髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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何と太っ腹な「スポーツへの理解」企業や個人の孤軍奮闘が頼り・・・ 凡語 八葉蓮華
 何と太っ腹な。冬季五輪スピードスケートで銀メダルを獲得した長島圭一郎選手に1千万円、銅の加藤条治選手に600万円。所属先の親会社の永守重信日本電産社長がビッグな報奨金を贈ることにした

 それぞれ係長と主任への“2階級特進”も約束し「金メダル2回で社長だぞ」とまでオクターブが上がって、両選手は困惑ぎみだった。何はともあれ、不景気続きの昨今、こんな威勢のいい話題は久しぶりだ

 所属先の前身、三協精機は長野五輪金メダリストの清水宏保さんら数多くの名選手を輩出した。廃部も検討されたが「名門の名を消してはならぬ」と永守社長が決断し、私費も投じて練習環境を充実させた

 スポーツ界には長引く不況の寒風が吹きつけている。ショートトラックの代表選手らは、五輪に向けて練習場を確保するため日本各地を転々とした。ソウル近郊に通年で練習できる室内リンクを持つ韓国との落差は、あまりに大きい

 「最も金に近い銀」に輝いたスピードスケート女子団体追い抜きの田畑真紀、穂積雅子両選手は富山市の小さな地質調査会社に所属する。カーリングの“絶叫”解説で注目された小林宏さんは自費で山梨県に練習場をつくり、普及に努めている

 企業や個人の孤軍奮闘が頼りでは、先行き心細い。国費を投入すれば万事解決するわけではないが、国のスポーツへの理解と後押しが弱いのが、何とも歯がゆい。

凡語 京都新聞 2010年3月5日
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by hachiyorenge | 2010-03-05 23:56 | 凡語
怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる・・・ 凡語 八葉蓮華
 最近の日本人は気短で怒りっぽくなったと感じる。控えめと見られていたのは昔。食生活のせいだろうか。理があれば堂々と主張すればいいが、ささいなことで血がのぼるようになったと見受ける

 米国のレッドフォード・ウィリアムズ夫妻著の「怒りのセルフコントロール」(創元社)は日常的に抱えている腹立たしさが短命につながると警告する。皮肉な考え、怒りの情動、攻撃的行動の「敵対性」が強い人は、心筋梗塞(こうそく)などの虚血性心疾患を発症しやすいという

 大規模なアンケートと綿密な追跡調査の結果というから無視できない。本来、怒りは狩猟時代に外界の危険から身を守るために備わった生物化学的反応で、イライラしたり、憎いと思うだけでも血液内に危険な物質が分泌されると説く

 近江に多数点在する十一面観音菩薩(ぼさつ)像を思い浮かべた。一度怒ればあらゆる生き物を滅ぼす異教の「十一荒神」が起源と言われるが、日本では里人の安寧を願う柔和な顔に変身した

 怒りを表す異形相も十一面の中にあるが、あくまでも正面に微笑を据える。とりわけ長浜市高月町渡岸寺の本尊は秀麗で信仰を集めるのもうなずける

 専門家は怒りを抑える方法として自己説得、紛らわせ、社会奉仕などを挙げる。それならば、お気に入りの観音様の顔を心にとどめておくのも手だ。ピタゴラスいわく「怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる」。

凡語 京都新聞 2010年2月28日
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by hachiyorenge | 2010-02-28 23:54 | 凡語
市民感覚を生かした「強制起訴」の議決も、全面可視化も全国で初・・・ 凡語 八葉蓮華
 兵庫県明石市の歩道橋事故(2001年)で、元明石署副署長が検察審査会の議決によって「強制起訴」されることになり、神戸地裁が検察官役に指定した弁護士3人が準備を進めている

 うち1人は裁判官出身で、松山家裁所長を最後に退官した安原浩さん(66)。かつて大津地裁に勤務し、信楽高原鉄道とJR西日本列車が衝突した信楽事故の裁判長を務め、刑事判決を言い渡した

 信楽裁判は途中から担当。現場検証は済んでいたが「実際に現地を見ることが大事。前任の裁判官が行ったからといって、自分は見ないで間接的にやるのはいかん」とあらためて検証した。現場を大切にする人である

 今回、「検察審査会の願いを反映させたい。裁判官の経験が生きるならば」と引き受けた。強みは証拠の評価だ。検察が不起訴にした捜査を再検討し、足りない証拠を集める

 安原さんは長年心がけてきた被告、被害者双方に「納得してもらえる」ような取り組みをしたいという。一方、補充捜査の進め方や内容については起訴するまで明らかにしないと語る

 関係者によると、取り調べの全過程を録音、録画する全面可視化を行うとみられる。一部の可視化にとどまる現在の検察捜査のあり方に風穴をあける取り組みだ。市民感覚を生かした「強制起訴」の議決も、全面可視化も全国で初。安原さんら3人が法廷にどんな新風を吹き込むのか見つめたい。

凡語 京都新聞 2010年2月23日
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by hachiyorenge | 2010-02-23 23:55 | 凡語
自分らしさ、だれにとってかけがえのない人でありうるか・・・ 凡語 八葉蓮華
 高ぶらないようにと念じたか、寒色系のネクタイで政権交代後初の党首討論に臨んだ鳩山由紀夫首相。「国民にこの国も変わっていけるという気持ちになってほしい」との気勢とは裏腹に、中身は旧態依然としていた

 まさに「政治とカネ」一色。自らを奮い立たせるかのようなゴールドのネクタイ姿の谷垣禎一自民党総裁は「予算の議論が大事だが」と言い訳めいた前置きの後、一連の問題をただしたがこれまでをなぞったにすぎない

 続く公明党の山口那津男代表は「鳩山さん」と呼びかけ、地元の税務署で耳にした納税者の怒りをぶつけた。神妙に聞いていた首相だが、「税金を無駄にしない新しい政治」への意気込みで打ち返し、その場をしのいだ

 敵失に頼る野党側の攻め手の少なさに、党事情が透ける。「日本らしい日本の保守主義」を新綱領で掲げる自民、衆院選の敗因を「党らしさが発揮できなかった」と総括した公明。ともに「らしさ」を求める旅の途中だ

 そういえば、首相の最近の口癖も「民主党らしさ」。大阪大総長の鷲田清一さんはこう語る。自分らしさとは内部にあるのではない、「だれにとってかけがえのない人でありうるか」を考えるべきだと(「じぶん・この不思議な存在」講談社)

 目と耳を外に向け、生活を見て嘆息を聞いてほしい。そうすればわかる。「政治とカネ」をめぐる言葉が国民の胸に響いていないことを。

凡語 京都新聞 2010年2月18日
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by hachiyorenge | 2010-02-18 23:56 | 凡語
ひたむきに努力や熱意を持続することが大きな力になると伝えてくれている・・・ 凡語 八葉蓮華
 バンクーバー冬季五輪がきょう開幕する。競技のほとんどは日本時間の未明から昼すぎにかけて行われる。朝早くから起きてテレビ観戦する人が増えそうだ

 日本選手団には30代後半の有力選手が多い。一昨年の北京五輪では、36歳の朝原宣治選手が男子400メートルリレーで銅メダルを獲得したが、今回も円熟の選手たちの旋風が見られるかもしれない

 肉体は年齢とともに衰える。ベテランたちはその壁を乗り越えてきた。選手団主将を務めるスキージャンプの岡部孝信選手は39歳。1998年長野五輪の団体金メダルのメンバーで「自分を信じられなくなったことはない」という強い信念でなお第一線で跳び続けている

 同じジャンプの葛西紀明選手は37歳で、日本人初の6度目の冬季五輪出場になる。所属チームの監督を兼務しながら飛躍の技術を磨いた。スピードスケート女子の岡崎朋美選手は38歳で5大会連続の五輪

 長野五輪で銅メダルを手にした後、腰の手術などを乗り越えて再起し、結婚後も猛練習でフォームの改造を重ねてきた。スケルトンで3度目の五輪に挑む越和宏選手は、日本選手史上最年長の45歳だ

 年齢の限界を超えた活躍はスポーツ医科学の進歩も支えているが、それだけではない。ベテランたちは、ひたむきに努力や熱意を持続することが大きな力になると伝えてくれているように思う。期間中は早起きし声援することにした。

凡語 京都新聞 2010年2月13日
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by hachiyorenge | 2010-02-13 23:56 | 凡語
独特のキャラクターでファンを喜ばせた横綱、土俵人生を縮めて・・・ 凡語 八葉蓮華
 「アスリートとしては150%認めるけど、横綱としては断固認めない」。脚本家の内館牧子さんが先月下旬、横綱審議委員を退くにあたって、場所中に泥酔して知人男性に暴力をふるったとされる横綱朝青龍関に呈した苦言だ

 事実なら横綱としてはむろん一社会人としても許される行為ではない。勝って懸賞金を受け取る際に、「手刀」を切る作法があるが、力士の手は凶器にもなりうる。およそ頂点に立つ者の行状とは思えない

 暴行騒ぎを起こした初場所は、史上3位にあたる25度目の優勝を果たした晴れ舞台でもあった。初土俵からわずか25場所目で横綱に駆け上がることができたのも、猛げいこで激しい突き、押しやスピード感を磨いたたまものだろう

 ずばぬけた素質と独特のキャラクターでファンを喜ばせた横綱が、自らの暴力問題で土俵人生を縮めてしまったのは残念と言うほかない。腫れ物に触るように扱い、的確な指導を怠ってきた部屋や日本相撲協会の対応にも問題なかったか

 朝青龍関が引退表明前に事情聴取を受けた協会の理事会には角界改革を唱えて当選した貴乃花親方をはじめ新理事が顔をそろえた。甘い処分は禍根を残すとの毅然(きぜん)とした意見も出たという

 理事選で吹いた新しい風と、物議を醸し続けた横綱の引退。元気な朝青龍関の土俵姿をもう見られないのは寂しいが、大相撲の変革が始まる節目のような予感もする。

凡語 京都新聞 2010年2月5日
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by hachiyorenge | 2010-02-05 23:56 | 凡語
「京都 秀吉の時代」地下に埋まっているいろいろな思い・・・ 凡語 八葉蓮華
 瓦片は焼けて赤く変色している。本能寺跡(京都市中京区)から出土したという。隣のコーナーに並ぶ聚楽第(じゅらくだい)や伏見城の金箔(きんぱく)瓦に比べ、地味なだけにかえって、歴史的な事件を生々しく感じさせる

 京都市考古資料館(上京区)で、9月まで開催中の特別展示「京都 秀吉の時代」。展示されている本能寺の遺物は、2007年の発掘調査で見つかった。本能寺の寺号「能」の異体字が刻まれた軒丸瓦も並ぶ

 京都の地下に埋まっているのは、「本能寺の変」のような大事件の痕跡だけではない。各地で行われている発掘調査では、いろいろな遺物や遺構が見つかり、庶民の暮らしぶりをほうふつとさせてくれる

 最近興味深かった調査成果には、市内で中世の酒蔵跡が次々にみつかったことが挙げられる。醸造用のかめを据えた穴がずらりと並ぶ様子は、中世の酒屋の財力を実感させる。一方で酒好きの人が昔から多くいた証拠だろう

 都の人々が、さまざまな形で神仏に祈りをささげたことも、出土する遺物でわかる。人の顔をユーモラスに描いた人面墨書土器、薄板で人をかたどった人形代(ひとかたしろ)、ミニチュアのかまど、小型の土馬…

 それは多くの災厄が都を襲ってきたことを意味している。信長の上京焼き打ちをはじめ、度重なる戦火はなかでも大きな災いだった。節分に豆をまく私たちにも、厄をはらい平安を願った人々の思いはつながっているはずだ。

凡語 京都新聞 2010年2月1日
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by hachiyorenge | 2010-02-02 23:57 | 凡語
面白きこともなき世に面白く すみなすものは心なりけり・・・ 凡語 八葉蓮華
 湖国に春を呼ぶ「長浜盆梅展」が始まり、鉢植えの梅が来場者をなごませている。歴史上の人物で、ことに梅を好んだのは幕末の志士で長州の高杉晋作だ

 奇兵隊結成にみられるように行動力に秀で、「動けば雷電の如(ごと)く」と伊藤博文に評された。明治維新を見届けることなく、慶応3(1867)年に病で早世した

 辞世とも、近年の研究でその前の作ともいわれる和歌がある。「面白きこともなき世に面白く すみなすものは心なりけり」。上の句は晋作が詠み、下の句は九州の勤王歌人、野村望東尼が付けた(一坂太郎著「高杉晋作の29年」新人物往来社)

 晋作が下の句を詠み継げば、どんな和歌になったのか知りたいが、望東尼の思いも理解できなくはない。どんな世であっても、心の持ちようで物事を面白く感じることができるのではないかと

 時代は変わっても心の持ちようは大事だ。しかし、それだけでは済まないことがある。日本の昨年の自サツ者は12年連続で3万人を超え、前年より増加した。さまざまな原因や動機があるだろうが、失業による生活苦や多重債務、うつ症状などの要因も重なっているといわれる

 政府は「生きるための具体的な支援といのちを大切にする姿勢を示すことで、希望を失う人を少しでも減らしたい」と緊急プランを行っている。けれどもまだ、実効が上がっていないのが現状だ。晋作のような機動力がほしい。

凡語 京都新聞 2010年1月28日
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by hachiyorenge | 2010-01-28 23:56 | 凡語
冬をしのげば春が来る。小さな花を少しずつ増やしている・・・ 凡語 八葉蓮華
 「梅一輪一輪ほどの暖かさ」(服部嵐雪)どころか一気に春本番のような陽気になったかと思えば、また冬に逆戻り。体調管理にはくれぐれもご注意を

 寒さが緩むタイミングを見計らって、京都御苑を散策した。冬枯れの木立が並ぶ中で、梅がつぼみを膨らませている。蛤(はまぐり)御門近くの梅林では三、四分咲きの紅梅を見つけた。宗像神社の北側でも、白梅が小さな花を少しずつ増やしている

 暖冬で開花が早まったのだろうかと京都御苑管理事務所に尋ねると、早咲き種がぼちぼち咲き始める時期だという。なるほど梅は百花のさきがけだ。冬を耐えていの一番に春を告げる。このところの暖かさが本物の春か思案しているに違いない

 同じ日、東寺の初弘法にも足を運ぶ。雪が舞う年にお参りした記憶もあるが、境内は露店の売り声や参拝者のざわめきで生暖かい湯気が立ち上るようだった。生活にも春が来るようにと大勢の人が、大師像に手を合わせていた

 御影堂前でハイチ大地震支援の托鉢(たくはつ)をする僧侶の姿に、はっとさせられた。現地ではこの瞬間にも、人々が食料や治療を求めて長蛇の列をつくっている。壊滅的な被害を受けたカリブ海の小国に、早く春が訪れるよう祈らずにはおれない

 日本では政界に激震が走った。政権与党のカネの問題だ。こちらは、冬をしのげば春が来るとは限らない。つぼみを膨らませるほど、世間の風は暖かくはない。

凡語 京都新聞 2010年1月23日
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by hachiyorenge | 2010-01-23 23:56 | 凡語
先行き不透明な時代にあって、子に学力だけはつけてやりたいと願う親心・・・ 凡語 八葉蓮華
 新型インフルエンザへの厳戒態勢のなか、本年度の大学入試センター試験が終了した。不況による国公立大志向の高まりで、志願者は昨年を1万人近く上回った

 前身の共通1次試験を含め、センター試験が始まって30年余り。受験生を点数で輪切りにし、大学序列化の一因になったと批判を浴びてきたが、今では多くの私立大も利用し、大学志願者の大半が受験する一大イベントだ

 文部科学省のまとめでは昨年度、高校生の大学進学率は全国平均で初めて5割を突破。京都の進学率は65・8%で全国トップ、滋賀は59・2%の7位で、いずれもかなりの「教育熱心県」といえそうだ

 少子化時代でも受験戦争はなお厳しいのかと思いきや、京都市内の大手進学塾によると「大学入試にかつての悲壮感はない」という。推薦やAO入試、得意科目だけの試験や「一芸」など入試が多様化し「どこかには入れる。背水の陣で一般入試に臨む受験生は少数派」らしい

 激化が著しいのが中高一貫校や難関私立中をめざす中学受験。くしくもセンター試験第1日が中学入試の初日だった。不況で私立中全体の志願者が減るなか、進学実績のあるコースは相変わらずの人気ぶりだ

 「先行き不透明な時代にあって、子に学力だけはつけてやりたいと願う親心の表れ」と塾講師。そうなのかもしれない。が、一心に答案用紙に向かう児童を見て、何か気の毒にも感じた。

凡語 京都新聞 2010年1月18日
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2010-01-18 23:56 | 凡語