髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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大切なのは器の形よりもまず中身、考え方や情熱・・・ 凡語 八葉蓮華
 以前、吉田松陰が教えた山口県萩市の松下村塾を訪ねたとき、思ったより小さく、質素なのに驚かされた。物置を改造した建物だったことは後から知った

 そこから、多くの明治維新の担い手が育った。松陰は当時、ペリーの「黒船」に乗り込んだ罪を問われ謹慎中だった。塾生の身分は問わず、塾代を取らない画期的な塾で、松陰は学問を実行に移すことの大切さを説いた

 塾で教えたのは2年あまり。日本は欧米列強から開国を迫られ、激動期を迎えていた。若者たちも知識に飢えていた。時代を動かす思想や情熱が伝わるのに、場所の大小は関係がなかった

 坂本龍馬は自ら足を運んだ出会いが学問の場だった。霊山歴史館の木村幸比古さんは「龍馬は耳目の学問だった」と話す。勝海舟、横井小楠らと会い、時代を動かす知識や考え方を吸収した

 龍馬が志士として活動したのは5年間と短いが、木村さんによると、その間に2万キロ、ほぼ地球半周分、動き回った。松陰も押し寄せる列強の姿を見ようと、めまぐるしく国内を動き回った。現場で実際に物を見て考えたのも2人の共通点だ

 政権交代が起き、現在も変革期だ。次々に新党ができているが、大切なのは器の形よりもまず中身、考え方や情熱だと思う。現場の声を聞く行動力も重要だ。幕末の第2次長州征討では、数で劣る長州軍が近代装備を武器に幕府軍を破り新たな時代を引き寄せた。

凡語 京都新聞 2010年5月5日
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by hachiyorenge | 2010-05-05 23:56 | 凡語
食卓に上る漬物が減っているのは、なんとも気がかり・・・ 凡語 八葉蓮華
 「漬物とみそ汁があれば十分」。昭和30、40年代の子どものころ、朝食に漬物は欠かせなかった。弁当にもおふくろが漬けた漬物が2切れほど、ごはんにのり、漬物は常に食卓を飾っていた

 そんな漬物の消費が最近、落ちている。業界団体によると、生産量は1991年の120万トンをピークに減り、現在は90万トンほどに。塩分の多さや漬物の主流である発酵食品独特の臭みが、若者に敬遠されているという

 「おいしく食べてもらい、食事の話題になる漬物を提供したい」。2年前に亀岡に漬物会社を立ち上げた西村貴之さん(36)の思いは一貫している。「細工漬物」と呼ばれ、添え物としての漬物のイメージを一新させる

 売れ筋の「菊かぶら」はカブラに細かく縦横に包丁を入れ、クチナシの実から採った天然色素とともに、浅漬けして仕上げる。すべて西村さんの手作業で、多い日は千個近くも刻む。ゼリーで固めた「柚子(ゆず)とまと」も人気商品だ

 西村さんは中学卒業後、京都市内の老舗漬物会社に就職したが、その会社が廃業。「鍛えた腕と商品開発には自信がある」。今では100種類近くの漬物を考案し、売り上げも順調だ

 千枚漬け、しば漬けなどは京土産の代表格として健在。だが、食卓に上る漬物が減っているのは、なんとも気がかり。「いいものを作れば、お客さんは予約し待ってでも買ってくれる」。西村さんの言葉が重く響く。

凡語 京都新聞 2010年4月30日
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by hachiyorenge | 2010-04-30 23:56 | 凡語
日高さんの追悼特集「面白い」が最高のほめ言葉・・・ 凡語 八葉蓮華
 鼻を使って歩く奇妙な哺乳(ほにゅう)類が、南太平洋のハイアイアイ群島で発見された。多くの種類に分化し、空を飛ぶものもいる-

 もちろんフィクションだが、「鼻行類」と題された本には、生態や体の構造が学術論文のように精密に書き込まれている。書店で最初に見かけた時は本当と信じかけた。原著はドイツ語で、昨秋亡くなった動物行動学者の日高敏隆さんらが翻訳した。「面白い」が最高のほめ言葉だった日高さんらしい著作の一つだ

 戦争中、小学生だった日高さんは体が弱く、軍国教育になじめなかった。登校拒否になり自サツまで考えたが、昆虫採集が大きな救いになったという。面白いことが好きな原点はそのあたりかもしれない

 昆虫の研究者や愛好家の月刊誌「昆虫と自然」(ニューサイエンス社)が、日高さんの追悼特集を4月号で組んだ。昆虫写真家の海野和男さんをはじめ、東京農工大や京都大で教えを受けた人たちがそれぞれに思い出をつづっている

 薫陶を受けた研究者たちが、発見した新種の昆虫に日高さんの名前を付けた。その一つ、東南アジア産のヒダカマダラクワガタは体長わずか5ミリ。あまりに小さくて日高さんも苦笑いだったという

 追悼特集のグラビアには、捕虫網を手にする若き日の日高さんが掲載されている。春も盛りを迎え、舞い飛ぶチョウの数が増えてきた。喜々として網をふるう日高さんの姿が思い浮かぶ。

凡語 京都新聞 2010年4月25日
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by hachiyorenge | 2010-04-25 23:56 | 凡語
就職活動、大学の単位取得やゼミ、卒論なども就活とにらめっこ・・・ 凡語 八葉蓮華
 景気に薄明かりが差してきたとはいうものの、「シューカツ」=就職活動が、大学生たちに心理的な重圧を与えている

 例年なら3年生の秋前後からといわれる就活に2年生から取り組む学生も出ている。大学側も、1年生から就職に向けた指導を始めるところが増えている。でもこんな傾向は望ましいのだろうか

 かつては企業側と大学側が就職協定を結び、採用活動が学業を妨げないよう、配慮をしていた。紳士協定のため、好況期には企業側が“青田買い”をして、問題にもなったが、全体としては歯止めの効果を果たしていた

 その就職協定が1997年に廃止された後、日本経団連は「採用に関する企業倫理憲章」を定めたが、就活の早期化傾向は止まらない。学生にすれば、大学の単位取得やゼミ、卒論なども就活とにらめっこして決めなければならない。なんだか本末転倒のように思える

 学生が企業で研修できるインターンシップなどは積極的に行えばいいが、採用選考は、やはり4年生以降で十分ではないか。昨今の状況を見ていると、就職協定の復活も必要では、と思えてくる

 就活体験記には面接時のノウハウや提出書類の書き方だけでなく就活を通じて自分を見つめ直す話が載っている。効用もあるだろう。ただ大学は就職用の通過機関ではない。勉強だけでなく、友と語り、悩み、本を読み、無為にすごす日々を取り上げたくない。

凡語 京都新聞 2010年4月20日
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by hachiyorenge | 2010-04-20 23:56 | 凡語
ドクターヘリ「空の救命室」機動性を最大限に生かす・・・ 凡語 八葉蓮華
 バラバラという独特の音を聞くと思わず空を見上げる人は多かろう。ヘリコプターが空を低く横切っていく。胴体に赤い縦線があれば、機内ではまさに、命を懸けた闘いの最中かもしれない

 今週末、いよいよドクターヘリが京都府北部に就航する。別名「空の救命室」。医師を乗せて患者の待つ現場に飛んで来て、救命処置をしながら、最適な医療機関に運ぶ

 欧米では1970年代から普及するが、日本の運用歴は10年に満たない。現在、17府県で21機が活動する。過疎化による地域医療の崩壊もあって出動要請は増え、今では年間5600件を超える

 京都は、兵庫、鳥取と共同運航する。ヘリは、北近畿で唯一の救命救急センターがある公立豊岡病院(兵庫県)に常駐。大江山運動公園(与謝野町)での訓練では、30キロ離れた豊岡から10分で到着、15キロ先の府立与謝の海病院に5分で搬送した

 「住む地域で、命に格差があってはいけない」。チームを指揮する小林誠人医師(41)は言う。尼崎JR脱線事故をはじめ、都会型の救命医療に携わった後、ことし救命救急センター長に就いた。鳥取県出身で、過疎地の現状は身に染みている

 きょうはヘリコプターの日。ドクターヘリはその機動性を最大限に生かす活動だ。「敷居を低く出動したい。ヘリを最終手段ではなく、最初の手段に」。コウノトリのまちから飛来する、ヘリの活躍を期待したい。

凡語 京都新聞 2010年4月15日
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by hachiyorenge | 2010-04-15 23:56 | 凡語
「何とかなるさ!」上空に思いをよせながら目標の扉を少しずつ・・・ 凡語 八葉蓮華
 空を見上げる。スペースシャトルがドッキングした国際宇宙ステーション。乗り移った宇宙飛行士の山崎直子さん(39)が、先輩の野口聡一さん(44)たちと滞在していると思うと心が伸びやかになる

 シャトルで運んできた輸送用カプセルを、ロボットアームでステーションに取り付ける作業も無事に成功した。気の抜けない任務が続くが、18日予定の帰還まで無重力の世界を楽しんでもらいたい

 山崎さんが宇宙飛行士候補に選ばれたのは1999年のこと。だが、いつ宇宙へ行けるのか、確かなことは分からない。出発の日を待ち続け、努力を重ねた11年だった。つらいことや苦しいことがあると、夜空を見上げた。星をながめて深呼吸したという

 高校生の時に出合った詩がある。夢や希望について考える時、いつも思い出すそうだ。担任の先生から授業で教わった。詩人で彫刻家の高村光太郎の「道程」だ

 これらのエピソードは、山崎さんの著書「何とかなるさ!」(サンマーク出版)に紹介されている。小さいころに宇宙に興味を抱き、実際に飛び立つまで決して順風満帆ではなかったことが率直に書かれている

 まさに春。小、中学や高校では入学式や始業式が済み、子どもたちが新たな気持ちで学んでいるだろう。自分がやりたいことは何か。将来、どの道に進みたいのか。上空に思いをよせながら目標の扉を少しずつ開いていってほしい。

凡語 京都新聞 2010年4月9日
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by hachiyorenge | 2010-04-09 23:56 | 凡語
待たされ、じらされ、花見客がどっと繰り出し・・・ 凡語 八葉蓮華
 待たされ、じらされるほど人の心は燃え上がる。いや、花見の話だ。京都市内の多くの社寺で見ごろを迎えつつあるというのに、花冷えと雨で、足止め状態が続いていた

 それが週末になって日が差したから、たまらない。花見客がどっと繰り出した。祇園の夜桜で知られる円山公園(東山区)や桜並木が美しい哲学の道(左京区)もいいが、今年は京都府庁旧本館(上京区)ものぞいてみたい

 といっても中庭にはサクラが6本あるだけで、円山公園の初代シダレザクラの孫にあたるサクラはもう散り初め。お薦めは、ヤマザクラと、オオシマザクラの両方の性質を持っていることが分かった珍しいサクラだ

 桜守の佐野藤右衛門さんが気づき、調べた結果、ヤマザクラの突然変異といい、幕末、府庁のある場所に、京都守護職を務めた松平容保(かたもり)が屋敷を構えていたことにちなみ、「容保桜」と名付けられた

 命名後、咲くのは今年が初めて。旧本館の一般公開(4日まで)に合わせて訪れた市民たちは、通常のヤマザクラより大ぶりな花を間近で見たり、ひと味違う回廊2階からの眺めに満足そう

 新選組の後ろ盾となり、容保が京の治安維持にあたったのは約150年前。容保桜の樹齢は80年前後だから時代はずれるが、凛(りん)とした姿が、賊軍として京を追われる「悲運の会津藩主」に重なって見えるから不思議だ。楽しみ倍増。じらされるのも悪くない。

凡語 京都新聞 2010年4月4日
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by hachiyorenge | 2010-04-04 23:56 | 凡語
平城遷都1300年、まちに歴史が積み重なった京都とはまた違う楽しみ・・・ 凡語 八葉蓮華
 近鉄電車は奈良駅に着く手前で、広い原っぱを走り抜ける。そこが平城宮跡だ。左手遠くに、復元された大極殿の鴟尾(しび)がきらめく。平城遷都1300年を迎えた奈良は今、万葉集にうたわれた「あおによし奈良の都は咲く花の…」通りの美しい季節だ

 唐の長安を模した平城京は、大極殿を核にした政治都市だった。次の遷都までわずか74年間。律令(りつりょう)制に基づく中央集権を進めながら、仏教を積極的に取り入れ、おおらかな天平文化を開花させた

 宮外に建った寺院は数多く現存するのに、平城宮は廃都の後、放置され、やがて畑になった。幕末、地元の歴史地理学者が手製の測量車であぜを歩き、概要図に起こした

 これが機になり、明治時代に保存運動が始まった。戦後は国の発掘調査が進み、1キロ超四方の平城宮の全容が明らかに。世界遺産にも指定された。集大成の大極殿復元は約10年をかけた大事業だ

 瓦屋根の二層構造や壮麗な装飾は、唐招提寺や平安宮の記録を参考にした。幅44メートル、高さ27メートル。周辺は視界を遮る建物が少なく、往時への想像力をかき立てる。まちに歴史が積み重なった京都とはまた違う楽しみがある

 来月からは、大極殿の公開や複数の復元遣唐使船プロジェクトなど事業が続く。近隣国との旺盛な交流で新しい国づくりを試みた平城京。催しを楽しみながら、東アジアの中の日本を見つめ、現代につながるヒントを探したい。

凡語 京都新聞 2010年3月30日
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by hachiyorenge | 2010-03-30 23:56 | 凡語
「仕事と休み」日本人の休みに対する考え方、ライフスタイル・・・ 凡語 八葉蓮華
 フランスから、ノワールさん親子が京都へ久しぶりに「里帰り」をした。友人が集い、食事をしつつフランスと日本の両国の魅力や考え方の違いなどについて歓談した

 息子のミキオさん(28)は高校の途中まで京都市内で暮らした。今はプロバンスのカマルグ地方で乗馬の観光ガイドをしている。湿地帯を散策してフラミンゴなどが見られる名所。休暇をゆったりと過ごす家族連れが多いそうだ

 元短大助教授で母親のマリルネさん(67)は「フランス人は次の休みに何をしようかと、いつも頭の中で考えています。人生は短いです。仕事だけでなくいっぱいいろんなことをしたい。仕事と休みをバランス良く」と人生観を語る

 日本人は熱心に働き、戦後の経済成長をなし遂げた。その一方、長時間労働や過労シを招いてしまった。健康や家族とのだんらんなど休む大切さは徐々に浸透してきたが、有給休暇の取得はフランスに比べて、はるかに少ない

 政府は先ごろ、日本を5ブロックに分けて春と秋に土、日曜を含め5連休をずらして設ける案を打ち出した。「休暇取得の分散化」で観光による内需拡大や雇用を促すことになればとのねらいだ

 初の試みで産業面の影響を懸念する声もあるが、日本人の休みに対する考え方、ライフスタイルを変える転機になるかもしれない。気兼ねなく休める社会を実現するために、フランスの良い部分を学びたい。

凡語 京都新聞 2010年3月25日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2010-03-25 23:56 | 凡語
刺激的な「わからん世界」や、時代を超える共感・・・ 凡語 八葉蓮華
 実際の出来事や社会が醸す予兆をつかみ、表現できる。演劇は即応力のある芸術だ。1960年代のアングラから80年代の小劇場ブームまで、時代を切り取った「伝説の舞台」が次々と生まれたが、再演の機会は少ない

 これらに光を当てる「現代演劇レトロスペクティヴ」が、兵庫県伊丹市のアイホールで始まった。劇場が時代を象徴する脚本を選び、関西の劇団に上演してもらう試みだ

 第1弾の「学習図鑑」を見た。東京の人気劇団「遊◎機械/全自動シアター」が87年に初演した。親の離婚で孤独になった少年の妄想が忙しく展開する。バブル景気初年らしいカラフルな舞台に、残酷さと切なさが漂う

 中年には懐かしいばかりだが、若者の反応は? 山口英樹館長によると「わからん」と「面白い」に分かれたらしい。「理解できずとも心に残れば、思索や創作の糧になる。劇場がアーカイブ(書庫)役を果たしたい」

 今週末は、87年の紀伊国屋演劇賞作を紹介する。前年に起きた「葬式ごっこ」で知られるいじめ事件に触発された舞台。家や学校、隣近所の人間関係で悩む心の奥を描く。現代に通じるテーマだ

 京都も小劇場運動を支えた都市だ。大学を拠点に劇団が競い、劇作家を輩出した。今後は立命館大広小路学舎が原点の作品が登場する。このまちが生んだ刺激的な「わからん世界」や、時代を超える共感。若者にこそ出合ってほしい。

凡語 京都新聞 2010年3月10日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2010-03-10 23:56 | 凡語