髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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「生きている限り生き抜きたい」・・・ 天風録 八葉蓮華
「生きている限り生き抜きたい」・・・ 天風録 八葉蓮華
気負いがない、それでいて枯れてもいない。そんな語り口が印象に残った。日本最高齢の映画監督である新藤兼人さん(96)が、講演会で新作を語った。映画一筋に七十年余り。監督作品は四十七本目である▲自らのテーマを、ただ一つ「人間」であった、と近著に記している。三原沖の小島が舞台の「裸の島」では、自然と格闘する人間の営みを愚直に追った。新作のタイトルは「石内尋常高等小学校 花は散れども」。古里の風土を背景に、教師一筋の恩師の生きざまを描いている▲スクリーン上の石内村(現広島市佐伯区)の山川は、すべてを包み込むように温かい。地元の小学生が演じる子どもたちの広島弁の響きがのびやかなこと。そして、同級生の女性と再会して燃え上がる恋心▲不可思議でとらえにくい存在でもある人間に対する、限りない探求心と愛情。それが制作の原動力だとすれば、その力を育ててくれたのはやはり古里ではなかろうか。「広島で育ったことを誇りに思う」。講演で何度も口にした▲車いすで臨んだ昨秋のロケ。カメラ隣に陣取ると、背筋が自然に伸びたという。新作は来月下旬に劇場公開予定。「これがうまくいけば、また次が撮れる」と欲を出す。好きな言葉「生きている限り生き抜きたい」を地で行っている。

天風録 中国新聞 2008年8月31日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-31 15:20 | 天風録
「恐怖を感じる」豪雨・・・ 筆洗 中日春秋 八葉蓮華
「恐怖を感じる」豪雨・・・ 筆洗 中日春秋 八葉蓮華
ひどい雨を表現する言葉は、いくつもある。だが、すぐ思いつくような比喩(ひゆ)では、とても追いつかない雨だった▼気象庁の「雨の強さ」の定義に従えば、一時間雨量三〇-五〇ミリ未満で、人の受けるイメージは「バケツをひっくり返したよう」になる。さらに強い、五〇-八〇ミリ未満ならば「滝のよう」に。だが、きのう未明、愛知県岡崎市で記録されたのは一時間に一五〇ミリに達しようかという途方もない雨である▼東海や関東地方を襲った豪雨。各地に記録的な大雨をもたらし、関東では土砂崩落による電車の脱線や家屋倒壊などが発生。東海三県では、広い範囲で浸水など大きな被害が出た。岡崎市では水没した家で逃げ遅れたとみられる七十六歳の女性の遺体がみつかった▼気象庁の定義だと、時間八〇ミリ以上の雨に人は「恐怖を感じる」という。だが、さらに大きな恐怖は、それが川や水路に流れ込み、水が猛(たけ)り狂うことだ。迫る濁流から逃げ惑う恐怖こそ、いかばかりか。痛ましい悲劇というほかない▼英語には強く降る雨を「cats and dogs(猫と犬)」で表現する仕方があるが、ラテン語で「経験に反する」という意の「cata doxas」が起源だとする説もあるようだ。まさに、岡崎市の雨はそれだったろう▼きょうもまだ、広い範囲で大雨の恐れがあるという。用心の上にも用心したい。

筆洗 ,  中日春秋 2008年8月30日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-30 16:48 | 筆洗/中日春秋
平和は水と緑によって取り戻せる・・・  河北春秋 八葉蓮華
平和は水と緑によって取り戻せる・・・  河北春秋 八葉蓮華
最悪の結末を迎えてしまった。アフガニスタンで武装グループに拉致された非政府組織(NGO)ペシャワール会の伊藤和也さんが、遺体で見つかった▼同会は20年以上にわたって、アフガンなどで支援活動を続けてきた。内容は医療だけではない。もう一つの大きな柱が現地に井戸を掘る事業。大干ばつに見舞われた村々で水源を確保し、農業の再建を助けてきた ▼伊藤さんも5年前から、ボランティアとして井戸や用水路の掘削、農業指導に尽くしてきた1人だ。両親に「困っている国で農業を指導したい」と言い残してアフガン入りしたという▼「平和は水と緑によって取り戻せる」。昨年、会の代表を務める中村哲医師が仙台で講演した際に言っていた。ただ、気になる発言もあった。「砂漠化が進み、戦乱も激しく、事態は悪化する一方だ」 ▼海も地下水も川も地球のすべての水はつながっている、地球にあるのはたった一つの井戸。だから汚してはいけない、争ってもいけない。たまたま手にした新刊絵本『水はめぐる』(汐文社)にそうあった▼伊藤さんの活動も地球の水が一つにつながっていると信じなければできない仕事だった。地元民の多くが活動を理解していたこと、伊藤さんの捜索に数百人が当たってくれたこと。それがせめてもの救いか。

河北春秋 8月28日 河北新報

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-29 16:04 | 河北春秋
「へなまずるい」・・・ 卓上四季 八葉蓮華
「へなまずるい」・・・ 卓上四季 八葉蓮華
聞き間違いではない。北京五輪百メートル平泳ぎで勝った北島康介は確かに「なんも言えない」と言っていた。テレビの名場面特集で確認すると、絞り出した震え声が感動的だった▼したけどあれ、北海道弁でないんだわ。方言使う理由、なんもないっしょ。たいした期待されて重荷だったっけ、世界新でしょや。心臓ばふらめいたから「なんにも」が思わず「なんも」と言わさったんでないかい?▼私がたも「なんも」は使わさる。普段の会話の中でばんきり言うよね。初めて聞いた人にも分かるんだから。分かんないのは「ごみなげる」「体こわい」「手袋はく」。内地の人、誤解してどってんこくから面白(おもし)いわ▼したけど政治家だら方言どころか日本語も怪しいもね。太田誠一農水相の「消費者がやかましい」発言を麻生太郎自民党幹事長が「西日本では詳しいという意味」と擁護した。方言に「やかましい」人かと思うっしょ▼でも野田聖子消費者相の「分かる日本語で」には「なんも」言えなかった。太田さんは事務所費の疑問を聞かれて「問題ない」と言うだけ。安倍晋三内閣での閣僚辞任や政治資金規正法には「やかましくない」んだね▼ほいで辞任意思の質問が「理解できない」んだと。分かる日本語でしょやね。説明不足だという声は政府与党にもあるべさ。だはんこいて逃げる姿勢を北海道では「へなまずるい」っちゅうんだよ。

卓上四季(8月28日) 北海道新聞

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-28 16:14 | 卓上四季
創作ダンス「井の蛙」・・・  滴一滴 八葉蓮華
創作ダンス「井の蛙」・・・  滴一滴 八葉蓮華
三段の棚に設けられた六つの小さな空間。体を折り曲げて人一人がどうにか入れる狭さの中で、ダンサーたちが巧みに体を動かし熱演する。 先に神戸市で開かれた「全日本高校・大学ダンスフェスティバル」で岡山大モダンダンス部が、見事最高の文部科学大臣賞を射止めた。様子を紹介するテレビ映像を見て、思わず引き込まれてしまった。 テーマは「井の蛙(かわず)」。狭い世界から出ようともがく様子をテンポの良い動きで表現していく。苦悩する姿は若者自身の心理か、あるいは閉塞(へいそく)感漂う大人社会の象徴かと想像が広がる。 部員数は、わずか六人という。多人数のスケールの大きさで主張をアピールする出場校が多い中で、不利を逆手にとった。小さな空間に凝縮された迫力ある演技と、鮮やかな発想の転換が見る人の心をとらえ審査員から絶賛された。 創作ダンスといえば、難解でとっつきにくいものと思っていた。しかし、各校とも詩や社会問題、人生などを題材にして、自分たちでストーリーや表現方法を考えている。若者たちの視点が興味深い。 地元の学生たちの快挙が創作ダンスを身近に感じさせ、楽しみを引き出してくれた。他にも知らないうちに遠い存在と思い込んでいるものは多かろう。先入観という井戸から一つでも多く魅力を見つけたい。

滴一滴 山陽新聞 2008年8月27日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-27 16:43 | 滴一滴
科学する心を、ぜひ海から広げて・・・  凡語 八葉蓮華
科学する心を、ぜひ海から広げて・・・  凡語 八葉蓮華
夏休みも終盤。自由研究を仕上げに「海の相談室」を訪ねてみてはどうだろう。「海図はどうみる」「京都の島の数は」。いろいろな質問に答えてくれる▼福井県から島根県の海岸線約二千キロの海を守る「第八管区海上保安本部」(舞鶴市)の海洋情報部が担当だ。八管は、海難救助や不法投棄・密輸密航の監視、航行支援などが仕事。情報部は日々の調査で最新の海図や沿岸データを作り、提供する▼相談室には普段、海で仕事する人やレジャー客が訪れる。しかしこの時期、鈴木孝志専門官(52)が特に待つのは子どもたちだ。昨年からは宿題支援も掲げた▼潮の流れや海の色について聞く子がいる。一方で「何をしたら…」という子も多く、工作や海水の特性を知る実験も準備した。小学生がやって来た。「海で自分の位置を知る六分儀を作ってみよう」。周囲の職員も巻き込んで、一時間後、やっと完成した▼小中学生の時から海への安全意識を育てたい-が、相談室開放の第一の目的だが、鈴木さんにはもう一つある。「科学は海から進歩した。その心に触れてほしい」。例えば古来、海では星を測って位置を知った。GPSの登場までこの技術が航海を支え、命を守った▼人間は海を通して地球を知った。「科学する心を、ぜひ海から広げて」。汗かき笑顔で六分儀を携えた子どもを見送った。「また来てね」。相談室は舞鶴港湾合同庁舎にある。

凡語 京都新聞 2008年8月25


八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-26 16:17 | 凡語
「加油」(がんばれ)。・・・  大自在 八葉蓮華
「加油」(がんばれ)。・・・  大自在 八葉蓮華
車の中でオリンピックのマラソン中継を聞いたのは初めてだった。国際映像から日本勢の姿が早々と消えたことで半ば落胆、仕事優先に切り替え、カーラジオで聞いた。尾方剛選手が国家体育場に姿を現したのは日本育ちのケニアのワンジル選手が高速レースを制した後、6分以上もたってからだった▼アナウンサーの言葉や会場のざわめきに耳を澄ますラジオは想像力を養うのに格好の“道具”でもある。佐藤敦之選手がゴールしたのはそれからずっと後だ。地鳴りのような会場の大声援が聞こえる。「加油(ジャーヨー)」(がんばれ)。76位。最下位の佐藤選手への惜しみない応援がラジオを通して胸に響く▼思い出すのは、ロス五輪(1984年)女子マラソンのアンデルセン選手(スイス)の完走だ。熱中症で意識朦朧(もうろう)になったのだろう。競技場に入ってからふらつきながらも、なお走り抜く姿勢を示し、倒れるようにゴールした。会場を包んだ悲鳴は、称賛の大歓声に変わったことを覚えている▼「力を出せず残念だが、走り切れたのでよかった」(佐藤選手)。不本意な成績に内心忸怩(じくじ)たるものはあろう。途中棄権の選手が多い中での完走は、この日まで過酷な練習に耐えてきた選手の意地ではなかったか▼佐藤選手は早くも「次に向かって」と意欲を見せた。陸上3冠のボルト選手(ジャマイカ)は四川大地震で片足を失った子供たちを前に「彼らの笑顔を取り戻す手助けを」と語り、来年ジャマイカに被災した子供たちを招待するという▼北京の“宴”は終わった。喜び、悔しさがあり、出場を断念した無念もあった。さまざまな思いを胸にどう生きていくのか。宴の後の選手たちを見つめたい。

大自在 静岡新聞 2008年8月25日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-25 23:01 | 大自在
盛りだくさんのスポーツの話題・・・  正平調 八葉蓮華
盛りだくさんのスポーツの話題・・・  正平調 八葉蓮華
オリンピックに高校野球、首位を走る阪神タイガースと盛りだくさんのスポーツの話題に、暑い夏がますます熱く感じられる。ついでに、とスポーツを描いた小説を何冊か読みふけった◆「部活小説」と呼んだ方がいいだろうか。定番の野球だけでなく、いろんな競技に触れられて面白かった。箱根駅伝を舞台にした三浦しをんさんの「風が強く吹いている」はチームの人物が魅力的に描かれている。誉田哲也さんの「武士道シックスティーン」は剣道で、けいこや試合の描写が細かい。「メーン」のかけ声も、こう書かれると耳に響いてくるようである。「ンメアァァーツ」◆水泳の飛び込みや女子応援団をテーマにした作品は映画化されて話題を呼んだ。文化部も負けていない。長嶋有さんの「ぼくは落ち着きがない」の主人公は図書部員だ。高校生の文学談議は興味深く、スポーツ小説にないのんびりとした時間の流れがまた、心地よい◆当然のことながら「部活」は集団で繰り広げられる。小説では人に交わり、化学変化のようなものが体の中で、心の中で起きる様子をていねいに追いかける。なるほど、人は一人では生きていけない◆作家の古井由吉さんのエッセーに読書体験を書いた一文がある。「芥川龍之介の『或(あ)る阿呆(あほう)の一生』であったか。」と書き始め、小説の主人公が洋書店でボードレールの詩集を読みふけって漏らした一言に、思わず引き込まれた経験をつづる。「人生は一行のボードレールに如(し)かない」◆書き手のたくらみにはまり、人の生のはかなさを知る。また一冊、また一冊。手が伸びる。

正平調 神戸新聞 2008年8月22日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-24 15:29 | 正平調
「女鉄腕」魅力を世界に伝える・・・ 春秋 八葉蓮華
「女鉄腕」魅力を世界に伝える・・・ 春秋 八葉蓮華
19世紀末に開かれた近代オリンピック第1回アテネ大会の競技数は8つだった。陸上競技、水泳、レスリング、体操、フェンシング、射撃…▼第2回大会からはサッカー、ボートなどが、その後もバレーボールや柔道などが加わって21世紀に至る。北京五輪では28競技を数えた。野球とソフトボールは次回2012年のロンドンでは姿を消す▼16年以降の復活を目指して、競技としての魅力を世界に伝えるべく臨んだ日本チームは、ともに悲願としてきた金メダル争いで明暗を分けた。野球は決勝進出を韓国に阻まれ、ソフトボールは米国を破って頂点に立った▼ソフトボールは予選リーグと変則の決勝トーナメントで計3回、米国と対戦している。決勝戦で当たるまでは2戦2敗だった。一番大事な試合で勝利した。「三度目の正直」を思い起こした人もいるだろう▼オーストラリア戦を含め、最後は2日間で3試合を戦う酷な日程でもあった。3試合を1人で、しかも400球以上を投げ抜いた上野由岐子投手(26)は福岡市出身。かつてプロ野球界で鉄腕稲尾を送り出した九州は、こんどは「女鉄腕」を生んだ▼「守りは最大の攻撃」。自分に言い聞かせてきた言葉はそれだった。色紙にも書いた。普通は「攻撃は最大の防御」と言う。鉄腕上野は逆を行く。投げ抜く覚悟と守備陣への信頼が、そう言わせたのだろう。スポーツに限らず広く組織論として使える。

春秋 西日本新聞 2008年8月23日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-23 21:31 | 春秋
再び「招かれざる客」になったロシア・・・ 天風録 八葉蓮華
再び「招かれざる客」になったロシア・・・ 天風録 八葉蓮華
職業も年齢もさまざまな人たちが行き交う東京都心の駅。一匹の「珍客」が朝の風景を一変させた。おととい私鉄の渋谷駅に現れたサルである。三十人を超すお巡りさんが捕獲に乗り出し、やじ馬も加わって一時は大騒ぎになった▲八年前、三原や福山の市街地に出没したときも住民を驚かせた。まして渋谷。「予期せぬ客」だけに無理もなかろう。面白がって携帯電話のカメラを向ける人も多かった。敵もサルもの、追っ手を尻目に忍者のように姿をくらました▲海外に目をやると、土足で他人の家に入る「客」もいる。グルジアに居座っているロシア軍である。自治州をめぐる対立で、にらみ合っていたが、「勝手口」から母屋にまで上がり込んだ。国際社会の圧力で、ようやく引き揚げるようだ▲ちょうど四十年前の「プラハの春」の衝撃的な結末を思い出した人もいたのではないか。当時のソ連などがチェコスロバキアに軍事介入。全土を占領し、自由を求める人たちの思いを戦車で押しつぶした▲渋谷駅周辺の混乱は間もなく収まった。しかしグルジア周辺はキリスト教やイスラム教が混在し、民族の火薬庫とも呼ばれる。そう簡単にはいかないだろう。再び「招かれざる客」になったロシア。新たな冷戦という置き土産だけは願い下げだ。

天風録 中国新聞 2008年8月22日

八葉蓮華、Hachiyorenge
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by hachiyorenge | 2008-08-22 22:30 | 天風録