活動になった。俳優の菅原文太さんが塾頭を務める「水源地の水の一滴塾」も水源地の森林や水を守ることの大切さを説いている。こちらは“いのちの森と水”を保全する担い手の養成や、環境保全への呼びかけが活動の中心だ

 岐阜県の揖斐川上流に国内最大規模の徳山ダムが建設されたとき、水源地の森や水を守ろうという声が上がり、岐阜県とかかわりのあった菅原さんが塾頭を引き受けた。菅原さんの人脈で、アルピニストの野口健さんや俳優の柳生博さんら各界の著名人が塾員に名を連ねた

 塾結成の仕掛け人で、事務局を務める農水省の職員中里良一さん(52)が昨春、菊川市にある関東農政局の出先事務所長として赴任してきた。徳山ダムの仕事をしていたころはダム建設の推進側だったが、森を守るのに立場は関係ないと、菅原さんに思いを訴えたそうだ

 “いのちの森と水”を守る思いは新たな赴任地で、さらに強くなったらしい。菊川市上倉沢の棚田の維持にも一役買っている。募集を始めた棚田オーナー制度では、収穫した新米のほか、新茶も進呈する

 棚田保全のNPOが今春認可されれば、理事に就任するという。「関東農政局では第1号だそうです」。豊かな森や美しい棚田も、こうした“人の手”が入らないと守れない。

大自在 静岡新聞 2010年1月21日
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by hachiyorenge | 2010-01-21 23:56 | 大自在
「広報紙」あちこちで地域医療がせっぱ詰まったところに追い込まれている・・・ 大自在 八葉蓮華
 住まいのある市や町の役所から各家庭に配られる広報紙は確かに「顔」に違いない。いかにも宣伝臭い“素顔”の出ることもあるし、ふだんから丁寧な行政を心掛けているところなら住民本位の姿勢が自[おの]ずと紙面に出る

 県内で2009年中に配られた広報紙の中からコンクール(市の部門)で最優秀賞を獲得した菊川市の「きくがわ」(09年3月号「菊川のカルテ」)は、ひたひたと迫ってくる医療崩壊に立ち向かう手だてを特集した、なかなかの力作だ

 住民から税金を徴収しておいて行政が自ら非力なことを宣言するのはタブーなのだろうが、そんなことをいっていられない現実がある。「菊川のカルテ」は医師数が全国平均の半分程度という市の現状を「深刻な医療過疎地」と率直に認めた

 同時に市立総合病院は05年度からついに赤字経営に転落したことを説明し、市民の「命の砦」に黄信号が点灯している実情を明かした。外来、当直、翌日の診察をこなす「勤務医の32時間」の過酷さもありのままに紹介した

 島田市の「広報しまだ」(09年12月1日号)も「地域で救う命」のタイトルで医療特集を組み、住民、行政ともに「知恵」を出し合うことの大切さを訴え奨励賞を受賞した。こちらも意欲のにじむ秀逸作。あちこちで地域医療がせっぱ詰まったところに追い込まれていることがよく分かる

 自治体の財政を考えればあれもやります、これもやります、医療も福祉も任せてくださいと、胸を張るのは難しい。むしろ、行政の限界を示し、住民の参加を期待する。代わりに内情をあらいざらい開示する。いくつかの広報紙に目を通すと住民と行政の協力を手探りする、真剣な表情が浮かぶ。

大自在 静岡新聞 2010年1月16日
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by hachiyorenge | 2010-01-16 23:56 | 大自在
晴れの門出、新成人、生まれてみたらいつの間にか、平成に変わっていた・・・ 大自在 八葉蓮華
 二十歳[はたち]のトップランナーは間違いなくこの人だろう。東洋大2年、柏原竜二さん。正月の箱根駅伝往路5区、通称「山上り」で、天下の険をすいすいと走り抜け、同大2連覇に貢献。全国の新成人127万人の先頭で元気なところを見せてくれた

 前年からの主役、高い注目度がいやだったという。でも「うまくいかなきゃ、すみませんというしかない。そう思ったら気が楽になった」。いかにも若い人らしい割り切りのよさ。途中、監督からゆっくり走れと声を掛けられるとむしろペースを上げた。向かい風にこそ前傾姿勢を強める負けん気の強さがいい

 なにしろこの世代は昭和のつもりで生まれてみたらいつの間にか、平成に変わっていた。周りの大人たちが永遠と疑わなかった繁栄のバブルもみるみるうちに弾けた。堅牢[ろう]を誇ったベルリンの壁もあっけなく崩れた。だからちっとやそっとでは驚かない

 でも、いざ社会へ、晴れの門出を無情に閉ざす就職氷河は正直、ちょっとつらい。働きたいのに勤め先を得られない完全失業者が350万人を超す。先輩が職場に踏み止まるのが精いっぱいなのだから若い人にまではとても回ってこない

 ここは柏原さんの力走にならいたい。箱根駅伝を舞台に無名の弱小陸上部がついにシード権を獲得する大健闘を描いた小説「風が強く吹いている」(三浦しをん著、新潮文庫)がある。4区の走者が顔をしかめ上り坂を駆け上がりながらコーチのことばをかみしめる一節が印象深い

 「俺たちが行きたいのは、箱根じゃない。走ることによってだけたどりつける、どこかもっと遠く、深く、美しい場所」。この苦しい1キロを辛抱すればだれにもたどりつけるゴールがある。

大自在 静岡新聞 2010年1月11日
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by hachiyorenge | 2010-01-11 23:56 | 大自在