髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
lotussutra.exblog.jp
 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
カテゴリ
全体
八葉蓮華
大自在
日報抄
凡語
正平調
滴一滴
卓上四季
河北春秋
筆洗/中日春秋
天風録
春秋
未分類
最新の記事
以前の記事
メモ帳
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2008年 07月 ( 31 )   > この月の画像一覧
自然との共生「ムカデ」・・・  凡語 八葉蓮華
自然との共生「ムカデ」・・・  凡語 八葉蓮華
ムカデ(百足、蜈蚣)と言えば、俵藤太のムカデ退治伝説が思い出される。大津市瀬田の唐橋や野洲市の三上山が舞台だ▼「ムカデは後ずさりしない」とされ、戦国時代の兜(かぶと)の装飾や旗指物などに使われていたという話も伝わる。たくさんの足があって、客を運んでくれる連想で「縁起がいい」と、商店の屋号にもみられる▼だが、多くの人にとってはムカデは不快な虫であり、何十本もある足をぞろぞろと動かして進む姿は、どう見てもグロテスクである。清少納言の枕草子に「ふるき所なれば、むかでといふもの…おちかかり、…いとおそろしき」とあり、昔から嫌われていたようだ▼世界には三千種類以上、日本には百三十種類ぐらいいるらしいが、今の季節、国内では活発な動きを示し家屋に侵入して人を刺すこともある。筆者も経験したが、その痛さは生半可ではない。やけどしそうな熱さの注射針を差し込まれる感じだ▼京都市衛生公害研究所(中京区)では「自然があり、山際とか湿気の多いところを好む傾向がある。肉食性なので小昆虫の多いところも要注意」と言う。各種の散布薬剤や噴霧薬剤が売られているが、なかなか決め手とはならないようだ。本紙窓欄にも、ムカデに悩む人の切実な話が掲載されていた▼自然との共生は大いに歓迎されるが、ムカデとの共生はつらい。簡単な撃退法はないものか、と思うのは人間の身勝手なのか。

凡語 京都新聞 2008年7月21日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-21 01:01 | 凡語
亭主の小遣いは削っても・・・  大自在 八葉蓮華
亭主の小遣いは削っても・・・  大自在 八葉蓮華
「増えた」37%、「減った」26%―。生保各社の「夏のボーナスと家計実態調査」が出始めた。手取りは平均75万3000円、昨夏に比べると2万6000円減。減少顕著な世代は50代で、11万8000円も少ない。定年後、年金生活に入るまでの一助にと貯蓄に努める世帯にはつらい▼ボーナスどころではない企業も多いが、サラリーマン世帯にとっては生活費補てんの頼みの綱である。ローンの支払い、家電製品の買い替えと使い道も決まって、旅行やレジャーに回せる世帯がどれほどあるのだろうか▼家計が苦しいと半数強が訴えて、ガソリン代はじめパンやパスタ、牛乳、バターと生活必需品が軒並み値上がりしている現状である。主婦にとっては悩める日々の連続だが、亭主の小遣いは削っても、食費や子供の教育関連費は削りたくない最たるもの▼とはいえ、ちゃっかりしたもので、4割の主婦がへそくりをため込んで、平均350万円を超える。「いざという時の備え」が群を抜いて、20代、30代が励んでいる。主婦業の労働価値は年額223万円とはじかれるだけにそれ相応なのだろう▼節約術のトップには、エコバッグ持参でポイント貯蓄が挙げられる。車を使わず、使ってもハイブリッド車で。家電製品も省エネ優先。特売チラシをこまめにチェックして、家庭菜園を始める世帯も増えている▼しかし、すべて余裕があればとあって、働けど働けど暮らしは一向に楽にならず、愚痴ばかり激しくなる。庶民の暮らしとかけ離れる一方の政治と経済への無力感もいや増し状態だ。うっとうしい梅雨が明けても、今度は強い日射しが気持ちを萎えさせる。ぜいたくな泣き言となるのか。

大自在 静岡新聞 2008年7月20日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-20 01:01 | 大自在
背番号「11」がこちらを向いた・・・  正平調 八葉蓮華
背番号「11」がこちらを向いた・・・  正平調 八葉蓮華
高く、ぐいっと振りかぶったかと思うと、背番号「11」がこちらを向いた。大きなお尻を突き出して、剛速球を投げこむ。ミットが小気味よい音を立てた◆大阪・藤井寺球場のバックネット裏で、近鉄バファローズの新人、野茂英雄投手を見たのは一九九〇年夏のこと。三振を取るたび、スタンドのどよめきにやじが交じった。「お前、三振か四球やないか」◆あれから十八年。日本を飛び出し、たくさんの球団を渡り歩いた野茂投手だが、猛牛のユニホームが一番似合っていたと思う。「いてまえ打線」が看板の豪快な近鉄野球は大味との批判も浴びたが、勝ちっぷりは実に痛快だった。そのチームに、「三振か四球か」のトルネード投法が溶け合っていた◆一昨日、野茂投手が現役引退を表明した。この春、ニュース番組で見た彼は、ひじのけがのためトルネードではなくセットポジションで投げていた。そして戦力外通告。引退に際して「まだやりたい気持ちが強いが、けじめをつけたい」とのコメントが流れた◆無口、頑固、愚直で泥くさい。およそ現代のヒーロー像からかけ離れた個性だが、むしろファンは、そこに本物のヒーローを見た。大リーグ挑戦も、球団を転々として野球を続ける姿勢も、私財を投じて野球クラブをつくる姿も、自分の気持ちに正直で、そこがかっこいい◆彼の「NOMOベースボールクラブ」の練習拠点は堺市にある。工場に囲まれたグラウンドに夜、球音が響く。藤井寺と堺。大阪南部の濃い空気が生んだヒーローの「野球」は、これからも続くようだ。一緒に夢を楽しみたい。


正平調 神戸新聞 2008年7月19日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-19 01:01 | 正平調
動物が原告に名を連ねる「自然の権利」訴訟・・・ 春秋 八葉蓮華
動物が原告に名を連ねる「自然の権利」訴訟・・ 春秋 八葉蓮華
「1羽の鳥のことから語り始めたい」。原告のそんな訴えで始まった裁判があった。30年以上前のことだ。「環境権」という言葉をそのとき初めて知った。▼作家の松下竜一さん(大分県中津市、2004年没)らが起こした「豊前環境権裁判」だ。日本弁護士連合会が提唱した環境権を生活者の視点から掲げ、弁護士もつけずに闘った。裁判は負けた。▼世紀が替わって環境権は広く知られる権利となった。「健康で快適な生活を維持するに足る環境を享受する権利」。松下さんたちはそう主張していた。同様の表現で憲法に環境権が盛り込まれる日が来るかもしれない。▼時代を先取りした光景は時に法廷で現れる。「1羽の鳥の…」からおよそ四半世紀を経た1995年、アマミノクロウサギを「原告」とする開発反対の裁判(鹿児島)が起こされたとき、時代はページをひとつ新たにした。▼動物が原告に名を連ねる「自然の権利」訴訟は各地で続く。オオヒシクイ(茨城)、ムツゴロウ(長崎)、オオタカ(東京)…。野生動物たちと享受し合えてこその環境権、と考える人が増えつつあることが読み取れる。▼数日前に判決が出た「ウミガメ訴訟」(鹿児島)を含め原告勝訴はまだない。原告の資格がないとして却下された例もあった、と知れば、自然環境で裁判所が「市民感覚」に追いつくのはいつの日かと思う。この種の裁判にこそ裁判員制度を、と思ったりもする。

春秋 西日本新聞 2008年7月18日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-18 01:01 | 春秋
時が滲む朝・・・ 天風録 八葉蓮華
時が滲む朝・・・ 天風録 八葉蓮華
日本に住む伯父からの手紙に家族のカラー写真が添えられていた。「服がとてもきれい」。中国東北部、ハルビンの女子中学生、楊逸(ヤンイー)さんの胸はときめいた。夢は大学生の時にかなう。親類を頼って一九八七年、日本に留学する▲「人間が人間を食べるような資本主義社会」と中国では教わっていた。確かにバブルに沸く日本で、目に余る地上げもされていた。しかしそれ以上に自由と豊かさに目をみはる。だからこそ二年後、一時帰国した時に起きた天安門事件はショックだった▲挫折感が尾を引いた。あまつさえ離婚も体験する。中国語講師として働きながら「国とは」「生きるとは」との疑問が、ずっと心の底から離れなかった。それを年月をかけて昇華し、日本語で小説にしたのが「時が滲(にじ)む朝」。芥川賞に選ばれた▲「もう民主化を騒ぐ時代ではなくなったのよ。私だって中国のオリンピックの支持者だもの」。こんなせりふも出てくる。現実に合わせて妥協するかどうか。天安門後の激動の時代についていく人、いけない人の心のあやに光が当てられる▲二十三歳から習い始めた日本語。この言葉で書くことを「泳げないけど泳いでみる楽しみ」と感じるという。あえてうまくは泳げない水着を選んで試みる。それが楊さん流なのだろう。

天風録 中国新聞 2008年7月17日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-17 01:01 | 天風録
「偽物」が生まれて傷つくのは、いつも「本物」である。 中日春秋 八葉蓮華
「偽物」が生まれて傷つくのは、いつも「本物」である。 中日春秋 八葉蓮華
<わたしを束ねないで/あらせいとうの花のように>。紫羅(あらせ)欄花(いとう)とはストックの和名。よく知られた詩人新川和江さんの代表詩『わたしを束ねないで』の冒頭だ▼考えてみれば、われわれは「最近の若者」をはじめ、よくよく束ねることが好きである。実は「世間のおじさんたちときたら」などと折々束ねられてもいるわけで、そう思えば、この詩句の静かだが、断固たる意思表示にうなずく人も多かろう▼中でも迷惑なのは、一部の不心得者が何かよろしくないことをした時である。その所属集団にある他の者まで十把ひとからげに見られてしまう。最近では、ウナギがそんなケースかもしれない▼産地偽装が相次いで、売り上げが急減しているのだという。ひと握りの不届きな業者のために、ウナギ全体に消費者の疑いの目が向けられてしまったようだ。まじめに商売している人たちこそ<束ねないで>と訴えたい心持ちに違いない▼きのう、愛知県の自動車販売会社の社長ら三人が逮捕された脱税事件でも、そのことが気にかかる。社長らは、客に売る乗用車を税が減免される福祉車両(8ナンバー)に改造、自動車登録後に元に戻す偽装を行っていたという。本当に体の不自由な人が使う8ナンバーまで妙な目で見られかねず、当事者は不愉快だろう▼業腹だが、「偽物」が生まれて傷つくのは、いつも「本物」である。

中日春秋 2008年7月16日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-16 01:02 | 筆洗/中日春秋
社会全体を襲う大津波・・・ 筆洗 八葉蓮華
社会全体を襲う大津波・・・ 筆洗 八葉蓮華
日陰に身を寄せないと、ふらついてしまいそうだった。寝苦しい夜が続いていることも影響している。空高く伸びる雲まで、暑さを誇っているように見えた▼会場を埋め尽くした約三千六百人にとっては、さほどではなかったのかもしれない。普段の鍛え方が違う。数メートル先では褐色の肌に深いしわを刻んだ年配の男性が、背筋を伸ばして舞台を見つめていた。ひと言も聞き逃すまいと思っているのだろう▼きのう、東京・日比谷野外音楽堂で開催された全国漁民大会でのひとこまである。全国で一斉休漁に踏み切り、漁業が存亡の危機にあることを訴えるために集まった▼舞台では多くの政治家が席を連ねている。自民党の幹部が「実効性、即効性のある策をすべて出す」と声を張り上げた。割れんばかりの拍手。本当にそんな策があるのだろうか▼会場の外に出ると、黒塗りの車が数十台、待機していた。エンジンをかけたままの車が少なくない。政治家は大会が終われば、冷房の効いた車に乗り込むことができる。デモ行進を行う漁師の気持ちが本当に分かるのかと、思わないでもない▼海に囲まれている国で、漁師が海に出たくても出られないなど、切な過ぎる。長年地道にやってきたのになぜこんな目に、と嘆いている人の姿が思い浮かぶ。漁師だけではない。原油高騰は今や社会全体を襲う大津波と化している。

筆洗 ,   2008年7月16日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-16 01:01 | 筆洗/中日春秋
「これから食えなくなる魚」  河北春秋 八葉蓮華
「これから食えなくなる魚」  河北春秋 八葉蓮華
「マグロを安く食べたいなどナンセンス」。陸前高田市出身の元水産庁漁場資源課長小松正之さんが『これから食えなくなる魚』で書いている▼主要漁業団体がきょう全魚種で一斉休漁するのに続き、「日本かつお・まぐろ漁業協同組合」が8月から2年間、間引き操業する。燃料価格が高騰、マグロ資源も細り続けているのだから「安く食べたい」はどだい、無理な話か ▼近所のスーパー。厳しい漁獲規制が敷かれているクロマグロ(ホンマグロ)、ミナミマグロは最近とんと見掛けない。低価格で庶民のマグロ志向に応えてきたのは、メバチやキハダ。間引き操業で、これも値上がりする可能性がある▼そんな中、新たな「救世主」として注目を浴びているのがビンナガ。胸ビレが長く「トンボ」とも呼ばれる。気仙沼港では6月、前年比1.7倍の7900トンもの水揚げがあった ▼身が白く、従来は主に缶詰の原料に。だが、キハダの半値程度という値ごろ感は今節、捨て難い。脂の乗りがいいものは「ビントロ」の名で、回転ずしでおなじみ。刺し身でもいける▼なぜ豊漁なのだろう。「暖水塊が居座っているから。温暖化の影響かも」と指摘する漁業関係者もいる。乱獲―豊漁貧乏―資源減少という負の連鎖だけは避けたい。それにしても、魚のありがたみが身に染みる夏。

河北春秋 7月15日 河北新報

八葉蓮華 hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-15 01:01 | 河北春秋
「開拓使麦酒醸造所からの札幌麦酒・・・」 卓上四季 八葉蓮華
明治後半のある時期、東京あたりでビールと言えば、日本麦酒(ビール)(当時)の製品に決まっていたという。競争が激化したのは日露戦争の前後だ。費用を惜しまず広告を出したのが札幌麦酒だった(大川次郎「ビール王・馬越(まごし)恭平」)▼夏目漱石がこのころ書いた小説「野分(のわき)」に、それを思わせる場面がある。「札幌麦酒の広告」が、日比谷公園にある西洋料理店に登場するのだ。ちょうど東京で目に付きだした時期だったのかもしれない▼ビール業界は今も激しいシェア争いが続く。今年の前半は、サッポロがサントリーに抜かれ、全国規模の社で最下位となった。サントリーの浮上は、四十五年前にビール事業に参入して初めてだ▼ビール業界は北海道と縁が深い。アサヒは札幌・白石に、キリンは千歳に工場を持つ。大手でもサッポロばかりが道産のビールではない。それでも開拓使麦酒醸造所からの歴史があるから、心配するファンも少なくないだろう▼サントリーは、原材料高による値上げを九月まで先送りした。安さでシェアを伸ばす。近所の酒屋さんを見たら、第三のビール(三百五十ミリリットル缶)六本で六百六十八円、サッポロの七百四十六円と七十八円の差があった。気になる幅である▼物価の上昇に悩む昨今、まずは生活防衛が第一だ。週末、家でビールを飲むのもいささか肩身が狭い。節約、節約。ストレスで酒量が増えそうだ。

卓上四季(7月13日) 北海道新聞

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-13 01:01 | 卓上四季
「なだしお」の教訓が生かされない・・・  滴一滴 八葉蓮華
海上自衛隊の潜水艦「なだしお」と釣り船「第一富士丸」が東京湾で衝突した事故から二十年。亡くなった第一富士丸の乗客ら三十人の慰霊祭が、先日、神奈川県横須賀市の海自観音崎警備所で行われた。 一九九一年に慰霊碑が建立されて以来、遺族会が毎年事故が起きた七月二十三日を前に行っている。事故現場を望んで立つ碑に遺族や自衛官が花をささげ犠牲者の冥福を祈った。 この事故で四十六歳で亡くなった岡山市出身男性の葬儀を取材した日が思い出される。葬儀は都内の自宅で営まれた。事故がなければ、釣果に楽しい会話が弾んだことだろう。読経が流れる中、力なく遺影を見詰める妻子の姿が痛々しかった。 岡山の実家から駆け付けた父親は、参列者に向かい「悲しい最期で思い切れません」と悔しさをにじませた。そして整列した白い制服姿の自衛官らに「二度と繰り返さないことが故人が浮かばれるせめてもの道」と涙ながらに訴えた。 「なだしお」事故では安全運航の欠如、通報の遅れ、情報隠しなどが判明した。二十年目の今年、海自のイージス艦が漁船と衝突事故を起こし、漁船の父子が犠牲になった。「なだしお」の教訓が生かされない。 海自は、ことあるごとに再発防止や意識改革を誓ったのに。悲しみの繰り返しが腹立たしい。

滴一滴 山陽新聞 2008年7月12日

八葉蓮華、Hachiyorenge
[PR]
by hachiyorenge | 2008-07-12 01:01 | 滴一滴