髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
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 「髻中宝珠の譬え(頂珠の譬え)」(安楽行品第十四) 創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge 創価仏壇
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クセが受けてるだけ、個性や力量であるかのようにみんなが錯覚・・・ 大自在 八葉蓮華
 亡くなった劇作家のつかこうへいさんが30代のころの話だろう。当時、とんでる女優で売り出し中のタレントが突然、マネジャーとともに劇団の事務所にやってきて、開口一番「舞台をやりたい」と言った

 つかさんはタレントが個性派などと相当持ち上げられていると見抜き、「それは個性とか芸じゃなく、単なるクセだ、クセが受けてるだけだ」とかましてやったそうだ「つかへい犯科帳」(角川文庫)

 そして「どう考えても中身が空っぽとしか思えない連中」のクセを、個性や力量であるかのようにみんなが錯覚しているとも書いた。そういう風潮が不思議でならなかったらしい。何から何まで羽振りのいい時代だったのだろう。しかし今の時代はどうか。テレビをつければ、つかさんの慨嘆が果たして過去の話と言えるのかどうか

 つかさんが欲しいのは日常的に変わっていたり、クセが強い役者ではない。ごく普通の人が舞台に立ったときにどう狂っていくのか、その過程をどう客に見せていくか見たいだけという。けいこで極限状態まで役者を追い込み、役者は追い詰められる中で自信をつかんでいった

 つかさんの代表作ともいえる「蒲田行進曲」は映画でしか見たことはないが、深作欣二監督の切れのいい演出に、つかさんの舞台劇らしいメリハリのきいたせりふやスピーディーな展開が見事に溶け合っていた

 団塊世代のつかさんは著書「娘に語る祖国」(光文社)で戦争の悲哀と滑稽さなど、在日韓国人2世としての思いをつづっている。「しばらくしたら娘に日本と韓国の間、対馬海峡あたりで散骨してもらおうと思っています」。残したコメントもいかにもつかさんらしい。

大自在 静岡新聞 2010年7月14日
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# by hachiyorenge | 2010-07-14 23:56 | 大自在
生中継の取りやめとダイジェスト放送、取組の様子がめまぐるしく変わり ・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 大相撲の仕切りはなくてもよいという意見がある。時間がかかり過ぎ、忙しい現代社会にそぐわないなどが理由のようだ

 NHKが大相撲の野球賭博問題で名古屋場所の生中継を取りやめた。代わりに11日の初日から取組終了後の午後6時台に総合テレビとBS2で、実況入りで収録した取組のダイジェスト版を放送している。仕切りを省き、勝負中心に伝える

 番組では取組の様子がめまぐるしく変わり、力士が次々に立ち上がって押し出したり投げ飛ばしたり。テレビ桟敷で見ていて、少し油断するともう勝負が決まっていた取組もあった。ひいき力士の勝ち名乗りの喜びに浸る間もない

 仕切りは、力士同士が立ち合いに向けて互いに神経を研ぎ澄まし、呼吸を合わせていく。仕切りを繰り返すうちに力士の気合は充実して顔が紅潮する。にらみ合いにも迫力がある。ダイジェスト版は物足りないと感じたが、多くの相撲ファンはどうだろう

 生中継の取りやめとダイジェスト放送は名古屋場所だけとされるが、テレビ桟敷からダイジェストだけで十分との声が高まれば生中継の復活は危うくなるかもしれない。大相撲の格式と伝統も崩れる

 もちろん、日本相撲協会が再生できなければダイジェスト放送さえ難しい。黒い霧が晴れない土俵は見たくない。

滴一滴 山陽新聞 2010年7月13日
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# by hachiyorenge | 2010-07-13 23:56 | 滴一滴
政治家の言葉が迷走し、衆参両院のねじれという構図・・・ 正平調 八葉蓮華
 菅直人首相や民主党には、きついお灸(きゅう)といえるだろう。参院選で、与党は過半数割れの敗北を喫した。政権交代から10カ月間の有権者の失望が強くにじみ出ている

 多くの人を納得させるには、物事を断言することだ。哲学者ニーチェはそう書いた。どんなに言葉を尽くしても、説得力がなければ人の心には届かない。それを証明するような結果だったともいえる

 一時は60%を超えた内閣支持率が1カ月で20ポイントも落ち込んだ。失速の原因は消費税をめぐる菅首相の言動とされる。自民党が掲げた「税率10%」を「参考にする」と発言した。財政の窮状を強調し、「良薬は口に苦し」と、あえて負担増を訴える戦術に出た。だが、言葉の一貫性に疑問を持たれた

 誠実に語ろうとしたのだろう。「改革の痛みに耐えて」と叫びながら選挙に勝った小泉純一郎元首相の例もある。ただ、格差拡大という深い痛みを招いたが、小泉氏の言葉は断言する強さがあった。そこが、発言の「ぶれ」を批判された菅首相との差ではないか

 「自分の意見の正当性をあれこれ論じれば、多くの人はかえって不信を抱く」とニーチェは説く。「税率をすぐ引き上げるとの誤解を与えた」。首相がそう釈明するたび、じわりと支持を減らした

 またも政治家の言葉が迷走し、後には衆参両院のねじれという構図が残った。日本の未来をどう描くか。きょうからは、前向きの議論を聞かせてほしい。

 正平調 神戸新聞 2010年7月12日
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# by hachiyorenge | 2010-07-12 23:36 | 正平調
観客の立場で面白がってばかりでは、ツケが自分に回ってくる・・・ 凡語 八葉蓮華
 終戦直後の学校では、「民主主義は楽しい」と教えていたようだ。1947年、当時の文部省が発行した中学1年の教科書「あたらしい憲法のはなし」は希望に満ちている

 「もうすぐみなさんも、おにいさんやおねえさんといっしょに、国のことを、自分できめてゆくことができるのです。みんながなかよく、じぶんの国のことをやっていくくらい、たのしいことはありません。これが民主主義というものです」と

 20歳になれば、兄や姉のように選挙で投票ができるから、いまのうちに「国を治めること」や憲法についてよく勉強しなさい、と教科書は教えている。中学生だった作家の故井上ひさしさんは、深い感銘を受けたそうだ

 教科書がつくられた同じ年に、第1回参院選が実施された。きょう投開票の参院選は数えて22回目となる。消費税増税や財政再建、社会保障など「国を治めること」を国民として考え選択する機会だ。六十数年前の中学生に負けてはいられない

 政治や選挙を冷笑的に眺める風潮が広がる昨今。戦後の中学生に託した「希望」をいま持ち出せば、笑われるだけかもしれない。しかし、観客の立場で面白がってばかりでは、ツケが自分に回ってくるのは間違いなしだ

 投票前に終戦後の中学・高校教科書を読んでみたい。「この一票をそまつにするようなことがあれば、国民は自分で主権者である地位を危うく」するとある。

凡語 京都新聞 2010年7月11日
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# by hachiyorenge | 2010-07-11 23:56 | 凡語
やじろべえのような微妙なバランス感覚がよくぶれる・・・ 日報抄 八葉蓮華
 降りそうで降らない梅雨空を眺めながら、2年前に訪ねた台湾を思い出した。台湾は雨が多いが、山が険しいため、すぐ海に流れ出してしまう。水が貴重なのだ

 南部の高雄に、沼地に水を引いて広げた半人造湖がある。工業用水や飲料水を供給しており、周辺の緑や花々が美しい。およそ半世紀前、蒋介石が「澄清湖」と命名した。湖畔に立つ「中興塔」に上り、権力の座にあった大陸へ思いをはせたという

 中国と台湾が自由貿易を目指す協定に調印した。蒋介石が内戦に敗れ、台湾に渡った1949年の中台分断以来初の、歴史的な経済協定だ。2008年の国民党・馬英九政権誕生を機に、中台関係は融和へシフトしたかに映る

 台湾を訪れたのは、総統選のさなかだった。台北で観光の仕事に携わる女性に会った。馬氏支持という。「馬氏が総統になれば、中国の観光客が増えるからですか」と理由を尋ねると、「いいえ、単純に馬さんが若くてハンサムだから」と答えた

 浮ついた人気は長く続かない。昨夏の台風被害での対応が遅れたことなどで、馬氏は支持率急落に悩んだ。中国に近づき経済上の成果を上げれば、2年後の総統選につなげられるとの読みが働いているのかもしれない

 馬氏は平和協定へ向けた中国との政治協議を進めることは否定した。ミサイル配備の問題がある。国内に「統一」への警戒感が強い。権力の座にある人物には、やじろべえのような微妙なバランス感覚が必要なのだろう。どこかの国みたいに発言がよくぶれるのは別次元の話だが。

日報抄 新潟日報 2010年7月10日
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# by hachiyorenge | 2010-07-10 23:33 | 日報抄
勝敗は時の運「タコ!」どんな展開が待つか分からない・・・ 大自在 八葉蓮華
髻中宝珠の八葉蓮華 {創価学会 仏壇}
大自在 静岡新聞 2010年7月9日


 占いなんて、と高をくくっている向きも多いだろうが、軟体動物のタコの予言が100%当たった。ドイツ・オーバーハウゼンの水族館にいる英国生まれのタコ「パウル」。サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会1次リーグからドイツの勝敗を占い、的中させてきた

 外電によると、タコ占いはまず、試合前に餌の入った二つの箱を置く。一つは母国の旗、もう一つには対戦国の旗を付ける。パウルがどちらの箱を選ぶかによって占う。準決勝はスペインの箱を選んでドイツ国民を戦々恐々とさせたが、予言通りドイツは敗れ去った

 W杯決勝や参院選の結果、大相撲名古屋場所開幕の模様など、ちまたの関心を引く大きな話題が12日の紙面を飾る。いずれも戦いだから、予想も関心を呼ぶだろう。しかし、W杯決勝のタコ占いはもうない。パウルはドイツの試合専門だから。今度はスペインかオランダに決勝の行方を占う動物が登場するかも知れない

 参院選はタコならぬ世論調査が勝敗を占う。比例区の投票動向と選挙区の議席獲得の可能性を示す結果に、各政党は右往左往している。しかし、こちらは傾向の推移を量るのみ。まだ一票の意思が事態を変える十分な余地がある

 大相撲では、あろうことか親方や力士がタコになった。野球賭博に夢中だったのは情けない。NHKの生中継なしという異常事態で迎える場所である。取組よりむしろ力士の表情や土俵周りの雰囲気が気になるが、関係者は仕切り直しで勝負のつもりか

 タコ占いを待つまでもなく勝敗は時の運。どんな展開が待つか分からない。フーテンの寅さんばりに「このタコ!」と口走りたくなるような、思わぬ事態も起こり得る。

大自在 静岡新聞 2010年7月9日
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# by hachiyorenge | 2010-07-09 23:56 | 大自在
支持獲得狙いが透ける割に政策体系全体が見えてこない・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 元気の出るニュースは、一見して分かる明るいニュースとは限らない。見かけは難しくても、読んでみれば気分が和らぐ記事もある

 4日付本紙で野村総合研究所主席研究員のリチャード・クー氏が、日本の財政をギリシャに重ねるのは誤りと述べていた。ギリシャは放漫財政が過ぎた。また、ギリシャと違い日本国債の買い手は国民である。だから一気にギリシャのようにはならないとの趣旨だ

 財政難をあおりすぎとのマスコミ批判も交え、大型投資減税などを提唱していた。そういえば「ギリシャでは時間通り出勤する公務員に特別手当」といった記事が以前あった

 クー氏と同じ日の紙面で、青山学院大教授の榊原英資氏も日本の家計には国と地方の借金残高を上回る金融資産がある点を挙げ、同様のことを論じていた。専門家に勇気づけられた

 といったところで各政党の参院選の訴えを見直した。再び気が滅入ってきた。民主、自民両党は消費増税論。ほかでは増税反対を訴える党が少なくないものの、支持獲得狙いが透ける割に政策体系全体が見えてこない

 一つくらい、過度の財政悲観論を排して説得力があり、将来展望が開ける経済戦略を打ち出す党があっていいと思える。選挙戦はもう終盤。果たして参院選後に期待できるだろうか。

滴一滴 山陽新聞 2010年7月8日
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# by hachiyorenge | 2010-07-08 23:56 | 滴一滴
「ファンの顔も三度」物言わぬ薄紙は汚点の証人、名が残ったままの番付が発表・・・ 凡語 八葉蓮華
 日本相撲の祖は「日本書紀」にさかのぼる。時の垂仁天皇が「天下我に敵なし」と豪語する大和の当麻蹶速(たいまのけはや)と出雲の野見宿彌(のみのすくね)を対戦させたのが始まりだ。結末がすさまじい。蹶速は最後あばらと腰の骨を踏み折られシぬ

 この話は相撲の起源を今に伝える。作家の半藤一利さんの説では、土地の悪霊を象徴する蹶速を遠来の神たる宿彌が倒すことで、豊作を祈る意味だという(「大相撲人間おもしろ画鑑」小学館)

 生きる営みを記憶する相撲はスポーツという枠では語り切れない。その世界から大関琴光喜関と大嶽親方が追放された。名が残ったままの番付が発表されたが、物言わぬ薄紙は汚点の証人となる

 来る名古屋場所は謹慎処分の幕内6人も欠き、取組は妙味に乏しい。NHKの中継も確定していない。その画面で昨日、ニキビ顔の若い力士が「頑張りたい」と語っていた。輝く瞳に希望も見る

 さて、大一番と言えばがっぷり四つ。背中を流れる幾筋もの汗が静かなシ闘を物語る。夏目漱石はそれを「互サツの和」と呼び、家長として世間と対峙(たいじ)する自身を重ねた。そんなふうに、相撲を友としてきた人生もあろう

 かつて幡瀬川という「相撲の神様」がいた。身長170センチ足らずだが、当時の横綱、大関で土をつけられない者はなく、しかも同じ相手に同じ手で負けたことはなかったと聞く。「ファンの顔も三度」。角界は幡瀬川に学んでほしい。

凡語 京都新聞 2010年7月6日
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# by hachiyorenge | 2010-07-06 23:56 | 凡語
各地の方言や風習、お国言葉、独特の語調や抑揚は音で再現CD化・・・ 日報抄 八葉蓮華
 「雪ん中ようきてくんなったねえ」「玄関先ではなんだわ、上がっていきない」。柔らかな高田言葉が流れるCDを聴いた

 「おまんた えますぐ使えるえっちょまえの上越弁」とちょっとなまったタイトルが付いている。上越市の有沢製作所相談役有沢栄一さんが企画・制作した。お正月や朝市、酒場から家族の日常まで、さまざまな場面を想定した会話に優しさとおかしみが漂う

 方言が生活から消えつつあることに有沢さんは寂しさを覚えるという。「話す人がいなくなったら、独特の語調や抑揚は音で残さない限り再現することはできません」。そこでCD化を思い立った。要望があれば直江津言葉版の制作も考えたいというから頼もしい

 各地の方言や風習を扱った人気のテレビ番組がある。お国言葉で売り上げを伸ばす山形新幹線のカリスマ販売員も有名だ。旅先などで方言が妙に心地よく響くのは、その土地の歴史や風土、人情が感じられるからだろう

 上越弁のCDには日本国憲法前文の高田言葉訳も収録されている。語り掛けるのは有沢さん本人だ。「ねえ、おまんた。日本国民はさあ、ずーっと平和続かんもんかと、ふんとに思ってたんだわね」。穏やかな口調が心にすっと入る。ほんとにそうだよね、と参院選中盤にしみじみ思う

 街角には選挙カーが行き交う。候補者はその土地の言葉で政策を語ってみたらどうだろう。方言は取り澄ましてはしゃべれない。各党の公約も「ねえ、おまんた」で始まれば、信用できるのかどうか、見極めやすくなるかもしれない。

日報抄 新潟日報 2010年7月5日
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# by hachiyorenge | 2010-07-05 23:56 | 日報抄
バラバラになった個人や地域をつなぎ合う「結び直し」たい課題は尽きない・・・ 大自在 八葉蓮華
 暦はそれこそいちもくさん、今年も半分を過ぎた。季語にも半夏雨[はんげあめ]があるようにこの時期は大雨ももたらして、物忌[ものい]みからタコや焼きサバを食す地方もある。大切な参院選もW杯の歓喜がすっぽり包み込んでしまっているが、哲学者内山節さんが本紙に寄せた一文はあらためて一票の重みを突き付ける

 都市と山村の生活を往来しながら人間と社会の関係を追究する内山さんは「一方には追いつめられていく個人の姿があり、他方には結ばれた社会の創造をめざす人々の姿がある。それが今日の私たちの社会の光景であり、その中で選挙が行われる」と語り掛ける

 安定した就職先を失った若者たち、子育ても大変で、介護にも追われる現実、途方に暮れる中小企業、持続性を失った農村社会…不安な暮らしを強いられる中でバラバラになった個人や地域をつなぎ合う「結び直し」を提示する

 消費税論争も党勢拡大からのつつき合いだ。市民生活にのっとれば国と地方、また自然と人間、高齢者と若い世代、さらに福祉と地域社会、企業と従業員の関係…結び直したい課題は尽きないだけに、内山さんの問い掛けは力強い

 多様化一途の社会では確かに「さまざまな人々の自発的な動きと政治の改革が相互補完的な連携を遂げなければ、結び合う無事な社会は生まれない」。だからこそ今回の選挙は重く「その重さに負けない強さが私たちに求められている」

 生きやすい社会、安全で暮らしやすい社会、一家の和楽が安心して得られる社会をどのように構築していったらよいのか。今を生きる私たち一人一人の命題であり、立候補者それぞれの声に耳を澄まし、将来を託すにふさわしい答案を見付けたい。

大自在 静岡新聞 2010年7月4日
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# by hachiyorenge | 2010-07-04 23:56 | 大自在
夏休み、プール・お祭り・盆踊り、さまざまな体験をするチャンス・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 巨大なゾウは、繊細で賢い動物だ。もちろん子どもたちのペットにはならないが、1日だけなら飼うことができる。そんな試みが10日に行われる

 岡山操車場跡地ひろば(岡山市北区北長瀬表町)で開催中の「ライガーミラクルイリュージョン 木下大サーカス岡山公演」でのゾウの飼育体験だ。参加者は1人で、小学4年~中学3年(身長130センチ以上)の子どもを募っている

 開演前の早朝から調教師と一緒に体を洗ったり、果物を食べさせたり。感動的なステージと同様、忘れられない体験になるだろう

 子どもたちが待つ夏休みが近い。ベネッセコーポレーションの教育研究開発センターが保護者に行った「小学生の夏休み調査」によると、夏休みの体験として多いのはプール(78・8%)に次ぎ、お祭り・盆踊り(71・0%)などのイベント・行事が挙がった

 興味深いのは、体験数が多いほど親の目に「子どもが夏休みを楽しんでいた」と映っていることだ。魚釣りや山登りなど19項目中、8項目以上の体験者の親の約半数(45・2%)が「とてもそう思う」と答えている

 夏休みは、さまざまな体験をするチャンスだ。もっとも先の調査では、宿題を「最後にまとめてやった」子どもが10%いた。規則正しく計画的な生活も、夏休みの課題だ。

滴一滴 山陽新聞 2010年7月3日
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# by hachiyorenge | 2010-07-03 23:56 | 滴一滴
そびえ立つ「鉄人28号」地元の商店主らが知恵を絞って地域おこしを仕掛ける・・・ 正平調 八葉蓮華
 「人情というものは、いまでいう連帯感のことなのである」。東京・浅草生まれの作家池波正太郎の短文に、そんなくだりが出てくる

 タイトルは「東京の下町」。市井を愛した作家の下町考があふれる一文だ。「人びとは、よほどの用事がないかぎり、自分の住み暮らす町からめったに出て行かなかった」。買い物は地元商店街ですます。お金が町の中をぐるぐる回り、互いの暮らしを支える。一種の循環社会だ

 神戸の下町に育ったせいか、人のにぎわいの中にいると安堵(あんど)感を覚える。下町の中心にあるのは、何と言っても商店街だろう。通りに面していろんな商品が並んでいるのを眺めていると、ワクワクしてくる。つい財布のひもも緩くなる

 「新鮮な八百屋があった。魚屋があった。花屋があった」。そうつづりながら、下町を散策するのは作家の梶井基次郎だ。「眼(め)は眼で楽しんだ。耳は耳で楽しんだ」。こんな表現に出合ったら最後、たまらなく町に出かけたくなる

 ぐるっと見渡して、元気がいい下町といえば神戸の長田だろうか。そびえ立つ「鉄人28号」を核に、地元の商店主らが知恵を絞って地域おこしを仕掛ける。昨日発表された路線価でも健闘ぶりがうかがえた

 阪神・淡路大震災の被害が大きかったがようやく人口も戻ってきた。商店街にお金がぐるぐる回って、人々の気持ちもぐるぐる回って。その先に、連帯感に包まれた町の光景が見える。

 正平調 神戸新聞 2010年7月2日
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# by hachiyorenge | 2010-07-02 23:56 | 正平調
チーム一丸となってよく耐え、サムライブルーのW杯は終わった・・・ 凡語 八葉蓮華
 ギリシャ神話に登場するニケは勝利の女神。翼を持つ彼女は天空から戦況を眺め、主君ゼウスが勝たせようと思っている側に舞い降りるとか。きのうの未明、恐らく彼女も大いに迷ったのだろう

 サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の決勝トーナメント。「歴史を塗り替えたい」と日本は初の8強入りを狙った。シ闘120分間を戦い抜いた末のPK戦で、相手側のゴールが決まり、惜しくも涙をのんだ

 その瞬間、祈る思いでテレビ中継にくぎ付けのファンはどんなに落胆したか。対パラグアイ戦の平均視聴率は関東57・3%、関西54・1%(ビデオリサーチ調べ)を記録し、この一戦をいかに多くの国民がはらはらしつつ見守ったかを物語る

 Jリーグが発足した1993年、初のW杯出場を目指すも敗退した「ドーハの悲劇」、ようやく4年後に念願を果たした「ジョホールバルの歓喜」-幾多の名勝負が日本サッカー史に刻まれてきた。プレトリアでの決戦も、長く記憶に残るだろう

 大胆にも目標に「ベスト4」を掲げた岡田ジャパンは、世界ランク45位。敗れたとはいえ、チーム一丸となってよく耐え、機をみて攻めた。戦うごとに自信を深めた。これほど健闘するとは、うれしい誤算といえよう

 サムライブルーのW杯は終わった。たくさんの感動をありがとう。きっと次のブラジル大会では女神ニケが祝福に降臨するに違いない。

凡語 京都新聞 2010年7月1日
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# by hachiyorenge | 2010-07-01 23:56 | 凡語
「第五福竜丸」 太平洋のビキニ環礁付近で水爆実験に遭遇し・・・ 大自在 八葉蓮華
 世界遺産「紀伊山地霊場と参詣道」は、神道、修験道、真言密教の3霊場と深い森が混然となった神秘的な魅力に満ちている。日本書紀によれば、神話のイザナミノミコトを葬ったのもここ熊野。熊野は大昔から霊のこもる場として知られ、やがて聖地と仰がれるようになった

 山だけでなく海にもかかわりの深い熊野信仰がある。観世音菩薩の補陀落[ふだらく]浄土にあこがれ、信心深い人々が単身海を渡ろうと熊野灘に小舟で乗り出す「補陀落渡海」が伝えられている

 第五福竜丸はこの熊野に縁がある数奇な運命の船である。もともと熊野のマツ材を使い和歌山県内で遠洋カツオ漁船として造られた。神奈川県三崎港所属船として4年間働いた後、清水港で遠洋マグロ漁船に改造されて焼津港所属となった

 1954年3月1日、太平洋のビキニ環礁付近で米国の水爆実験に遭遇して被ばくし、歴史に名を残すことになる。船が持ち帰った放射性降下物は極秘だった新型核兵器の存在を暴露した。当時の政府は機密保持のために船を買い上げ、やがて東京水産大の練習船に改装して船名も変えた

 11年後に払い下げを受けた解体業者は、船体を東京湾のごみ処理場に放置して部品を売却した。エンジンは三重県の貨物船が搭載したが、翌年、熊野灘で沈没した。熊野に生まれ心臓部が熊野に帰る。「熊野信仰をほうふつとさせる」とエンジンを引き揚げた地元の人が話していた

 明日は核兵器廃絶を願う焼津市の「第五福竜丸事件6・30市民集会」だ。船体保存で事件を伝え平和を訴えてきた東京都立第五福竜丸展示館に第1回焼津平和賞を贈る。深く重い史実を背負った船を、あらためて心に刻んでほしい。

大自在 静岡新聞 2010年6月29日
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# by hachiyorenge | 2010-06-29 23:56 | 大自在
情報公開の強化など「透明性」は時代のキーワード・・・ 滴一滴 八葉蓮華
 梅雨の選挙戦には傘が欠かせない。選挙用の傘があると聞いて、東京・浅草にほど近い雨具問屋を訪ねた。ビニール傘ではあるが、1本4830円で高性能だ

 街頭演説を行う候補者に差しかけるため、半径65センチと大きめ。骨にグラスファイバーを使い、丈夫で軽い。風で吹き飛ばない工夫をし、強風にも耐える。何よりも有権者から見やすいよう、ビニールの透明度が高いのが特長だ

 選挙戦を政策本位にするため、各党がマニフェスト(政権公約)を出すことが定着してきたが、透明度はどうだろう。東京都内で開かれた民主、自民両党の参院選マニフェストに対する検証大会では、民間シンクタンクなどから酷評が相次いだ

 「前回の衆院選から、どこをどう修正したのかあいまい」「政策の羅列で、体系的でない」など。大会後、経済同友会の桜井正光代表幹事は「国民に対し、かなり分かりにくくなった」と語った。有権者が政策を見通すのは容易ではない

 内閣府の「行政透明化検討チーム」。蓮舫行政刷新担当相を座長に、有識者を含めて行政の情報公開の強化などを議論している。先日の会合で、「透明性」という言葉を法改正の理念に盛り込む方向で合意した

 「透明性」は時代のキーワードだ。選挙を戦う各党にも競ってもらわねばならない。

滴一滴 山陽新聞 2010年6月28日
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# by hachiyorenge | 2010-06-28 23:56 | 滴一滴