髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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カテゴリ:日報抄( 109 )
空席が目立つ「ビッグスワン」オレンジ色で埋め尽くしてこそ・・・ 日報抄 八葉蓮華
 ビッグスワンに自転車で行きたいと思う陽気になってきた。木々の芽吹きやほころび始めた桜など春めいた彩りには、アルビレックス新潟のオレンジ色のユニホームをまとった自転車の列が映える

 「チャリこぎスタジアム」(表英毅著)という、2005年出版の本を読んだ。全国に散らばるサッカーJリーグ全チームの本拠地を、自転車で訪ねて回った観戦記である。その旅人の目に、新潟のサポーターは熱く、温かく、あきらめない人たちだと映った。その集団の力が、試合に大きな影響を与えたと記している

 新潟のサポーターにとって、季節を感じる余裕もないままに、気が晴れない日が続いていよう。開幕から1カ月以上たつのに、チームは未勝利だ。リーグ戦では2年ぶりの最下位に甘んじている

 加えて気掛かりなのは、ビッグスワンに大きなスペースで空席が目立つことだ。これまでリーグ屈指の観客動員力を誇ってきた。それがクラブの屋台骨を支え、ピッチに立つ選手を勇気づける原動力となってきただけに、今季のスタジアムの姿は、寂しい

 昨年、リーグがまとめた調査によると、アルビは家族と一緒に観戦する人の割合が63・1%と、J1で最も高かった。家族ぐるみのサポーターがスタンドをオレンジ色で埋め尽くしてこそ、新潟らしさが生まれるはずだ

 「新潟がへこんだらJリーグが駄目になる」。先日、来県したJリーグの鬼武健二チェアマンはエールを送った。今こそ、選手もサポーターもあきらめない、粘り強い新潟の力を奮い立たせるときだ。

日報抄 新潟日報 2010年4月14日
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by hachiyorenge | 2010-04-14 23:56 | 日報抄
「無料化」と「値上げ」見直しの理屈と説明を省くのは許されない・・・ 日報抄 八葉蓮華
 「羊頭狗肉(くにく)」という言葉がある。美味な羊というのは看板だけで、実際は犬の肉を売り渡す悪徳商法だ。しかしその悪徳ぶりも、高速道路料金にかかわる民主党政権の「やり口」に比べれば、まだかわいくさえ感じられる

 このほど、6月から導入される高速道路の新料金案が明らかになった。普通車2千円の上限料金制が採用される一方、現行の通勤時間帯半額などの割引制度は移行措置を経て全廃されるという。これでは、多くの利用者に値上げを強いるのと同じではないか

 「高速無料化」は、子ども手当などと並ぶ、民主党のマニフェストの目玉だった。羊でも犬でも肉という点では辛うじて共通している。だが、「無料化」と「値上げ」は、まるであべこべである

 ガソリン税の暫定税率廃止の撤回も、結果的には「現状維持」。今回の「あべこべ」よりはましに思える。「高速無料」を信じて1票を投じた人に、一体どう説明するのだろう

 「無料化」には、CO2削減の観点から批判が強く、国民の支持が必ずしも得られていないのは事実だ。マニフェストの見直しも必要だろう。だが見直しの理屈と説明を省くのは許されない。とりわけ、上限制移行は何のためなのかさっぱり分からない

 通勤割引は首都圏などを除く地方を対象とした制度だ。永田町や中央メディアの関心は薄そうだ、という思いが万が一にもあるのなら「一丁目一番地」とうたう「地域主権」の底の浅さが透けて見える。黒を白と言いくるめ、犬もそっぽを向く政権に成り下がるつもりか。

日報抄 新潟日報 2010年4月8日
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by hachiyorenge | 2010-04-08 23:56 | 日報抄
「なるかならんか」大型連休の田んぼは田植え機ラッシュ・・・ 日報抄 八葉蓮華
 「昭和の日」のきょうから黄金週間だ。あす金曜に休暇を取り、5月5日の「こどもの日」まで7連休というご仁もおられよう。畑の菜の花や道端のタンポポ、庭先のレンギョウと、黄色の濃淡が目に入る。新潟市郊外のチューリップ畑では赤とピンクが鮮やかさを増してきた

 でも、この春の気まぐれな天気といったらない。桜の開花をじらした揚げ句、やっと咲いたら花冷え続きだ。ソメイヨシノも散り際を計りかねていた。4月の平均気温は平年並みの推移というが、寒暖差が激しいためか、寒さがこたえる

 例年なら、稲作農家は田起こしから水張りに入るころだが、苗の育ちはどうだろう。果樹農家は花の遅れに気をもむ。小正月の行事「成木(なりき)責め」を懐かしく思い出すお年寄りもおいでだろう。柿などの果樹に男が鉈(なた)を手に近づく。「なるかならんか。ならんと、たたき切るぞ!」

 鉈をかざし木を脅す。切られてはかなわない。樹霊に扮(ふん)した別人が「なります なります」と豊作を誓う。そこで小豆粥(あずきがゆ)を木にかけ、精をつけてもらう。なんともユーモラスで温かなやり取りだ

 平日は勤めに出る農家が大半となったいまでは、大型連休の田んぼは田植え機ラッシュだ。ここ数年、県などは早すぎる田植えによる品質低下を心配し、5月10日以降の「適期植え」を勧める

 長い花冷えに合わせて、黄金週間は田植えを急がず、ゆっくりと家族サービスするのもいいだろう。「なるかならんか」。秋の収穫をあんまり農家に心配させないでと、田畑の神様に祈りながら。

日報抄 新潟日報 2010年4月29日
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by hachiyorenge | 2010-04-04 23:56 | 日報抄
「ETC型」コミュニケーションの出発点は明るいあいさつ・・・ 日報抄 八葉蓮華
 去年は「エコバッグ型」、今年は「ETC型」。これなーに? 日本生産性本部が毎春命名する新入社員の特徴だ。昨年は、「エコ」に敏感で折り目正しく、小さくたたみ大きく使えそうな若者が多いとみられたようだ

 今年は高速料金無料化で注目を浴びたETC(自動料金収受システム)だ。その心は、急いで信頼関係を築こうにも、心の「バー」がなかなか開かない。IT活用はスマートでも、直接対話がなくなる心配もあるということらしい

 「ETC型」との付き合いに役立ちそうな話を聞いた。講師の福田健・話し方研究所会長は、あいさつの大切さを強調していた。ある実話だが、退勤時間になっても、職場は忙しそうで誰も帰る気配がない

 手持ちぶさたの新人女性に、優しい先輩が声を掛けた。「『お先に失礼します』とあいさつして帰ればいいよ。いずれ忙しくなるからさ」。突然、新人の姿は消え、先輩が心配しだした。「お先に失礼します」。職場のみんなのパソコンにこんなメールが入っていた

 福田さんは「コミュニケーションの出発点は明るいあいさつ。会社や学校、仲間づくりの基本です」と説く。新人だけでなく上司も、就活中の人も同じだ

 参院で自民党の若林元農相が、席を外した隣の議員の投票ボタンを、採決のたびに10回も押していた。夏の引退を表明している元官僚議員だ。多くの民意が指先でもてあそばれた。有権者とのコミュニケーションのかけらも感じられない。「ETC型」どころか「料金不払い型」議員に掛けるあいさつが思いつかない。

日報抄 新潟日報 2010年4月3日
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by hachiyorenge | 2010-04-03 23:56 | 日報抄
毎日を新鮮な気分で過ごすには締め切りに追われるぐらいがちょうどいい・・・ 日報抄 八葉蓮華
 年度の変わり目が近い。手持ちの仕事にけりをつけ、後任に引き継ぐ。異動や転勤を控え、暦とにらめっこしながら、最後の業務に追われている人もいるはずだ

 仕事や宿題の締め切りはプレッシャーになるけれど、一方でその効用も見逃せない。ここまでと期限が決まっていれば少々の無理は利く。終わりがあると思うから耐えられる

 本県を含む全国各地に残る「八百比丘尼(びくに)」伝説は、「シ」という人生の締め切りを手放してしまったことの悲哀を描いている。人魚の肉を食べ、永遠の若さと命を得て何百年も生きた娘が尼となり、最後には世をはかなんで自ら命を絶つ

 子どものころに八百比丘尼の伝説に感心し、いまは日々締め切りを意識せざるを得ない身としては政界が別世界に思える。鳩山政権のこれまでの歩みを振り返れば重要政策の決定期限はあってないようなものだし、先送りしてもそう気にしているように見えない

 唯一、政治家が神経をとがらせているのは7月の参院選という締め切りだろう。民主党も自民党も世論にらみの内輪もめが続く。八百比丘尼は不老長寿を手にして一人残される寂しさを味わい、政治家は選挙を過ぎても何とか生き延びなければともがいている

 コラムニストの山本夏彦さんが「世は〆切(しめきり)」という一文を残している。「そこにいるものはずうっといると思うように我々は出来ているが、むろん誤りである」。安定思考への戒めだろう。毎日を新鮮な気分で過ごすには締め切りに追われるぐらいがちょうどいいのかもしれない。

日報抄 新潟日報 2010年3月29日
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by hachiyorenge | 2010-03-29 23:56 | 日報抄
働く親の頼みの綱「学童保育」親も子もピカピカの笑顔で・・・ 日報抄 八葉蓮華
 就活、婚活をクリアしても次は「保活」の苦労が待ち受けているという。週刊誌アエラの8日号が、東京でわが子を希望する保育園に入れるのがいかに難しいかを伝えていた

 大都会のように待機児童がいるわけではないが、新潟市でも保育園はどこも飽和状態に近い。所によっては第1希望の園に入れなかったという話も聞く。ただ、保育時間の延長が可能な保育園時代はまだいい。問題は小学校に入ってからだ

 特に新1年生は下校するのが早い。学校から帰った子どもを一人で家に置いておくのは心もとない。祖父母や親せきにも面倒を見てもらえないとなると、働く親の頼みの綱は放課後児童クラブ(学童保育)である

 県内で学童保育を利用する子どもは昨年5月現在、1万4319人。2005年から3千人、クラブ数は約70カ所増えた。政府がまとめた「子ども・子育てビジョン」でも、保育所待機児童の解消や学童保育拡大の数値目標を掲げる

 そんな中、間もなく新潟市に新たなスタイルの学童保育施設がオープンする。スーパーの空きスペースに施設を作り、NPO法人が運営する。送迎などの利便性がよく、店としても保護者の来店が期待できる。買い物客ら地域住民と子どもたちの交流も生まれるかもしれない

 「誰もが希望する幼児教育と保育サービスをうけられるように」。子育てビジョンはそううたう。卒業式も各地で行われており、今度は入園・入学シーズンだ。「保活」に不安を感じることなく、親も子もピカピカの笑顔で春を迎えてほしい。

日報抄 新潟日報 2010年3月19日
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by hachiyorenge | 2010-03-19 23:55 | 日報抄
「全力疾走」スポーツ界で環境への取り組みに関心が高まっている・・・ 日報抄 八葉蓮華
 スタジアムに熱気を巻き起こす応援席が、跳びはねるサポーターで波打って見えることがある。この動きを利用するのだという。サッカーJ1の神戸が本拠地で、跳躍の振動によって電気をつくる発電システムの試験運用を行った

 発電量が表示され、生まれた電力は試合時に活用される。本格導入はまだ先というが、試合の盛り上がり度を測るバロメーターにもなりそうだ。もしアウェー側の発電ランキングを競うような趣向があれば、新潟のサポーターはかなり上位に入るだろう

 「攻守交代は全力疾走」。高校野球ではなくプロ野球が掲げる約束事だ。セ・パ両リーグはナイターでの電力消費を減らそうと、一昨年からあの手この手で試合時間の短縮に取り組んでいる。今年は目標の3時間を超えると、超過分に応じて森づくりの資金を拠出する

 野球には「省エネ投法」という言葉もある。あくまでプレースタイルを表すものだが、無駄を省くという意味では文字通りのエコにも通ずる。勝負の醍醐味(だいごみ)は省いてはならないが、テンポのいい試合運びは歓迎だ

 スポーツ界で環境への取り組みに関心が高まっている。暖冬による雪不足に泣かされたバンクーバー五輪は環境との共生をテーマにした。2年後のロンドン夏季五輪はエコ五輪を目指すとの触れ込みだ

 「夏の高地で氷河がなくなっている」。世界を転戦するトップクラスのスキー選手がよく語っている。地球温暖化への懸念が背景にある。「冬季五輪は室内競技だけ」。そんな未来になっては困る。

日報抄 新潟日報 2010年3月14日
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by hachiyorenge | 2010-03-14 23:56 | 日報抄
「雪渡り」春の陽光が残雪の表面を解かし、夜は一気に冷えて凍みる・・・ 日報抄 八葉蓮華
 宮沢賢治の童話に「雪渡り」がある。「雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い板で出来ているらしいのです」と始まる。「堅雪(かたゆき)かんこ、凍(し)み雪しんこ」。主人公が歌い、雪山に入る。「堅雪」は春の季語である

 冬の終わりを迎える3月、春の陽光が残雪の表面を解かし、夜は一気に冷えて凍みる。よく晴れた朝の雪原は堅雪に覆われ、まるで白いグラウンドである。雪国の子どもへの天からの贈り物のようだ

 かんじきなどなくても、雪の上を好き放題に走り、飛び跳ねる。朝の登校時は、雪原のどこを通ろうが足の向くままだ。「雪渡り」の現象を賢治は“異界への扉”とみて、山奥の子ギツネと人の子の交流を描いた

 越後ではこれを「凍み渡り」と呼ぶ。春が来るぞ! 凍み渡りに心弾む思い出を重ねる年配者もいるだろう。山で最初に咲くマンサクの黄花の枝を折って帰る。「豊年満作」に通じ、家族が喜ぶという話もある

 ただ、気温が上がる昼前に、引き返すのが凍み渡りの鉄則だ。太陽が高く昇るまで遊んでいると、長靴は緩んだ雪にズボズボと沈み始め、昔は田んぼの冷たい泥水にはまることもあった。ぬれた足が冷たくて、べそをかいて帰る子もいた

 鳩山内閣の支持率が36・3%、発足時の半分にまで落ちた。政権奪取でわが世の春に浮かれていたら、「政治とカネ」の不祥事で、上から下まで泥まみれだ。企業・団体献金の禁止は公約の柱だったはず。大急ぎで公約の初心に立ち返らないと、この夏に大べそをかくことになる。

日報抄 新潟日報 2010年3月9日
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by hachiyorenge | 2010-03-09 23:56 | 日報抄
架空の世界「ネトゲ」皆が豊かになれるわけではない現実の社会・・・ 日報抄 八葉蓮華
 その昔、パソコンの子育てゲームにはまったことがある。プレーヤーが父親役となり、少女を育てるという設定だ

 教育や接し方によって、その将来はプリンセスやダンサー、魔法使いなどと変わっていく。家出をしたり、病気になったりもする。ようやく「成人」した娘が「これまで育ててくれて、ありがとう」と画面の中から呼び掛けてきた時には、思わずジーンときた

 近年問題になっているのが、インターネットのゲームにのめり込み、社会生活が成り立たなくなるケースだ。ジャーナリストの芦﨑治さんのルポ「ネトゲ廃人」が出版されてから、広く知られるようになった

 中でも、はまりやすいのがオンライン上で見知らぬ人と組み、魔物などを倒すゲームだ。強敵をやっつければ「仲間」から尊敬される。自分だけ途中で抜けると、チームに迷惑を掛けるという心理も働く。熱中するあまり、不登校や職場放棄につながることもある。韓国では、長時間ゲームを続けてシ亡する例が出ている

 ゲーム中毒が増える背景には、現実の社会で、生きがいが見いだしにくくなっていることがあるのではないか。頑張ったからといって、皆が豊かになれるわけではない。人間関係も希薄だ。ドラマチックで達成感の得やすい架空の世界の方が、魅力的に映るのだろう

 でも、日常に目を転じれば、小さな喜びはたくさんある。長い冬が終わり、ほおに春の日差しを感じた時。その日にあった出来事を家族で告げ合う食卓…。そのほのかなぬくもりは、ゲームでは得られない。

日報抄 新潟日報 2010年3月4日
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by hachiyorenge | 2010-03-04 23:56 | 日報抄
前向きに「アクセル」日本フィギュア勢は男女6人全員が入賞する快挙・・・ 日報抄 八葉蓮華
 「長かったっていうか、あっという間でした」。バンクーバー冬季五輪、フィギュアスケートのフリー演技直後だ。浅田選手は意味深長な言葉を発すると、もう涙があふれ、コメントが続かない。あんなに悔しそうな表情を見るのは初めてだった

 泣くな、真央ちゃん。同じ19歳の韓国の金選手には敗れても、堂々の銀メダルだ。小学生で全日本選手権に出場、連続3回転を成功させた。「モー娘」が大好きだった「天才少女」が、この五輪で選んだ曲はラフマニノフの前奏曲「鐘」だ

 重厚で難解な曲は、ロシア帝政末期の民衆の叫びが「鐘」に重なっているともいう。「もっと怖い顔を!」。タラソワコーチは練習で怒鳴り続けた。庶民の苦悩を表現するかのように、浅田選手も懸命に険しい表情をつくった。天真爛漫(らんまん)な笑顔が似合う彼女の滑りから、今回は人間の優しさや怒りまで伝わってきた

 日本フィギュア勢は男女6人全員が入賞する快挙である。男子の高橋選手は靱帯(じんたい)断裂から復活して銅。道化師風の衣装で、わざと危なげに綱渡りのステップを踏んで見せた。自身の歩みをフェリーニの映画「道」に投影させたのか

 織田選手はチャプリンのメドレー曲だ。演技中突然、靴ひもが切れた。「黄金狂時代」で靴ひもを食べるシーンを思い出し、逆に感動した

 6種のジャンプで「アクセル」を見分けるのは簡単だ。後ろ向きでなく、唯一、前を向いて踏み切る。浅田選手は五輪史上初めて、フリーでトリプルアクセルを2回成功させた。前向きに…。4年後の演技が待ち遠しい。

日報抄 新潟日報 2010年2月27日
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by hachiyorenge | 2010-02-27 23:56 | 日報抄