髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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カテゴリ:日報抄( 109 )
「ニャンニャンニャン」で猫の日、ペットとして人を癒やす・・・  日報抄 八葉蓮華
 保健所から子猫を引き取ったと、小欄に以前書いた。あれからかわいく育って…と報告したいところだが、横であくびをする猫を見ると立派な「メタボ」体形である。餌を食べてはゴロゴロの毎日では無理もない

 かつて飼い猫にはネズミを捕るという大事な役目があった。日本猫は仏教伝来の際、ネズミが仏典をかじるのを防ぐため、船に乗せられて来たのがルーツという説もある

 江戸時代の上州(群馬県)ではとりわけ猫が重宝された。養蚕が盛んだったためだ。ネズミが蚕や繭に悪さをすると大損害になる。猫を飼うのはもちろん、ネズミよけのおまじないとして猫の絵を求める農家が多かった。面白いのはその描き手が領主だったことである

 南北朝時代の武将、新田義貞の流れをくむ上州・新田の殿様は歴代、猫の絵を描いて養蚕農家などに分け与えた。当時ネズミの害は義貞一党の怨霊(おんりょう)によるという俗信があった。その子孫の殿様の絵なら霊を鎮め、ネズミを防いでくれるに違いない。人々はそう考えたようだ(落合延孝「猫絵の殿様 領主のフォークロア」)

 地元だけでなく、越後や信濃などからも依頼があったという。明治時代になると「新田猫絵」は蚕の卵とともに輸出され、ヨーロッパでも珍しがられた。目をカッと見開いた猫絵に比べると、わが家の猫は何と緊張感のないことか

 でもペットとして人を癒やすのが現代の猫の「仕事」であれば、それなりに職務に忠実といえるかもしれない。きょうは「ニャンニャンニャン」で猫の日という。

日報抄 新潟日報 2009年2月22日
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by hachiyorenge | 2009-02-22 23:55 | 日報抄
「暖冬少雪」降っても降らなくても気がもめる・・・  日報抄 八葉蓮華
 降っても降らなくても気がもめる。それが自然相手の競技の宿命だ。きょう、トキめき新潟国体スキー競技会が幕を開ける。暖冬少雪でやきもきさせられたが、この大会を待っていたかのような冬将軍の到来だ

 スキー国体が県内で開催される年は暖冬というジンクスでもあるのだろうか。初めて開かれた一九五一年は、ノルディック種目が中止になった。一巡目の本国体と併せて行われた六四年も少雪に苦しんだ。九一年の大会は開幕前日の雨で大慌てした

 県内は先週、例年より半月も早い春一番が吹いた。距離競技が行われる十日町市の吉田クロスカントリー競技場では、コース脇にフキノトウが顔をのぞかせていた。スキー国体より前に春が来てしまった感じだった

 “春の陽気”は雪解けをせかす。二月上旬から、距離会場に十トントラック七百七十台分もの雪が運び込まれた。「雪が降らなくとも知恵を絞り、選手に最善の状態をつくってみせます」。コース係長を務める児玉義昭さん(42)ら裏方には、豪雪とはまた違った少雪との闘いが続いていた

 コース係の中町健一さん(35)は中越地震で自宅が半壊する被害に遭った。全国から届けられた支援や励ましを決して忘れはしない。「最高峰の大会で『ありがとう』を伝えたい」。感謝の気持ちを額の汗に変える

 ただ、降り出すと一晩で一メートルのドカ雪も珍しくない当地だ。そうなればそうなったで、夜を徹したコース整備が待っている。大会を支える裏方さんには、最終日の二十日まで気の抜けない日が続く。

日報抄 新潟日報 2009年2月17日
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by hachiyorenge | 2009-02-17 23:58 | 日報抄
「農業」に支えられた地域経済や社会の仕組みは・・・  日報抄 八葉蓮華
 「名前を知らない人は少ない。でも、最後まで読み通した人はもっと少ない」と、かつていわれた本がある。マルクスの「資本論」だ。長大で難解な書物の代名詞だが、日本の農業に触れた部分があると知れば、少しは親しみがわくかもしれない

 「商品と貨幣」について述べた編の一節だ。「押しつけられた対外貿易が、日本においても現物地代の貨幣地代への転化をもたらすならば、日本の模範的な農業もおしまいである」。うーんやはり難解だ

 正確な意味は、よく理解できない。ただ、「現物」に支えられた地域経済や社会の仕組みは、経済のグローバル化やマネーゲームの前には、ひとたまりもないと言っているように感じる

 初版は、諸外国の圧力で日本が開国を迫られた直後の一八六七年。それから百四十年余りがたって、私たちは行き過ぎた投機ブームのなれの果てを目にして、打ちのめされている。だから、そう読み取ってしまうのかもしれない

 解雇の嵐の中で、農業を雇用の受け皿にしようとの声が高まっている。お互いの息遣いが感じ取れる地域で、人とのつながりを大切にしながら、自分の居場所を定めたい。それは不安におののく多くの人の心にある思いではないだろうか

 マルクスが注目したのは、都市の排せつ物も取り入れる、日本の地域循環型農業だった。今年、新潟市近郊に二十アールの水田を借りて、農作業に挑戦する若い友人からメールが届いた。「田植えは楽しい合コンにします」。古さを新しくよみがえらせる感覚が育ってほしい。

日報抄 新潟日報 2009年2月12日
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by hachiyorenge | 2009-02-12 23:00 | 日報抄
「国民の損」二千四百億円が百九億円に値切られ、その差額・・・  日報抄 八葉蓮華
 「世に銭程面白き物はなし」。日本で最初にお金をテーマにした作家は江戸前期の井原西鶴という。金もうけに絡む人間模様を描いた「日本永代蔵」に、含蓄あるこの言葉が出てくる

 公営の船橋競馬で千九百十一万円の当たり馬券が出た。百円券が史上最高の配当に化けたのだ。西鶴ならずとも、面白さの極致が味わえただろう

 「減らないお金」も、面白いには違いない。「円天商法」でL&G会長が逮捕された。「減らない」をうたい文句に、三万七千人から千二百億円余を集めたという。記録的な巨額詐欺になりそうだ。この会長は、元金を保証しながら、疑似通貨「円天」を発行し、ネット販売や即売会で使わせていた

 減らない金などあるはずもないのに、「円天はお金に代わるもので、国家が使用すべき」とブログで訴える始末だ。こんな空理空論の自転車操業をなぜ大勢が信じたのか。簡単に稼ぎたい-。「面白き物」を求める人間の欲が狙われた

 永田町辺りにも、面白い話がごろごろあるようだ。二千四百億円を投じた「かんぽの宿」が、どうして百九億円に値切られてしまうのか。円天商法の被害を上回るその差額は、国民の損である

 「霞が関の埋蔵金」は勝手に掘り出された揚げ句、定額給付金に回る。恩着せがましい給付金の評判が芳しくないと見るや、今度は「政府紙幣」という大盤振る舞いの構想が浮上した。日本銀行券でもないお札が、錬金術のように安易に刷られて大丈夫なのか。まずは「円天」通貨との違いから説明してもらいたい。

日報抄 新潟日報 2009年2月6日
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by hachiyorenge | 2009-02-06 23:02 | 日報抄
一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ・・・  日報抄 八葉蓮華
 人類が初めて月面に立ったのは四十年前の一九六九年だ。「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」。宇宙船アポロ11号から降り、記念すべき足跡をしるしたNASA(米航空宇宙局)のニール・アームストロング船長の第一声はあまりにも有名だ

 中学一年の授業中、白黒の中継画面を食い入るように見つめた思い出がある。ある年代以上の人にとっては記憶にこびりついている瞬間だろう

 人を月に送り込むことを目指したアポロ計画を描いたドキュメンタリー映画「ザ・ムーン」が公開中だ。NASAの貴重な映像と、当時の飛行士十人へのインタビューで克明に計画を追う。アポロ計画では七二年までの四年間に十二人が月の土を踏んだ。地球以外の天体を歩いたのは、彼らだけだ

 「われわれは月を知ることで、実は地球について知った。われわれは何と小さな存在だろう。だが何と幸せだろう。この肉体をもって生まれてきて、この美しい地球で人生を謳歌(おうか)することができて」「地球は、この広大な宇宙という砂漠に浮かんでいる奇跡のオアシスだったのだ」

 八十歳前後となった元飛行士たちが語る言葉が胸に響く。人類が大きく飛躍してから四十年もたつのに、「宇宙船地球号」は戦争や民族・宗教間の対立、飢餓、環境危機といった宿痾(しゅくあ)を抱え続ける

 折しも今年はガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡で月を観測してから四百年、世界天文年という。たまには澄み切った夜空を仰いで、この星の行方にも思いをはせてみたい。

日報抄 新潟日報 2009年2月1日
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by hachiyorenge | 2009-02-01 23:01 | 日報抄
「やっぱり横綱は強くなくちゃ」自らに言い聞かせるようだった・・・  日報抄 八葉蓮華
 「おれたちも一杯食ったなあ」「参ったよ、本当に。朝青龍が立派だったということだよ」。辛口の解説で知られる元横綱の北の富士さんも、放送席で脱帽するしかなかった。大方の相撲ファンの気持ちを代弁していたのではないか

 優勝決定戦で白鵬を寄り切ると、片手どころか、両手をかざし、派手なガッツポーズを見せた。白鵬コールに沸いた満場の客席を見渡し、「文句あっか!」と言わんばかりだった

 朝青龍は初場所前のけいこ総見で、そのライバルに六連敗した。多くの親方衆は「今場所が見納め」と考えていた。観客にしても、最初は土俵下に転げ落ちるヒール(悪役)を見に来たのではないか。それがいつしか驚嘆に変わった

 あの鬼気迫る面構えと底力は、どこから出てくるのだろう。「根性」とか、「ハングリー精神」とか、日本人が気恥ずかしくて使わなくなった言葉を、朝青龍らが体現しているのかもしれない

 今場所も、幕内十四人を占める外国勢の活躍ばかりが目立った。十両では、わが霜鳳が奮闘したが、優勝決定戦はモンゴル対決となった。品格も大切だが、再入幕が期待される霜鳳を含めて、日本勢の気迫を見せてもらいたい

 土壇場からの復活劇に、一番勇気づけられたのは麻生首相だろう。定額給付金や消費税問題では、党内からも激しい突っ張りを受け、支持率、指導力ともに低落が著しい。「やっぱり横綱は強くなくちゃ」。表彰式の言葉は自らに言い聞かせるようだった。国会は、進退を懸けた土俵際の攻防がまだまだ続く。

日報抄 新潟日報 2009年1月27日
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by hachiyorenge | 2009-01-27 23:02 | 日報抄
オバマ大統領の門出に二百万人の群衆・・・  日報抄 八葉蓮華
 米国史上初の黒人大統領の門出に二百万人が集まった。ワシントンの議事堂前。演壇の前に広がる緑地帯は、星条旗を打ち振る群衆が巨大なじゅうたんとなって敷かれたかのようだ。「オバマ!」とともに人波がうねる。未明のテレビに映った就任式は圧巻だった

 民主主義は桜色? 壮大な光景をぼんやりと眺め、ふと思った。国旗の赤と青、肌や髪の多様な色が溶け合い、織りなしたじゅうたんだ。それが濃い桜色に見えたのだ

 新潟新聞主筆も務めた「憲政の神様」尾崎行雄は東京市長時代、桜二千本をワシントンに贈った。大統領夫人の願いを知った尾崎の日米友好の証しだ。一九〇九年、ちょうど百年前である

 最初の桜は害虫被害で焼却されるが、三年後に三千本が送られる。世紀を経てポトマック河畔は、満開の桜が春を彩る。厳寒の就任式会場も、あの熱気ならば“憲政の桜”が咲きだしても不思議でない

 「建国の父たちは、危機に直面しながらも、法の支配と人権を保障する憲章を起草した。この理想の光はご都合主義で手放すことはできない」。オバマ氏の演説を、四キロ先の真正面に座るリンカーン像はどう聞いただろう

 四十六年前、この像を背に「私には夢がある」と叫んだキング牧師も、この日をどれほど夢見たことか。オバマ氏とリンカーン像を結ぶ中間には、初代大統領ワシントンの記念塔も立つ。時空を超え、憲政の主役たちが一直線に結ばれた。かの国から、たぎるような政治の熱が伝わる。うらやましくて、やがてもの悲しくなった。

日報抄 新潟日報 2009年1月22日
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by hachiyorenge | 2009-01-22 23:01 | 日報抄
ハドソン川緊急着陸「私は祈った。また祈った。さらに祈った」・・・  日報抄 八葉蓮華
 「危ない十一分間」という言葉を覚えたのは、いつのころだったろう。旅客機の墜落事故は離陸後三分、着陸前八分に集中しているというデータだ。以来、飛行機に乗るたびに腕時計を見る癖がついてしまった

 離陸して三分すぎたあたりでホッとする。着陸前になると、また緊張して時計に目をやる。飛行機嫌いの人の気持ちがよく分かる。無事の着陸を祈って十字を切る外国人を見て妙に勇気づけられた旅もあった

 米ニューヨークのハドソン川に不時着したUSエアウェイズの機中にいた女性は、機長から緊急着陸を告げられ乗務員に指示を仰いだ。低い姿勢を取り「私は祈った。また祈った。さらに祈った」と米紙に答えている。乗客、乗員百五十五人の祈りが奇跡を呼んだのだろうか

 高層ビルが夕暮れのあかね色に染まっていく中、ハドソン川の水面から突き出た垂直尾翼の青さが目に焼き付いた。一九八五年八月、群馬県の御巣鷹山の尾根に激突した日航機の破損した垂直尾翼を思い起こしたからだ。事故の翌日、焦げ付いた山から四人が救助された。奇跡といわれたあの感動と涙もよみがえってきた

 ハドソン川では機体が少しずつ沈みながら流されていった。川面に浮いた主翼の上で救助を待つ乗客たちが、次々に救命ボートに乗り移っていく。水際立った救出劇は感動的だった

 航空機事故は大量の犠牲者を出し、いつも遺族の号泣に包まれるからだろう。ニューヨークの川面での喜びの声が胸を打った。かけがえのない命の素晴らしさを教えてくれた。

日報抄 新潟日報 2009年1月17日
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by hachiyorenge | 2009-01-17 23:01 | 日報抄
だらだらしません。とっととやります!・・・  日報抄 八葉蓮華
 新潟大学と本社が手を携え、「新聞を体験する」という少人数の授業を続けている。学生の新鮮なまなざしに触れようと、新春のキャンパスを訪ね、コラムの話をした

 あなたたちが書くラブレターには、どんなコラムも記事もかなわない。かけがえのない人に発する一対一の言葉は、それだけで魅力的だ。不特定多数の読者に届ける新聞はそこが違う。だから、共感のタネを懸命に探し回る記者がいるのかも―。そんな訳の分からないことを言い、早々に後悔した

 学生は二十人ほどで、大半が十九歳と二十歳だ。選挙権を手にする彼らにお願いした。政治決戦のこの年、新党の党首になったつもりで公約を訴えてみて、と

 「だらだらしません。とっととやります!」「カップラーメンの値段を知っている政党です!」。どちらも教育学部の“女性党首”だ。麻生首相に聞かせたいコピーではないか

 定額給付金の二兆円、新党ならどう使う? 「生活に困っている人だけが引き落とせる国民共有の口座を」「塾に行けない子どもがいる家庭に配分」。弱者や子育てに学生は優しい。こんなユニークな公約もあった。「衆参両院のほかに『世襲議院』を」。庶民生活を知らない政治家はさらしものにされそうだ

 「国民皆雇用!大卒ゼロ戦略」に驚いた。学歴が影を落とす格差社会である。この女性は学生という恵まれた自分の立場を見詰めつつ、平等社会を描いているのだろう。若者の言葉を素直に聞ける社会でありたい。成人の日は、多くの大人の自省の日でもある。

日報抄 新潟日報 2009年1月12日
創価学会 企業 会館 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2009-01-12 23:01 | 日報抄