髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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カテゴリ:滴一滴( 128 )
順位を一つずつ上げて「今度こそ」なぜ一段一段なんだろう・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 雪のこぶが連なる急斜面を一気に滑り降りる。ターンの一つ一つ、エア(空中技)の妙技に息をのむ。刻々と進むタイムを気にしながらテレビ画面に見入った

 バンクーバー冬季五輪のフリースタイルスキー女子モーグルは、最後まで手に汗握る展開となった。最終滑走者のハナ・カーニー選手(米国)が1位となった瞬間、悲願のメダルはまたもや上村愛子選手の手をすり抜けた

 初出場の長野大会で7位。以後、順位を一つずつ上げてきた。攻めのターンを身につけて「今度こそ」と挑んだ表彰台だった。「なぜ一段一段なんだろう」。本音が漏れた

 上村選手のモーグル人生には運命的なものを感じる。病気の関係もあって幼いころに兵庫県から長野県に移りスキーと出合う。中学生の時、バンクーバー近郊の知人を訪ね、初めて見たモーグルに魅せられた

 その地での五輪である。「頑張ってきたことへの答えは良ければご褒美、良くなければ乗り越えるための試練と受け止めてきた」と言う上村選手。今回の結果は、さらに次へと背を押す神様の意思にも思えてくる

 19歳の村田愛里咲選手も、初出場で見事8位入賞を果たした。期待の重圧を受けながら目標へ全力で挑む上村選手と、後に続く若い力の台頭は日本選手団の大きな弾みとなろう。

滴一滴 山陽新聞 2010年2月15日
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by hachiyorenge | 2010-02-15 23:56 | 滴一滴
「インビクタス 負けざる者たち」民族や宗教などの違いで紛争は絶えない・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 あの人が今年80歳になると知って驚いた。米映画界を代表する俳優兼監督のクリント・イーストウッド氏である

 「夕陽(ゆうひ)のガンマン」「ダーティハリー」など若いころは西部劇や刑事もので、ニヒルなアクションスターとして活躍した。監督業に比重を移してからは、社会性の強い作品を撮るようになった

 最近は「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の2部作で太平洋戦争を扱った。現在、日本で公開中の最新作「インビクタス 負けざる者たち」は、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)を題材にしている

 舞台は1995年に南アで開催されたラグビーのワールドカップ。アパルトヘイトが終わったばかりで混乱が続く中、初の黒人大統領になったネルソン・マンデラ氏が主人公だ

 マンデラ氏は「白人のスポーツ」として黒人が嫌うラグビーを利用し、人種対立の克服を目指す。実話に基づいた映画で、南アの代表チームは奇跡の優勝を果たす。イーストウッド監督は「これは和解の映画」と強調する

 白人支配下で27年間も投獄されたマンデラ氏が獄中で考えたのは、南アを治めるために必要なのは白人を許すことだったという。民族や宗教などの違いで紛争は絶えない。敵を許すのは容易ではないが、この映画が発するメッセージは重い。

滴一滴 山陽新聞 2010年2月10日
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by hachiyorenge | 2010-02-10 23:56 | 滴一滴
花が咲き、いっぱい実をつける、たがわぬ季節の移ろい・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 最近文庫化された「野菜讃歌」(講談社文芸文庫)の著者庄野潤三さんは大往生だった。解説で佐伯一麦さんが庄野夫人の話として紹介する

 庄野さんは昨年9月21日に88歳で亡くなった。朝いつものように起きて、夫人がふと台所へ行き、戻ってきたら息を引き取っていた。「きっと本人は、自分がシんだことを気づいていないに違いない」と夫人は言う

 穏やかな最期はいかにも庄野さんらしい。小説では、自然を愛し、家族とふれ合う日々の生活を細やかな筆致でつづった。読後には胸の奥底にほのかな明かりがともったような温かさが残る

 庄野家の庭には梅の木がある。文豪井伏鱒二が訪れた時、書斎のガラス戸越しに見て「庄野君、これはいい梅だね。大事にしたらいい」とほめたそうだ。毎年花が咲き、いっぱい実をつける

 文庫の中の「梅の実とり」と題する一編には、年を取って実とりが苦痛になった庄野さんと、元気な長女の会話がある。「お父さん、梅はいつとるの?」「とりましょうか」「とってくれたら有難いな」「落っこちないようにしてくれ。気をつけてくれ」「ありがとう。ご苦労さん」。変哲のない日常の幸せが伝わる

 きょう4日は立春。近所の庭の梅がぽつりぽつりと花開いていた。たがわぬ季節の移ろいが、うれしい。

滴一滴 山陽新聞 2010年2月4日
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by hachiyorenge | 2010-02-04 23:56 | 滴一滴
文明の繁栄も、他を妨げ、勢力を広げれば、自らも衰えていく・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 昨年末の気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)以来停滞した感があった温暖化阻止への各国の取り組みだが、このところ再びニュースが伝えられ始めた

 COP15は目立った成果なく終わったものの、気温上昇に「留意する」と申し合わせたコペンハーゲン合意の付属書に、各国が温暖化ガスの削減目標を記載することを決めていた。その数値の発表である

 1990年比で日本が25%、欧州連合(EU)は20%で場合によって30%など、威勢のいい数字が並ぶ。しかし、日本は「主要国による公平で実効ある削減の枠組み構築と意欲的目標の合意」を実行の条件とした

 EUも30%引き上げは「削減への公平な負担」が前提と言っている。相変わらずの横にらみ。米国や中国も同じ姿勢だろう。鳩山由紀夫首相やオバマ大統領も演説で対策推進を訴えたけれど、世界の力強い結束は当面望めそうにない

 作家清水義範氏が著書「サイエンス言誤学」の中で、セイタカアワダチソウの生態を紹介している。この植物は特殊な化学物質を出して他の植物の生育を妨げ、勢力を広げる。だが、数年後には自ら出した物質によって自家中毒を起こし、衰えていく

 清水氏は「文明の繁栄にも同じことがあるかも」と記している。うなずかざるを得ないのがつらい。

滴一滴 山陽新聞 2010年1月30日
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by hachiyorenge | 2010-01-30 23:56 | 滴一滴
経済だけでなく各分野で世界は時々刻々、動いている・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 1953年3月、スターリンがシ去すると米国で株価が暴落した。投資家が旧ソ連指導者のシを悼んだわけではない。彼のシが朝鮮戦争終結を導くという読みだった。市場の論理はドライである

 先週後半、米株価が大きく下落、東京市場も追随した。高リスク取引の制限などオバマ米大統領の金融規制強化案が嫌気された。市場に流れ込む資金が減るとの思惑が働いたようだ

 市場は資金の流入によって活気づく。しかし、過ぎたるはバブルにつながる。一昨年秋、金融バブルがはじけた直後から主要国は金融規制の強化を話し合ってきた。最大の経済大国が踏み出すことは是とすべきであろう

 ウォール街は猛反発している。実態の判然としない金融商品を駆使した、あくなき利益追求の結果が世界を巻き込む金融危機だった。その彼らが「従来通り自由に」というのはやはり身勝手ではないのか

 ただし規制の中身の良しあしやタイミングの問題はある。米議会の出方も見定めがたい。日本の今後の金融政策に絡む問題でもあり、太平洋のこちら側からも注視が必要だ

 経済だけでなく各分野で世界は時々刻々、動いている。鳩山由紀夫首相は小沢一郎民主党幹事長や自身の政治資金問題で気がもめることだろう。それでも、目配りを怠ってもらっては困る。

滴一滴 山陽新聞 2010年1月25日
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by hachiyorenge | 2010-01-25 23:56 | 滴一滴
私心なかりしか「敬天愛人」誠を尽くし努力を続ける以外に王道はない・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 カリスマ起業家の異名を取る京セラ名誉会長の稲盛和夫さんが尊敬するのは、同郷の偉人西郷隆盛だ。自己の欲望を抑え、他を利する「敬天愛人」という西郷の言葉を、京セラは社是にしている

 「総じて人は己れに克つを以て成り、自ら愛するを以て敗るるぞ」。これも西郷の遺訓。成功に驕(おご)らず、謙虚に、自分を律する強い克己心を持ち続けられることが人間の本当の偉さ、と説く(「人生の王道 西郷南洲の教えに学ぶ」)

 組織を小集団に分けて任せる独特の経営手法で京セラを大企業に育て上げ、第二電電(現KDDI)の設立で通信分野にも挑んだ稲盛さん。その経営手腕を買われ、法的整理で再建を目指す日本航空の最高経営責任者に就任する

 高コスト体質から抜け出せず経営に行き詰まった日航はきのう、会社更生法の適用を申請し、国の管理下での再建が始まった。新たなかじ取り役を担う稲盛さんへの期待が高まる

 一方で社員たちには厳しいリストラの嵐が待ち構える。さぞ不安も大きかろう。安全第一で再生を図ることができるのか

 稲盛さんは「動機善なりや、私心なかりしか」を常に問い、誠を尽くし努力を続ける以外に王道はないとも主張する。そのカリスマ性が、社員の意識改革と強い信念による士気向上を促すことを願いたい。

滴一滴 山陽新聞 2010年1月20日
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by hachiyorenge | 2010-01-20 23:56 | 滴一滴
「みんながやっているから」つながっている感覚が大事ということらしい・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 日本人が謝罪会見をするとなると冒頭は大抵こうだろう。「世間をお騒がせして申し訳ない」。世間にどう見られるかを行動規範とする感覚は、外国人には理解しがたいようだ

 世間と呼ばれるものはIT(情報技術)化が進んだネット社会にも存在する。京都大霊長類研究所の正高信男教授は「IT世間」と名づけた(「他人を許せないサル」講談社)。携帯メールを頻繁にやりとりする行為は、もらったらお返しするという現実社会の贈答に通じる。メールの中身より、つながっている感覚が大事ということらしい

 IT世間で音楽は「着うた」などとして携帯電話で入手するのが常識だ。だが、著作権料を払わない違法サイトが増え、無料だからと気軽に利用する人も増えてしまった。「みんながやっているから」という感覚だろうか

 改正著作権法が今月施行され、私的目的でも違法サイトから音楽や映像を入手することが禁じられた。罰則こそないが、損害賠償など民事上の責任を問われる可能性もある

 業界団体の調査では違法サイト利用に後ろめたさを感じる割合は10代より20代、30代と年齢層が上がるごとに低くなる。子どもへの啓発と同時に大人もわが身を振り返る必要がありそうだ

 まだ歴史の浅いIT世間。少しずつ健全な常識を根付かせたい。

滴一滴 山陽新聞 2010年1月15日
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by hachiyorenge | 2010-01-15 23:00 | 滴一滴
現代人の生活は不規則、社会は体本来のリズムを乱す要素に満ちている・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 冬は空気が澄んで夕日がことのほか美しい。「日が長くなったなあ」という会話をここ数日、よく耳にする。思い当たる人も多かろう

 「冬至からさほどたってないのに」と考えがちだが、日の入りの時刻は実は12月初めあたりが1年で1番早く、冬至のころは既に遅くなりつつある。ただ、日の出が遅いため昼間の長さは年間で最も短い

 昨年12月2日の岡山市の日没は午後4時53分で冬至の22日は同58分。きょう10日は午後5時12分だ。「年明けごろに日が長くなったと実感できるものです」。昔、取材先で聞いた天文学者の言葉を思い出す

 太陽も他の天体も規則的に運行する。それに比べ、現代人の生活はなんと不規則なことか。先日、岡山市であった野井真吾・埼玉大准教授の子どもの体と心に関する講演の内容を本紙が伝えていた

 昼間、太陽の光を浴びると分泌の増えるホルモンが夜の眠りを誘う。夜の人工光は逆に分泌を妨げる。今の子は外遊びが減って昼は日の光を浴びず、夜はテレビや塾通い。よく眠れないなど悪影響は当然で、社会は体本来のリズムを乱す要素に満ちているという

 大人が気をつけてやらねばと、あらためて思う。同時に、大人も規則正しい生活を心がけたいものである。不況を乗り切るにも、まずは健康でなければ。

滴一滴 山陽新聞 2010年1月10日
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by hachiyorenge | 2010-01-10 23:56 | 滴一滴
「庚(かのえ)寅」トラの勢いを得て、さらなる変革を目指して前進する年・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 年が改まり、昨日から列島も本格始動した。心機一転「今年こそは」との思いで仕事始めを迎えた人も多かろう

 今年は寅(とら)年。庚(かのえ)寅に当たる。「庚」はもともと「あらたまる」の意の「更」と同語。トラの勢いを得て、さらなる変革を目指して前進する年にしたい

 元プロ野球捕手で野球解説者の古田敦也さんは「『優柔決断』のすすめ」(PHP新書)を説いている。「優柔」という言葉には「決断力に乏しい」「ぐずぐずしてはっきりしない」といったネガティブなイメージが先行するが、「やさしくものやわらかなこと」という意味もある

 古田さんが勧めるのは、柔軟に情報を収集した上で、それを生かした「決断」をしっかりするということだ。最後の最後に最も大切なのは「どれだけ腹をくくれるか」とも言う

 沖縄の普天間飛行場移設、強まる一方の借金体質など懸案先送りで指導力不足が指摘される鳩山由紀夫首相。4日の年頭記者会見では、景気が一段と悪化する「二番底」回避に全力を挙げる考えを表明。政権運営に向けては「国民と一緒に新しい国民のための政治をつくりあげる正念場の一年だ」と強調した

 寅の字には「つつしむ」の意もある。物事に対して畏(おそ)れ慎む心を失わず、「優柔決断」で危機突破なるか。まさに正念場の年だ。

滴一滴 山陽新聞 2010年1月5日
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by hachiyorenge | 2010-01-05 23:56 | 滴一滴
元気になってもらう「傾聴の勧め」互いに意見を傾聴するようになれば・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 相手の話に耳を傾けることを「傾聴」という。話す機会が少ない高齢者や、悩みを抱える若者らの話をじっくり聴き、元気になってもらう「傾聴ボランティア」という活動が生まれている

 人は自分の話を静かに聴いてもらえれば、それだけで心が軽くなる。だが、経済のグローバル化が進むにつれて、「競争社会を生き抜くには自己アピール力を磨け」といった声が強まった

 他人の発言を押しのけてまで、自分を売り込むような言動が目立つようになった。社会にぎくしゃくした空気が広がり、特に立場の弱い人たちが置き去りにされてきた面は否めない。そうした反省から「傾聴の勧め」的な動きが出てきたのは歓迎したい

 最近は政治の世界でも、傾聴傾向が生じている。テレビの政治討論番組では、与野党とも穏やかなやり取りになってきた。自民党中心の政権が続いた時代は、与党も野党も言いっ放し、批判合戦のような攻防に終始していた

 政権交代で与党になった民主党議員は、影響の大きさを意識してか控えめな発言が多い。野党になった自民党議員は、借金の肥大化を批判しようものなら、過去の責任を問われて下を向く

 互いに意見を傾聴するようになれば、政治の成熟化につながろう。社会や家庭でも、そんな穏やかさを取り戻したい。

滴一滴 山陽新聞 2009年12月30日
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by hachiyorenge | 2009-12-30 23:56 | 滴一滴